君が好きだと気づいた時には、もう君の隣は空いていなくて。幸せそうに笑いあっている君がいて。ずっと幸せになってほしいと思っていたのに、何故だか胸が苦しくなって。本当、遅すぎるよ......。何で今更? 何で気づいてしまったの? 気づかなければこんな気持ちにならずに済んだのに。自問自答を繰り返しても、当然のように答えは見えないままで。もやもやしたまま君から目を逸らすんだ。遅すぎる恋心に、鍵をかけるために____。