鎖に繋がれた生活

（/よろしくお願いします）

ん・・あと1時間…
（揺さぶる相手を片手で追い払うような仕草をしてはケータイを手に取りまだ起きる時間じゃないと確かめては上記を述べ布団へと潜り込み）

お前が起きないと俺も起きれないんだよ。ﾎﾗ、起きろ
(額に手を当てて深い溜息を1つ落とし。相手の枕を勢いよく引き抜くと床に投げ捨てて、再び相手の身体を揺すり

うわぁっ！…わかったよ、起きるから…
（再び気持ちよく寝ようとした時枕が抜かれたのと同時に目が覚め欠伸をしながら渋々体を起こし寝ぼけ眼を擦り、頭が起きてないのかそのままの状態でボーッとし）

殴れば起きるか？
(相手も起きた所で立ち上がろうとするも右手はぐいと引っ張られ動かず。冗談とも取れないトーンで相手に微笑みかけ

すみません、起きます…
（いつもとは違う時間に起きたせいかウトウトとしてる中今すぐにでも殴ってきそうな気配を察知してか目を開きスクっと起き上がり）

良し。
(聞き分けの良い相手に満足気に微笑み。リビングに移動すると最初に愛犬に餌を与え「お前はいい子だな」なんて表情を緩めながら撫でて

ねむっ・・
（まだ日が昇りきってない窓の外を見つめふわりと再び欠伸をしては飼い犬に餌をやる相手を見つめ）

筋トレ、手伝ってくれるか？
(視線を感じて振り返り相手と見つめ合った後、なんとも憎たらしく小首を傾げながら尋ねて。

別にいいけど、僕はやらないよ
（何となく見ていただけだが目が合い何を言われると思ったらトレーニングの手伝いで、手伝うだけらないいと思い承諾し）

腹筋にせよ、腕立て伏せにせよお前も同じ動きをして貰わなきゃ出来ない
(眉を下げては咎める口調で言い放ち。相手から否定の言葉がくる前に手を取って床に座らせて

わかった、やればいいんだろ？
（こうなったのも自分のせいだと戒め大人しく手を引かれるように床に座り「それで最初はなに？」首をかしげ）

腕立て伏せ。やり方はわかるよな？
(床に両手をつき、目線で相手にも促し

わかるさ、それぐらい
（同じように両手を床につけ）