主 2016-11-09 20:23:21 |
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えっと、大丈夫…?
(階段を登りきった先に何が待っているのか、そんな期待を膨らませて最後の一歩を踏めばその先には何故か少女が己に背中を向ける形で倒れ込んでいて、まさか彼女が神様だなんてことは夢にも思わず何故ここに人が居るのかという疑問を持つのと同時に転んだのなら怪我はないか心配して近くまで歩み寄っていき)
(/記載忘れてましたが確かに重要なことですね。先代の名前は中村 宋太で若宮様も名前は知っています。)
(先程は何処か懐かしい雰囲気、程度であったが彼が近くまで来たことでその姿をしっかりと認識でき、異様な程に似ていることに気づいては動揺が隠せず。じーっと凝視してしまうも相手に声を掛けられ我に返り「…っ…大丈夫…!」声が裏返ってしまったがそう言って。彼の姿について気にはなるが一先ず落ち着こうと立ち上がってパンパンと汚れを払えばコホンと咳払いをした後小さく息を吐き。「人の子。妾に何か用なのか?」とすっかり参拝者と思い込んでいるのかそう尋ねて)
(/お手数おかけしました。お答え頂きありがとうございます!)
いや、君に用があった訳じゃ…ここに用があったっていうかここの神様、若宮様のこと知りたくてさ、本当に皆が言うみたいに人を恨んで祟るような神様なのかどうかってことを
(浮き世離れしたような容姿ではあるが未だにここの神様が目の前の彼女だとは微塵も考えもせずに、投げかけられた問いには少し無礼とも思えるような言葉を返せばふと境内を軽く見回し、やはり予想していた以上に綺麗になっているなと感心しつつ、噂の真意を確かめに来たのだとここへ来た経緯を語り)
ふむふむ、君は面白い人の子だな。もしも仮に、若宮様が悪ーい神様なら君は祟られるかもしれんな。そんな危険は考えなかったのか?
(相手にここに来た説明をされると参拝者でないことがわかり、その事実に内心ショックを受けつつも、相手が危うい行動をしているということをわかってもらうために上記を述べて。息を吐いてパンと両の手を合わせると「まぁ、そんな事実はないけど。だって若宮様は人を愛しているから。」大きく手を広げて噂が事実無根であることを満面の笑みで言い。)
確かに…それも考えなかった訳じゃないけどさ、若宮様はそんな神様じゃないような気がしたんだ、理由なんかは特にないんだけど
(社の敷地に入った人間は神罰を受け祟られる、その噂が真実であったならこの身に余る罰を受けるのだろうことは頭の片隅には確かにあり、それでも不思議と恐怖や不安などといった負の感情を抱かなかったこともまた事実で、単純に自分が怖いもの知らずなだけなのかそれとも別の理由なのか自分でも上手く説明が出来ず曖昧な答えを返すのみで「やっぱり!イメージしていた通りだ。…ところで君は若宮様とはどういう関係なんだい?随分若い感じなのに若宮様のことに詳しいみたいだし…」若宮様が人を恨んでいないという事がわかって嬉しそうにして、ずっと疑問だった相手の正体について言及し)
あははっ、嬉しいことを言ってくれる。
(もう誰も来ないと思っていた社に人が来てくれただけでも嬉しいというのに、相手の言葉でより一層嬉しくなり。相手は己の正体を知らずに言っているとはいえ、少しばかりこっ恥ずかしくなったのか着物の袖を顔の前まで持って行き、顔を隠すようにしながら述べて。正体について言及されれば袖はそのまま口元辺りを隠しており、ちらりと視線だけを相手に向け「妾か?そうさな…隠す理由もないしな。」ぶつぶつと独り言を呟いた後「妾が君の言う若宮様だよ。ふふ、想像と違っていたか?」神様といえば神々しいというイメージを持っている人の子は多かろう、己の容姿についてはコンプレックスとまではいかないが、神様らしくはないと思っているらしく、しかし表情は嫌そうなわけでもなく笑みを浮かべたまま正体を明かし。)
えっ、君が…じゃなくて、あなたが若宮様!?そ、そうとは知らずに俺はなんて無礼を…すみませんでした
(よもや思いもしなかった彼女の正体に驚愕して目を見開いて、同時に先ほどまでの会話の中で神様に対する態度としては不適切な発言を繰り返してしまっていたことを省みて、しまったなぁ…とやや気まずそうにぼやきながらひとまず素直に謝罪を試みて深々と頭を下げ、少しして顔を上げて改めて冷静に若宮様の姿をまじまじと見てみれば神様らしいカリスマのようなものはお世辞にもあまり感じられないものの、それでも大らかで余裕のある彼女の立ち振る舞いは正に神様のもので正体については疑う余地すらなく納得して)
言っていなかった妾に非があるしな。妾は気にしておらんから、気にしなくても良いぞ。
(正体を明かすことができスッキリとしたが相手は気まずそうに謝っており、悪意があって言ったのであればそれ相応の対処をするが、彼は悪意があったわけでもなければ、きちんと謝罪をしているため怒る気は全く無く。気にしなくてもいいということを笑顔で伝えて。視線を感じると恥ずかしさでいたたまれないのか半歩下がり、くるりと相手に背を向ければ「…せっかく来たのだからお茶でもどうだ?立ち話も疲れるだろう」本来なら神と人とがお茶をするなど上に知られれば怒られそうなもの、しかしながら個人的に彼の容姿について気になっていることもあり、真相を確かめなければもどかしいだろうという考えから提案してみて)
えっと、じゃあお言葉に甘えて…
(ひとまず己の非礼については不問としてくれたことに安堵して胸をなで下ろしたのも束の間、その後に続けてお茶でもどうかと誘われれば突然のことに困惑し、神様にお茶を出してもらうなんて畏れ多いからと断ろうとも思ったが、よくよく考えれば厚意を無碍にすることの方がもっと礼を失する気もしたし、何よりこの神社や彼女自身のこと、色々と聞きたいことは山積みであり遠慮がちながらも誘いに応じて後に続いて歩き出して「せっかくだからお詣りもしていこうかな…」目の前に神様本人はいるものの、それでもせっかく神社までやってきたのだからと考えてポツリと呟き)
うむ、良い返事だな!
