.*･ﾟ　主得募集板　.ﾟ･*.

　

>>2907 様

めちゃくちゃ癖に刺さる素敵な二人組に、思わず天を仰ぎました。
設定を相談しながら様々な国を旅する二人を描いていくのもとても楽しそうで、勝手にわくわくしております。

簡易PFとサンプルロルをしたためましたので、良ければお相手に立候補させてください！


▽簡易PF

「わ、今の小さないきものはなんでしょう！　かわいらしい尻尾がはえておりました！　お師匠さま、ご存知ですか？」
「先程の御仁、お師匠さまに視線を固定する時間が平均より4.5秒も長かったので、その……、いえ、問題というわけではないのですが。……なぜでしょう、頚椎ユニットの隙間がぴりぴりするのです」
「れっ、レフトコアの異常な発熱を感知、お師匠さま、ち、近いです、すこし距離を……！　……はぅ、このような"感情"をわたくしに教えたのはお師匠さまですよ。責任を、とってください……」

人型殲滅機動兵器
プロトタイプ RE001型（通称：レイ）

お淑やかな容姿や所作とは裏腹に、自由で奔放な好奇心をもて余す純真な少女。ある分野を除き決定的に無知であるために、何にでも興味を持ち、その度にお師匠さまに問いかけては困らせることもしばしば。未知のものに触れて、新しい知識を得るのが好き。特に最近は、人の感情について理解したいと思っている素振りが見受けられる。その出自に起因して人並み以上の観察眼と分析能力を持つが、一般常識や人の感情の機微に疎いために有効活用されないことが殆ど。基本的には無邪気で素直な性格をしているが、純粋さと引き換えにやや倫理観が足りていない節もある。

傍目にはただの少女と区別が付かないが、正体は人間を精巧に模した機械。電力を動力とする所謂ロボット。身体は金属でできており、定期的にメンテナンスが必要。前腕や肩峰のあたりのいくつかのパーツに可変型の銃火器が仕込まれている。外見は15歳くらいの華奢な少女。艶めく長い黒髪と上品なワンピース姿も相まって、どこかのご令嬢と言われても違和感のないお嬢様然とした容姿。敬語がベースではあるものの、ややあどけない声音でふわふわと話す。

元殺戮人形。今まで幾人もの"お師匠さま"に所有されながら、従順に命令に従う兵器として生きてきたが、今のお師匠さまに救われたことをきっかけに魂を宿し、感情を得る。人間一年生らしく日々新しい感情に振り回されながらも、人としての生を純粋に楽しんでいる模様。ただし、最近は未知の情動に振り回されすぎて、オーバーヒート寸前まで追い込まれることも。困ってはいるが嫌がってはいない様子。この旅が終わらなければいいと願っている。


▽サンプルロル

先程の御仁、お師匠さまに視線を固定する時間が平均より4.5秒も長かったので、その……、いえ、問題というわけではないのですが。
（こぢんまりとした宿屋ではあったが、首尾よく一等広い部屋の鍵を借り受けて、颯爽と前を行くお師匠さま。そのすぐ後ろを歩きながら、どうしてか少しだけ喉が詰まるような違和感を覚えて。頚椎ユニット正常。送電システム正常。感覚処理タスク、エラー無し。音もなく機体のセルフチェックを行いながら、伏し目がちに歩き続けていれば、とん、と額が柔らかい何かにぶつかる。顔を上げれば、こちらを振り返る相手と目が合って。……この顔は知っている。心配、されている。お師匠さまを安心させるような何かを声にしなければと、考える前に開いた口から出てきたのは、意図も意味も不明確な、喉に引っかかった事実だけ。困らせるつもりはないのにと、自分こそが困った顔をして言葉を続けようとするも、分析し切れていない胸の内、それを真っ直ぐに伝えられる言葉など持ち合わせておらず。半ば諦めに近い気持ちで、再度しおしおと目を伏せて小さな声で囁いて。）
……なぜでしょう、頚椎ユニットの隙間がぴりぴりするのです。


勝手に色々設定を煮込んでしまいましたが、詳細は2907様の意向もお伺いした上で改めて練らせてください。
ご検討のほど、よろしくお願いいたします！