. 2016-12-31 18:28:24 |
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_働いてみて-の?でも、働くのはしんどいぞ。
( じ、と彼を観察するかの様に見詰めていたものの、今の彼に何かを求めても意味無い気がする。何て思考巡らせながらふ、と僅か息を吐き出してみて。呟く様に言う彼の言葉に僅か首を傾げて上記述べれば口元にだけふ、と僅かに笑みを浮かべて。しんどいだけだった、あの会社に入った俺が悪いんだろうけど、ただただ苦しいだけ。扱き使われるならば、俺なんか要らね-と思う。何て思考巡らせながら彼を見遣って。彼の頭をぽんぽん、と撫でていればばしり、と跳ね除けられて。跳ね除けられた手の平をぼんやりと見詰めて、はは、と思わず乾いた笑いを零してしまって。謝って逃げるように去って行った彼を追い掛ける事さえ出来ずに軽く頭を抱えるかのように手を置いて。やっぱ嫌われてんな-、ちょっと今のは堪えたわ。何て思考巡らせながらクラスメイトに、帰るわと告げて。_数日後、取引先の会社に行ったが、取引は失敗で。散々怒られた挙句、暴言まで吐かれれば土砂降りの中、傘もささずにふらふらと歩いて。もう、俺なんか要らね-だろ。何て思考巡らせながらびちょびちょになり、周りの人から見られるにも関わらず淡々と歩いていて。「_あ-、さみ。」何てぽつり、と呟いては冷えてしまった手の平をぼんやり、と見遣り。)
( 遅れてしまい申し訳ありません! では、本体の方はどろんさせていただきますね!何か有ればすぐ仰ってください。)
_____え…?
(結局この間の同窓会はあのまま帰ってしまった。まあ、あれでよかったのかもしれない、きっともう二度と合わないだろうし。…それでも傷つけてしまったのは頂けなかっただろうか。空は己の気持ちを表すかのように厚い雲がかかり、ざあざあと大粒の雨が降っている。透明のビニール傘をさしてあてもなくぶらぶらと歩く。なんだか憂鬱になってしまって、先程病院を抜け出してきてしまった。きっと医者だか看護師だかに後にこっぴどく叱られるだろう、けれど。どうせ死んじゃうし。無意識的に小さく漏らした言葉は雨音に紛れ、自身もそれに気がつかない。まあ、倒れなければ問題ないし、傘だってさしているから大丈夫だろうと他人事のように思いながら前方を歩いている人をぼんやりと見る。彼に似てる、なんて馬鹿らしい事を思っていれば、ふと見えた横顔に固まってしまう。嘘、こんなとこで会ってしまうなんて。そのまま通りすぎようと思ったのに、反対に体は相手の目の前に回り込み、名前を呼んでしまっていて)
(/大丈夫ですよ、戻ってきて下さっただけでもとても嬉しいです。相性が合わなければ全然蹴って頂いて構いませんよ。これからの進行もご希望などがあればなんなりとお申し付けくださいませ。)
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