俺。 2016-12-15 17:45:35 |
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「何度も何度も言ったでしょ!? 豆太を布団に入れちゃダメ! あの子の毛やら足の汚れやら落とすために毎回洗わなきゃいけないの、誰がそれやると思ってるの!?」
「うるっせえな良いだろ別に! この真冬の寒さの中あいつを犬小屋に放り込むつもりか!? 虐待反対! 断固反対!」
「場所を選べって言ってんのよ馬鹿! そもそも新妻を差し置いて犬と眠るってどういう事!?」
「!?? いや、そりゃ、その、多分おまえより豆太の方が場所を取らないからとかで……あっほら、おまえ最近少し太っ───」
「あ゛ぁん?」
「すみません何でもないですお願いやめてその構えやめて」
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───俺と嫁さんは、高校時代の同級生。
当時あちこちで玉砕していた俺を嫁さんが馬鹿にして笑い、部活で活躍する嫁さんを俺が仕返しで冷やかしては徹底的にフルボッコにされ。
そんな、ときめきも何も無い、天敵同士みたいな関係だった。はずだった。
卒業と共に腐れ縁が切れてから10年後。
遥か東京の大学に行き、そのままそこで働いていたはずの奴さんが、不意にこの村に帰郷してから、俺の人生が狂い出す。
奴の父親は地元の名士。ちなみに俺の勤め先の社長。パッと見やくざみたいな怖い人だが、この人の優しさに俺は救われたことがある。
さて、このお方がいきなり爆弾発言しやがった。「帰ってきた娘を、どうか嫁に貰ってくれないか」と。
ただでさえ色々と恩のある親父さんに俺が逆らえるわけもなく。あと断った時の親父さんが絶対怖いのは目に見えてたので。独身生活の長かった俺は、渋々かつての天敵を嫁に貰うことにする。
だがまあ、不本意な結婚だったのはあちらさんも同じなようで。
職場でも家でも顔を合わせにゃならん日々。元々ぶつかってばかりいた俺たちは、互いに喧嘩してばかり。
こんな様子じゃ、俺がだんだん奴さんを悪くないと思い始めてたり、デートの誘いの切り出し方に悩んだりしてることなんざ、到底信じちゃくれないだろうな。
───恋人同士ですらなかった俺たちが夫婦になるまでの道は、遠い。
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俺スペック:
・28歳/黒髪/175〜185cm/家具メーカーの社員として、嫁の親父さんの元で鋭意勤務中
・見た目はそこそこ悪くない。はず。……なんだが、モテない。女運がない……
・高1の時、交通事故で両親が仏になる。このとき、両親の上司だった嫁の親父さんが色々援助してくれて、高校卒業後も雇ってくれた。嫁さんは天敵でも、この人には頭が上がらない
・独身時代から飼っている犬の豆太を溺愛してる。豆太絡みで嫁さんとよく口論になるが、絶対に譲らんつもり
・たぶん、何だかんだで嫁のことは好きになりかけてきてるんだろうな
嫁スペック:
・28歳/155〜165cm/帰郷してからは、主婦業と親父さんの秘書業とを兼任
・料理以外の家事は確かに万能と認めざるを得ない。だがしかし、奴の料理は純然たるテロ行為だ
・たぶん先祖はサイヤ人だろう。そのくらいやたらと戦闘力がある。髪を金髪に染めたりした暁には、たぶん俺はもう死んでいる
・腹立たしいことに、奴は「町で噂の美人」らしい。街のおっさんどもによく声かけられてんのが腹立つ。むしゃくしゃする。まあどうせ怒れば般若に……あ、すみません何でも(ry
・たまにいきなりしおらしくなるのやめろ。無意識の唐突な上目遣いやら笑顔やらもマジやめろ。ガチで心臓に悪すぎる
・……東京で何かあった?
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長くてすまん。まあ要するに、不本意な結婚した新婚夫婦が、まずは少しずつ恋人関係になって、互いに愛情抱き始めるって話です。
ロル長め、全角愛用者の嫁さん優遇。声かけてくれる時は一応キャラ口調で頼む。
複数の参加希望をいただいたので、申し訳ないが選定式にさせてもらうな。
下のプロフと一緒に、100字くらいからの簡単なロルテを回してくれるとありがたい。場面や状況は嫁さんに任せるよ。
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【名前】 ※希望があれば苗字も
【身長】
【外見】
【性格】
【帰郷の理由】
【備考】
[旦那について思うこと]
[旦那に対する萌え萎え]
[やりたいエピソード] ※あれば
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