カラ松 2016-11-22 19:28:22 |
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(ロルの基準として、ロルだけ回しておくな。)
…ん…?(重たい瞼を開け、こしこしと目を擦る。真っ暗な部屋にぽつりと佇むは松野家次男坊。ソファーから上半身を起こし部屋をぐるりと見渡した。しん、と静まり返っている部屋、窓から入る月光と街灯の光。まだ覚醒しきってないようで、小さくくぁ、と欠伸を漏らしてはずるりと鼻を啜った。…あぁ、しまった。薄着をして眠っていたせいか、少々肌寒い。ふるりと身震い一つしつつ、足元にあった毛布を取り、くるまった。部屋の温度に比例して冷たい毛布に小さく「冷た」と言葉を零すもぽすりとソファーへと転がり、再び瞼を下ろした。じわじわと意識が遠のくのを感じながら、2度目の眠りへとついた。
(勝手に入らせてもらいます。イチ松です。)
「カラ松…いるし。」
寝ているカラ松の頰をそっと触る。しかも、薄着で少しエロい。
(こんな、無防備に寝てたら、襲われるよ?)
唇を触る。
(少しくらい触ったって良いよな?こいつが無防備に寝ているのが悪いんだから…)
そう思いながら、頬、手、…そして唇に…
「カラ松」
そう言って、カラ松の唇に僕の唇を近づけた。
(好き、好き…カラ松。お前には僕の思い届いていないんだよね…)
(カラ松さん、突然入らせてもらいました。僕は、ほぼ毎日入れるので、相手しますよ。あと、これってBL松ですよね?違かったらすみません)
((背後が失礼致します。希望有難うございます。ですが、一つ疑問がありまして、松野カラ松 と イチ松 は同じ方でしょうか?返信お待ちしております。
ご質問についてですが、こちらのトピは名前の通り、一カラ ですのでBL松となっています。ロルテ拝見させて頂きました。有難うございます。返信が来ましたら、ロルテに続きますね。
((返信有難うございます。把握しました。では、お相手宜しくお願いします。背後が失礼しました。))
…んん、…?(夢現。どこかふわふわした気分に苛まれていた時、ふと感じるのは頬に柔らかな感触と、どこかかいだことがあるような匂い。くん、と鼻をならし、そ、とそれに手を伸ばしてみた。──目は瞑ったままではあるものの、夢から覚めることはない。ただ、目の前に何か、誰かがいることはなんとなく解ったものだから不意に手を伸ばしたのだ。その手が、彼の服にくぃ、と引っかかる。そのまま引っ掛けたところをきゅぅ、と握っては。
通りすがりさん
カタカナではない事は分かっています。
他の人と被って、その人と間違われてしまうかもしれないのでカタカナにしました。
パーカーをぎゅっと握られ、動揺する。
(え?まさか、カラ松起きてる?い、いや、まさか。寝てるよな?)
「クソ松、起きてんの?」
一応、確認しとこうと思い、聞いてみた。
(返事がない…寝たのかな?)
ほっとして、続ける。
カラ松、ごめん。こんな実の兄が好きな気持ち悪い弟でごめんなさい。
僕の目から涙が溢れた。
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