愛猫家 2017-01-08 00:48:10 |
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>557 真宮
万に一つ、その程度さ。人間は猫を気まぐれだと言うが、何もそれは猫に限った事ではないからな。
(意地の悪い問い掛けはさて置いて、緩む口元を見るなりすぅと双眸を細めて微笑んだ。飼主である相手がこんな顔をする瞬間が、堪らなく好きなのである。気まぐれなフリをして本当はすっかり懐き切っている。何処へ出掛けても何日家を空けても、最後には此処へ戻って来る心づもり。飽いてくれるなよと言わんばかりにかちりと視線を合わせたが、気障な台詞ひとつに一先ずは満足したらしい。「月並みな台詞だが、俺は決して嫌いじゃあないぞ。雨の中を戻って来た甲斐がある」背後の相手に寄り掛かり、肩口に後頭部を預ける様に上を向いて喉を晒せばごろごろ、ごろごろ…と低く喉が鳴り)
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