愛猫家 2017-01-08 00:48:10 |
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>廉ちゃん
(一から百まで頼るようになってしまったら、もう野良には帰れなくなってしまう。只でさえ、相手と出会ってからと言うもの今まで知らなかった感情について行くのが何とかと言った状態である。既に彼と出会うより以前の己が今の状況を見れば随分腑抜けたと笑うことだろう。それでも、請うような声を聞いてしまえばそんな考えは姿を消してしまい。指先で遊ぶように柔らかい髪の質感を楽しみつつ「廉ちゃんが俺を飼い猫にしてくれる日までは自分でやれる所まで頑張る」暗に己が彼以外の元で飼われる気がない事を示しつつ「だから廉ちゃんは俺を飼えるようになったら教えてね」先程とは立場逆転、今度は宥めるようにいいこいいこ、と頭を撫でて自立心を損ねず彼からも離れない狡いと自覚する返事を続けて)
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