愛猫家 2017-01-08 00:48:10 |
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>640 真宮
まあそう言うな、これでも喜んでいるのだ。戻って来た甲斐があったぞ。
(くっくと喉を鳴らして笑えば大袈裟な仕草で肩を竦めてみせ、視線の先に立つ相手の姿を確かめるように見詰め。距離を詰めれば懐かしい匂いがふっと鼻腔を擽り、脳裏にその懐に身を寄せる心地良さと温もりが鮮明に思い起こされる。男前との言葉には当然だと言わんばかりに口角を吊り上げつつ、広げられた両腕の中へと身体を滑り込ませた。決して小さな身体ではない、れっきとした男の其れだがしなやかに密着させれば匂いを確かめようと首筋に鼻先を擦り付け)
>641 アンセム様
それはそれは。光栄だね。
(軽やかな身のこなしで腕の中に収まる体をしっかりと抱き締めては、何処まで信憑性があるのやら分からない言葉を真に受けてしまいながらもわざと皮肉めいた口調を返し。しかし意識は直ぐに相手の身体付きの方へ逸れ、突然穏やかに緩んでいた表情を引き締めると両手で念入りに相手の腰周りを触り。元より細腰であったが、心做しかまた一回り薄くなったように感じるのは親馬鹿染みた杞憂だろうか。視線をそこへ落としながら「…お前、ちゃんと食ってたのか?」普段よりも幾分か低い声で問い掛けてはちらりと相手に目を遣り)
チャウシー/短髪黒一色の髪/目色はヘーゼル
ネズミを見つけたので取ってきたのですが…奏汰さん一緒に食べませんか?(外で体を動かし帰宅途中にネズミを見つけ、良いお土産になると思ったのか食べずに持って帰って来て差し出し「きっと疲れた身体にも良いと思いますよ。」と付け足しては鮮度を確かめる様にネズミの確認を始め)
>642 真宮
__安心しろ、これは俺の本心だ。
(何故皮肉めいた言葉を返したか。その裏にある相手の心情を読み解いたか、或いは日頃の己を省みてか、首筋へ寄せた顔をついと上向かせれば耳元にそっと囁く。懐の温もりは矢張り格別だとそんな風に感じられ、暫し放浪していた身の芯まで染み渡るその心地良さを堪能し。自然と喉はごろごろと低い音で鳴り始め、すっかり御満悦と言った様子で大人しくしていたが、会えずに居た間の事を問われれば薄い唇に緩やかな弧を描き)
俺は放浪を好む身だ。多少疎かになる事も致し方無し…とは言えこうして立っているのだから問題は無いだろう?お前が今からせっせと世話を焼いてくれるだろうしなあ。
>643 ロキ様
やぁ、よく来たね…って、…え、あ、いや、僕は大丈夫。今はお腹一杯なんだ。気持ちだけ受け取っておくよ。
(声を掛けられれば嬉しそうに表情を綻ばせて振り返るも、告げられた言葉と言葉通りのネズミの無残な姿を目の当たりにすれば一瞬にして言葉を呑み込み。慌てて両手を左右に振っては、相手の厚意を無碍にしてしまわないよう言葉を選びつつ断り。それでも飼い主としては獲物を持ってきてもらえるのは嬉しいもの、褒めるように顎の下をすりすりと撫でてやりながら「ありがとう」と頬を緩ませて)
>644 アンセム様
…ったく、手始めに風呂にでも入れてやろうか。
(戯れと本心とが入り交じった声色に敏感に反応したのか、念押しする言葉は心地好い安堵を感じさせる。耳元で囁かれる擽ったさに肩を竦めて笑いながら、了解の意を示すようにさらりと髪を撫で。返ってきた言葉はいとも簡単に不安を煽るもの、深い溜息を吐いて見せるがわかりづらくも手放しに甘えられているようであるのを感じて直ぐに絆されてしまい。ひょい、と軽く相手の体を抱き上げると室内へ向かいつつ、猫は一様に嫌がるものと知っていながらぼそりと呟き)
>646 真宮
っ、風呂だと?
(何だかんだと己を甘やかさずにはいられなくなる、そんな姿が好きだった。甘え上手は猫の本分、自由気儘に放浪する一方でこうして甘やかされる心地良さを手放す事は出来ないのが猫の性。暖かい室内で膝の上を陣取り、美味い食事にありつこうと言う心算でいつもの様にひょいと己を抱き上げる腕に身を委ねた。然し、不意に呟かれた言葉にぴくりと耳を動かせばギッと相手の腕に爪を立てて抗議を始め)
ええい素直に甘やかしていれば良いものを___下ろせ真宮!
