>廉ちゃん ――っ(困ったような表情ですら心臓を高鳴らせる、と次ぐ言葉を頭に描いたところで鼻先を突かれたのか意表を突かれたように鼻を突かれたむず痒さに小さく"ぐしゅん"と肩を揺らしてくしゃみをし、自らのくしゃみに驚いた様子でパチと瞬きをしてはそんな自分が面白くて"ふは"と息を漏らし「廉ちゃんには格好いいと思って貰いたいのになぁ」それには程遠いと冗談交えの軽い声色で続け)