「なあ、そろそろ喰わせてくれよ」
「ダメ。任務が全部片付いてから」
実は凄腕の殺し屋な冷静美少女赤ずきん
×
可愛い彼女を喰いたくてたまらない狼男
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年頃の美しい少女を喰う食人鬼として悪名高い狼男。
今日も今日とて、ひとりの美しい少女が森に出かけることを聞きつけ、その目的地に先回り。
哀れな家主のお婆さんを殺し、森の奥の小さな家で、獰猛に舌なめずりしながら待ち構えていたのだが。
「あら、先に片付けてくれていたの」
「………は?」
「どこのだれが雇ったひとか知らないけれど、ちゃんと教えておいてくれないと。標的誤認で同業殺しだなんて、流石に後味が悪いもの」
愛らしい少女が手提げ籠から取り出して、狼男に突きつけていたのは、見舞いのパンでもワインでもない。
殺し屋の殺し道具だった。
かくて、ここに殺し屋カップルが誕生する____
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¤募集:赤ずきん
知る人ぞ知る、国王直属の凄腕の殺し屋。もちろんお婆さんは標的のひとりであり、無関係の人物だった。標的の返り血の象徴とされる「赤ずきん」がトレードマークであり代名詞。過去に何があったのか、どこか心が壊れている。職人肌であり、国王から命じられた暗殺任務を淡々と遂行することが何よりも最重要。狼男の下心(食欲)に気づいているものの、いざとなればこちらの殺人技術の方が上なので、「せっかく仕事を手伝ってくれるなら」と余裕でそばにいさせているご様子。時折狼男の見せる「大人」の一面に面食らう。美少女。
¤提供:狼男
美少女ばかり狙う変態もとい食人鬼。喰うつもりだった赤ずきんが凄腕の殺し屋だったと知り、隙あらば彼女を喰うつもりで彼女の仕事の相棒となる。もちろん賢い彼女には筒抜けであり、途中からは隠すつもりがなくなった。国王が陰で命じている暗殺には興味が無いが、うら若い赤ずきんが何故殺し屋などをしているのか、少し気がかりにしている模様。獣人ゆえか本能的で、あまり頭はよろしくない。獣人という生まれゆえか、幼少時代は苦難の中にいたらしい。赤ずきんに対する食欲は、次第に別の何かへ変化していく。
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世界観は中世あるいは現代ヨーロッパ、ただし魔女や獣人なども存在するファンタジー世界。
ロル数は200〜。レスペースは話し合い。
恋愛要素とバディ要素の比重はお相手様のお好みで。
>20233様をお待ちしています。