教頭 2016-12-10 17:19:00 ID:4c3e4afcd |
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>倉木
それではよろしくお願いしますね。
(そう言うとまるでモザイクがかかるようにその姿が消える。おそらく空間転移だろう。
ーーーそれからしばらくしてーーー
は?事務長がいない?
(自身の部屋で雑務をしているとどうやら事務長がいなくなったと噂になっているらしい、直接それを聞いては動かないわけにもいかないので構内各所に存在する監視カメラへとリンクするモニターを浮かび上がらせる、どこにも事務長の姿が見えないということは
鍵のかかる部屋ですか。全く面倒ですね。
>104
「 長居するには空気が悪過ぎるなァ、」
(そう言ってカラカラと笑う当人は〝鍵のかかる部屋〟に自らの確認ミスで閉じ込められてしまった。上記は勿論のこと、独り言である。数時間は経ったであろう、暗闇の隅からはブツブツと複数の話し声が。低級悪魔の巣窟地になりつつあると察した。部屋には〝誰もいない〟と見なされているが、学園内とはいえ、妖達はどんな隙間からも入ってくるらしい。混同し、中級悪魔にでもなられたら厄介だ。)
「... 」
(胸ポケットに入れた小瓶を握りしめる。人魚の血(これ)を含めば、この空間毎破壊することは可能だが、その後の暴走を誰が止められようか。ああ、本当に厄介だ と小さく呟き、冷や汗を垂らした。)
>100
作業は1時間ほど続いただろうか。山積みだった書類の束も綺麗さっぱりなくなった。
最後の書類に印を押し、転送装置へひょい、と投げる。
「これで終わりだ。すまなかったね。結局最後まで手伝わせてしまった。お詫びにプリンでも食べないか?」
お疲れさま。と一言。そして、冷蔵庫と思わしき箱からプリンを二つ取り出して、一つをスプーンと一緒に相手へ渡す。
((導入ロル行きます。))
廊下の曲がり角の少し手前にて、難しそうな顔をした少女が一人。
「この、あたりで大丈夫か……。」
ぼそっと小さく呟けば、きゅっと口をきつく結び前方を見据える。
決意を固めたかのように足を一歩踏み出せば、
「ちこくちこくー。」
と、今の時間には合わない言葉を紡ぎながら誰かにぶつかるような勢いで角を曲がる。
……手には一斤のパンをもって。
>107
((絡ませていただきます))
「なにやってるんでしょうか?」
食後の一服をしながら正門の警備員詰所でモニターチェックをしていた紅毛の警備員が独り言を漏らす。
そのモニターには一人の女生徒がパンを持って疾走している姿が映し出されていた。
「はぁ~、パン持って全力疾走なんて私の生まれる前の流行りじゃないですか。やっぱりお約束なんですかね。少し遠いですからAdLで向かいますか。」
そうつぶやくと煙草の火を消すと同時に能力を行使して紅毛の警備員は現場へと向かった。
>106
「っんー、にゃはっ鈴もおつかれさまなんだね!
いいの!?たべたい!」
最後の一枚が黒い台に乗り、転送されるのをみて背筋を伸ばした。学業の上にこの作業があるとは恐るべし生徒会。
お疲れさまの一言の後に来たプリンは糖分を必要としてる身体にはご褒美。目を輝かせてプリンとスプーンと一緒に受け取り、あまりの嬉しさに"やったー!"と言いながら目上に掲げた。
>109
大袈裟にも感じられる相手の喜び様に、苦笑いしながらも、相手の向かい側に座ってプリンを一口。
「ところで闇織よ。この機会に聞いておきたいのだが....。中等部の様子はどうだろうか?いやなに、生徒会として学園の情勢を知っておきたくてね。」
巨大な学園故、少数編成の生徒会がその情勢を把握するには少し苦労する。特に高等部以外の情勢は中々把握しづらいのだ。
>108
見られている、などとは露にも思わない少女。
パンを持ったまま走って角を曲がるも、誰にもぶつからなければ少し走ったところで立ち止まり、
「ちっ、誰もおらぬのか。やり直しやり直し。」
と、小さく舌打ちをしながらスタート地点へと戻る。
こちらに人が向かってきていることにも気づかない少女は再びパンを抱えて曲がり角へと走りだす。
>110
話を聞きながら自分もプリンを一口味わってから返事をした。
「なるほど!中等部は、1年生が入学式の頃に比べると興奮が落ち着いてきたかなー、校則も分かってきたのか移動授業も時間内に動く子たちが増えたんだね!
2年生は先輩って自覚を持ち始めて、偶に1年生と交流を深めてるんだね!ただ噂によると陰湿な出来事が無くならないんだね...
