名無し 2016-11-20 21:50:20 |
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...(相手の言葉に何処かが痛むような感覚を覚え、とふいに彼の目から零れる雫に目を奪われ。咄嗟にポケットに入れていたハンカチを取り出せば彼の目元へとそっと触れさせて。「涙が出るのは...自然な事ですから、我慢せずに僕の前で泣いて下さい」と笑いかけて。)
俺は男だぞ、そう何度も年下の前で泣いてたまるか…
(相手の言葉が心に響いては泣きたくないと思うのとは裏腹に涙が止まらなくて下を向いては「今だけだから……」呟いては声を圧し殺して泣いて)
(遅れてしまってすみません!!)
速水さん、顔見せて...?(相手の様子に小さく笑みを零せば、頭を撫でていた手をするりと濡れた頬へと滑らせ涙を拭って。)
(今更ですみません。レスありがとうございました。)
...僕しか居ません(何だか悪戯したくなるタイプの人だなとドキドキ胸が高鳴って。彼のような同性になら、僕も好かれてみたいななんて先程の告白を思い出しながら。)
俺の顔みても笑わないか?
(今自分はすごい顔をしていて、とても年下になんか見せれる状況ではないが、相手はなかなかひきそうにもないと感じて自分の顔を見ても笑わないかどうかが心配で)
(また来てくださったんですね!ありがとうございます)
はい、約束します(顔を伏せたままの相手を優しく見つめながら誓って。笑うという選択肢が自分の中に存在しなかった為に、そんな風に考えていたのかと少し相手の事を知れたような感覚になって。)
(こちらこそ、返信ありがとうございます!1年もお待たせしてしまっていて本当にすみませんでした。待っていて下さりありがとうございます。)
…(笑わないと言われたため、少し恥ずかしくなりつつ黙って顔を上げ相手の目を見るがますます恥ずかしくなりすぐに顔を伏せ)
(お気になさらないでください。全然大丈夫ですので)
...(目が合ったものの直ぐに頭を下げてしまう相手に微笑を浮かべ「涙、止まりましたか?」と尋ねながら、自分から顔を覗き込んでみて。)
(/ありがとうございます!またよろしくお願いします。)
止まった…
(せっかく顔を逸らしたのに相手に覗き込まれては、ますます恥ずかしくなり相手の質問に何度も首を縦に降って相手の顔を自分の顔の前からどけて)
(顔を押し退けられては素直に引き下がって。恥ずかしそうな様子にやり過ぎたかなと少し反省しながらも「笑顔も素敵です...泣き顔も可愛かったけど」とついからかうように最後の台詞を付け足して。)
二度と泣き顔なんて見せねぇからな
(可愛いと言われては何を言ってるんだと思いながら、どこか満更でもなさそうでやっとほほの赤みが引いてきて「そろそろ帰るか」だいぶ暗くなってきてそろそろ帰らなくてはと思い)
そうですね(もうそんな時間か、と空を見上げて。「ここから帰り道、わかりそうですか?」自分から連れてきてしまった事もあり、大丈夫だろうかと尋ねながらとりあえずベンチから立ち上がって。)
あぁ、大丈夫だ
(元々自分の家の方角だったため、帰り道は分かりこんな場所が近くなあるんだと知れてまたここに来ようと思いながら)
わかりました(気分転換出来たかなとホッとしながら、「先生の事、誰にも言わないんで安心してください」とそっと耳打てば邪気の無い笑みを作って。)
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