愛猫家 2017-01-08 00:48:10 |
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>廉ちゃん
(触れている、目の前に確かに存在している、彼のことを今この瞬間だけは独り占めをしているのだ。その実感が離れていた期間さえも埋めるように乾いていた心を潤し満たしてくれていることにも気付かずに、喉に受ける優しい刺激と手の平から伝わるふっくらと柔らかく暖かい感触に浸り。喉の刺激が無くなりかけると様子を伺うようにちらりと目を向け、その瞬間を捉えたのは今にも泣いてしまいそうな表情で。すぐに唇が重なるも、先の表情が忘れられずに瞳孔を開き驚きに毛を少し逆撫でぶわっと髪の毛先を広げ「廉ちゃん、!?。どうしたの、」肩をしっかりと掴み、体を支えて狼狽えを持ちつつ「何処か痛い?具合悪い?」眉尻を落として心配を行うように耳先をぺたりと折り。)
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