3年生は図書館とか静かなところで勉強してるのをよく見るかな、一部俺様キャラがいて煩いらしいけれど、全体的には進級に向けて忙しそうなんだね!」
特定のグループに入らず、嫌な顔されても色んな人達と話すと細かいところは知らないが大まかな把握はできていた。ただ自分の学年の暗い話はよく耳にする。中等部は思春期という自分というものを自覚して他人と区別できてくる代わりに差を分かり始める厄介なで大事な時期。不登校が数人いる実情だろう。
>112
「なるほどなぁ...。少なからず問題児はあれど、皆、それぞれの立場に応じて努力しているようだな。感心、感心......。ん.....?」
相手の話から、普段知りえない情勢をおおよそ把握できた。とはいえ、より多くの生徒に話を聞く必要もあるだろうか。
その後も幾度か質問を挟みながら話は続き、互いにプリンを食べ終わる頃、何処から現れたのか、鶫のような小鳥がテーブルの上に降り立ち、鈴の方を見つめる。
>113
「そうなんだ...ね?」
ほぼ同時に小鳥に気付いた。窓は開いていただろうか...と、窓に近寄り遮光カーテンを退かすと陽射しが目に刺さる。慣れてきた頃に確認すると、開いている様子は無く、鍵もかかっている。
「どこから遊びに来たのかな...?」
遮光カーテンを閉め、向かいの席に戻った。扉から一緒に入ったのだろうかと小鳥と鈴の様子を眺める。
>114
「あぁ…、なんだお前か。どうした?」
どうやらこの小鳥を知っているらしい。そればかりか、相手には聞き取れない不思議な言葉で話し始める。鶫も、それに答えるかのように鳴き声をあげる。
側からみれば変に思われるだろうか、しかし、鈴と鶫は明らかに『会話』をしていた、
>111
「さて、あなたはどうしてパンを持って廊下を疾走していたんでしょうか?」
そう問いかけながら桃色の髪をした少女の前に立つ。
「廊下は走ってはいけませんよ?一度目なので見逃しますが二度目、三度目になったら・・・ただじゃ済ましませんよ?」
そういいながら黒い笑みを作る。こういうときは怒鳴ったりするよりこうしたほうがいいのを紅毛の警備員は経験上知っている。
「分かったのなら自分の教室に帰りなさい。」
こう締めくくり彼は自身の能力であるAdLを使って正門詰所に戻っていった。
>115
「...ん?んんと...お友達?」
聞き慣れない言葉と鶫の鳴き声が響く中、普通では言葉の通じない1人と小鳥が話をしている。ようではなく、本当に。
自分はその子の気持ちを感じるくらいで、話はできない。
けれど鈴の不思議な言葉に対し鶫は応えているようにしか見えないからそうなのかな?と思いながら声をかけた。
>115
「ん…、ああ.すまないね。この子はカイム。私の使い魔だ。話せば長くなるんだが…、私はある悪魔を追っていてね。この子はその手助けをしてくれるんだ。」
自身が半魔族であること、先の言葉は悪魔の言語であること、なるべく簡潔にまとめて相手に話す。
>118
「わぁお!使い魔!初めて見たんだね!
その悪魔はこの学園にいそうなの?」
半魔族のことを知らなかったためそのことに驚きながらも悪魔の言語を耳にしてあのような話し方なのかと感心した。なかなか聞けない体験に遭遇したようで楽しかった。
その探している悪魔がなんというのかきになる。その名前も知りたいが学園にいるのかが一番気になった。
「魔術ってのは有益な資源だ、節約するに越したことはないさ」
名前:青崎 橙子(あおざき とうこ)
性別:女
種族:人間
年齢:18歳
所属:本校
学年:高等部三年 生徒会長
容姿:髪はオレンジ色で肩より少し長めものをポニーテールしている。瞳の色も髪と同色で縁なしの眼鏡をかけ、ワイシャツにオレンジのズボン着ている。左耳には赤いピアスを付けている。
性格:サバサバとし、基本的に人の前では頑張らない主義。
困っている生徒はほっとけない姉御肌な一面もある。
魔術師であるが便利なものは何でも使う為よく意味も分からないものを通販で買う。
タバコを吸うが生徒会長の建前から生徒の前では吸わないようにしているが癖で咥える
仕草をシテシマウことがしばしばある。
武器:ルーン
属性、形状、目的を一定のルーン文字に命令式として組み込むもの
授業でも習う基礎的な魔術 得意属性は炎
魔法:魔眼
青崎家の秘伝、眼に直接魔方陣を刻むことにより、瞳を魔力の触媒とする技術
魔力を大量に貯蔵することが可能になるほかに、見た魔術を解析し模倣することも可能
あくまで模倣であるため原典より威力や精度は落ちる。
基本は眼鏡により力を抑えて生活している。開放すれば強力な魔術を行使可能になるが
反動で使用すると強制的睡眠を余儀なくされるため滅多に開放しない。
魔眼を使う時のみ目の色が青くなる魔眼との適合率の高さが理由で当主候補第一位になった。
備考:授業は出ているがノートは取らない主義、魔力量は人より少ないのがコンプレックスであり、
努力で成り上がった性分なので天才とか才能という言葉を嫌う。
個人募集:なし
>119
「あぁ。丁度、この子とその話をしていたんだ。どうやらその悪魔がこの学園に向かってきている。なに、心配ない。奴の狙いはこの私だ。」
過去に受けた呪縛によって半魔族となった。その魔族の力は、魔界においてとある「資格」であるらしく、この力を集めている悪魔同士が争いを繰り広げているらしい。
「どうもこの力をあつめ、力を強めたものは、魔界の一角を牛耳る支配者となるらしいんだ。私は支配者になりたい訳ではないが、そういう厄介な存在を生み出さないためにも、この『悪魔書』に連中を封印しているというわけだ。」
という訳で、と立ち上がると、どうやらその悪魔とやらを退治しに行くようだ。
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