募集板の246様へ
『 __そうだなァ、それじゃあ___誰でも良いから…いや、女の子供の教徒を殺してこい 』
「 …解った、君が云うのならそうするよ 」
____12月25日未明、北欧のキリスト教会にて殺人事件が発生。犯人は教会の司教と見られます。尚、最近多発の猟奇殺人事件の犯人と共犯と見られ、犯人二人は現在も逃走中です。
『 ははははは____ッ、まさか本当に殺ってくるとはなァ__お前、最高だよ。 気に入った 』
「 そうか、君の云う通りにした甲斐があったな 」
『 これから、俺達二人で一生逃避行だ。 絶対に逃げたりするんじゃァねェぞ 』
「 ああ、勿論。 」
___1月30日午後2時、市内の公衆トイレにて女性ひとりが殺害されました。 犯人は前回の二人と見られています。 尚、未だ二人は逃走中です。
「 " 逃げるな " なんて言ったのは君の方だろう、こんな女と何て__君は僕だけ見てれば良いんだよ…ッ 」
『 …ッは、 ははは…ッ お前、意外と積極的なんだなァ… 嗚呼、 愛してる__ 』
「 僕達で一生逃げ回るんだ、いや__死んでも一緒に地獄へ堕ちよう、 " 逃げるんじゃないよ " 」
『 __ああ、勿論。 』
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あの血塗れの教会から始まった僕達の逃避行は、死ぬ迄続く。
※
と或る雪の降る日の夜、何時も通り教会に訪れた神父さんは、ちょうど教徒を殺めている最中の殺人鬼さんに出会してしまいました。口封じの為に、と殺され掛けた神父さんですが、そんな殺人鬼さんに一目惚れしてしまい寧ろ殺されることを願います。そんな変わった神父さんに惹かれた殺人鬼さんは神父さんを試し、自分の逃避行の相棒として仲間に加えましたが__それは、一生引き離すことの出来ないどろどろの関係の始まりだったのでした。
( /ストーリーを大まかに考えてみました。ここは変えたい、加えたい、また絡み始めはどんな場面かなど提案ありましたらお願いします。プロフィールはその後に萌え萎え話し合って決めていこうかと…!)
245より
✝︎ SAINT AIN'T ✝︎