>647 アンセム様
ってぇな、わかったわかった、冗談だって。落ち着けよ。今回は風呂は無しにしてやるから。
(相手がある程度反抗する態度を見せるのは承知していたが、咄嗟に物理的な攻撃が飛んでくるとは思わず危うく相手の体を落としてしまいそうになり。慌てて体勢を立て直すも腕にひりひりとした痛みを感じ顔を歪めるが、相手を宥めるのが先決で一度ソファに腰を下ろすとその体をがっしりと抑え込みながら矢継ぎ早に言葉を告げ)
>奏汰さん
そうでしたか…冷凍保存でもして食べたくなったら食べてください。鮮度は落ちるかもしれませんが。(少々残念そうにネズミをテーブルへ置いては、頬を緩ませる相手を見て取って来て良かったと思う気持ちが増し。撫でている手が気持ちよく喉をゴロゴロ鳴らしながら「奏汰さん毎日疲れるでしょう?」と相手の身体を心配すると顎下を撫でてもらっているお返しにと、頬を撫でながら相手の顔色を見て)
>648 真宮
(己の身に危険が迫ったとあっては、人の姿をしていても猫の側面が強く現れてしまうのを避けられなかったらしい。清潔である事は望ましいが風呂嫌いは無視出来ない、そんな面倒な性分であるが故、ソファの上で抑え込まれて漸く静けさを取り戻し。散々抵抗したは良いものの、実際最後に風呂に入ったのはいつだっただろう。不意に湧き上がる疑問に、すんと己の体臭を確かめるように息を吸い込んでみて)
難儀な事よ__清潔を確保する為にあのような苦行に耐えねばならんとは…
>649 ロキ様
んん…そうだね。でも君たちが居るから。
(どうやら自分で食べるということはしてくれないらしく、テーブルに置かれるネズミを横目で見てはどうしようかと困惑のあまり表情を翳らせるも、直ぐに意識は相手に惹き込まれてだらしなく頬を緩ませ。相手の手に撫でられる感覚は心地好く、曖昧に頷きながらも何処か夢心地なようで。「僕はそれだけで充分頑張れるよ。」頬を相手の首元に擦り寄せながらぼそぼそと言葉を紡ぎ)
>650 アンセム様
…体拭くだけなら良いか?
(大人しくなったのを見計らい体を離すと、相手の言葉を傍らに妥協案を考え。多少の嫌悪感は我慢してもらわなければならないが、浴室で洗われるよりも大分ましだろう。覆い被さるように抱き着き耳の辺りに鼻先を寄せてすん、と匂いを嗅いでみても然程嫌な臭いがしないのは普段の相手の綺麗好きの賜物だろうか。目を伏せて濃く感じる匂いを堪能しながら提案を口にし)
>652 真宮
………良いだろう。
(抱き着かれるとつい気持ちがゆったりと穏やかになる、つまり絆されてしまうのはどうやら此方も同じ事のようで。己の匂いを嗅ぐ相手の反応を見るに、そう悪い状態では無さそうだと分かる。しかしながら、己の中に居る綺麗好きの主張も無視し切れず、間を取ったような相手の提案も相まって暫し葛藤する為の沈黙を置いてからぼそりと承諾し)
>奏汰さん
…奏汰さんはネズミ食べないんですね?(困惑した様子を見てやっと察しては、どう処分してやろうかと脳内で色々考えるもその時が来ればどうにかなるだろうと諦め。頬の感触に擽ったさを感じると、クスクスと声を漏らしてしまうも「良く頑張ってると思いますよ。無理はしないで下さいね。」もし体調不良になってしまい会えない時間が増えてしまうと自分の性格上とても寂しく感じてしまうのか、頬を撫でていた手を頭へ移すとそのまま頭を撫で)
>653 アンセム様
よし、決まりだな。
(随分と長い沈黙の間、相当に葛藤しているのだろうと分かれば駄目だと思いながらも込み上げる笑いを堪え。漸く小さな返事が聞こえれば気が変わってしまう前にと行動は早く、一度離れてさっさと浴室からバスタオルを持ってくると「服脱いどけよ」それを相手の肩に掛けてから一言告げて再び洗面所へ消え。暫くすると洗面器に暖かいお湯を張ったものと柔らかなタオルを手にリビングへ戻り)
>655 真宮
(テキパキと動き出す姿を見送れば、腹の底から深い深い溜息を吐きつつソファから立ち上がる。これも清潔であるが為、そしてきっちり可愛がって貰う為だと半ば己に言い聞かせるような気分で身につけていた服を脱ぎ始め。早々に戻って来た相手の姿をじろりと見詰めれば、腕を組んで嫌味ったらしく口角を上げてみせ)
全く…こんな時ばかり仕事の早い男め。
>654 ロキ様
え?…ああ、そうなんだ。ごめんね。
(完全に油断しきっていた所へ核心を突く問い掛けを投げられるときょとんと間の抜けた表情で相手を見遣るも、内容を理解すれば観念したように頷き。労わるような言葉も手付きも己を癒し腑抜けにさせるもので、目を閉じ身体中の力を抜きながら半ば其方に凭れ。「君とこうして触れ合えなくなるのは寂しいからね。」僅かに体を離し鼻先を触れ合わせると、甘さを帯びた声色で囁き)
>656 アンセム様
まぁそう怖い顔しなさんな。気が変わっちまったらお互い大変だろ。
(甲斐甲斐しくソファの傍で準備を進めながらも相手の視線を一身に受けて苦笑を浮かべると、言い訳がましい言葉を口にし。タオルを湯に浸しながら絨毯に敷いたバスタオルの上をぽんぽんと叩き「ほら、おいで。」何処と無く嬉しそうな笑みを浮かべて呼び寄せ)
>658 真宮
__ああ、
(相手の苦笑をこれでもかと態とらしい眼差しで見詰めていたが、その分不意に向けられた笑顔の威力をもろに受けてしまう事となる。何と狡い顔をするのかこの男は…そんな思いでふいと視線を逸らしながらも、意を決して頷けばやや躊躇いの残る足取りで敷かれたバスタオルの上へ向かい。ほかほかと薄っすらとした湯気の立つ洗面器をちらと見遣りつつ、大人しく相手の手が伸びてくる瞬間を待ち)
>奏汰さん
大丈夫ですよ、今度奏汰さんがよく食べる物食べましょう。(まさか謝られるとは思っておらず慌てたように首を左右に振っては、相手がよく口にする物に興味を示し僅かに瞳をキラキラ輝かせ。凭れる相手の頭を撫でるのを止めずに背中に腕を回しては背中をトントンと痛くないように軽く叩き。「それは此方もですよ。」相手の声色と顔の距離に恥ずかしさを感じるも自分から顔を逸らしたりする気は無く、何を思ったのか唇へそっと口付けて)
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