(誘いを受けてくれるか不安な点もあったが、彼の返事に顔を綻ばせては嬉しそうに2度頷いて。拝殿や本殿よりも先に進んだ林の中にひっそりと佇む庵が有り、本殿には入れないだろうということから庵へと案内しようとその場所を目指し、歩き進め。もう居ないが神主が随分前に建てさせた物らしく、その庵から見える風景は綺麗なもので、その風景を見ながらお茶をすれば楽しいだろうと心躍らせて。歩いていると彼の呟きが聞こえ考える素振りを見せたあと「君は何か願事があるのか?…いや……直接聞くのは無粋だね。」何か願事があるのだろうか、そんなふうに思い尋ねてはみたものの直接聞くのも可笑しな話だと思い直し撤回して。曇りなき空を見てみると、庵には収まり切らなかった物が散乱しているではないかということを思い出し。彼処に客人を招き入れるのは憚られると顔色は悪くなる一方で冷や汗を垂らしながらも思考を巡らし)
うーん、願いという願いは無い…かな
(ここへ来た本来の目的の殆どは彼女に出会って噂の真相を確かめた時点で既に達せられており、ともすればお詣りをしていこうと思ったのは単純にそうするのが神社に訪れた者として最低限の礼儀だと考えてのことで他意はなく、歩みを止めずに少しだけ考えた結果そう言葉を返して「いや…あるといえばあるんだけどね、神様に頼み込んでまで叶えたい願いとまで言われると何も思い当たらないという方がこの場合正しいかな」生きている限り細々とした誘惑や欲望が尽きないのは確かだがそんなものをいちいち神様に願うのは憚られるというのが本音であり。少し気まずそうに発言を訂正する己には相手の表情が浮かないものに変わっていることには気付くことが出来ず)
…はは、神としてはちと寂しい気もするな。……では、君が神に頼まなければならないような願事が出来た時を楽しみに待っておくとするかな。
(庵のことは気になってはいるものの、彼の言葉を聞き。神頼みを良くする今の時代の人の子にしては珍しい人の子だと思い、嬉しそうに目を細めて上記をゆっくりとした落ち着いた声で述べ。彼と言葉を交わしていくうちにもやもやと不確かなものが確信に変わっていくのを感じ。庵の近くまでやってくると、拳をギュッと固く握り何かを決意したように「人の子…!暫しの間ここで待っていて貰えるか…?」片付けもできない神だと思われるわけにもいかないため、勘付かれないように理由は言わずに首を傾げ相手に問いかけ)
俺は神頼みは神様に叶えてもらうんじゃなくて神様の力を借りて叶えるものだって思ってるからさ、ここぞという時にこそ頼るべきなのかな…なんて、神様本人を前にするような話しじゃないね、これ
(あくまでも神頼みは最後の手段であり奇跡は軽々しく望むべきではないのだと考えている、そんな持論を口にしていくが、そもそも神様そのものである彼女を前に神頼みのなんたるかを語るなんてそれこそ釈迦に説法を説くようなものだなと苦笑を浮かべてそこで言葉を切って。そんな話しをしている間に目的地であろう庵の前に到着し、そのまま後について中へ入るつもりでいれば足止めされてしまい「わかりました」やはり人を招き入れる以上は何かしらの儀式なんかが必要なのだろう程度に考えて言われるままに素直に従って大きく頷き)
いいや、妾はいいと思うぞ?…そういう考えは好きだ。
(彼の持論を聞いているとやはり面白い人の子だとくすくす笑い。すまぬと笑ってしまったことへの非礼に詫びを入れたあと上記を言い。本来神とてあれやこれやと人の願いを全て聞き届けられる訳でもなく、あくまで願事を叶えることができるように手助けをするような役割を担っているのも事実で彼のような若い人の子がそういった考えを持っていることに感心し。相手が了承してくれれば「感謝するぞ、人のよ。」と満面の笑みで言えば庵の中へと入っていき。その中は案の定物で溢れかえっており、げんなりとするも気合を入れて衰えていても物を動かす程度なら問題ないだろうと時間短縮すべくほんの少し神の力を使い、物を整理して。十数分経ったあと「待たせてすまなかったな。ささ、中に」引き戸を開け、中へ入るように促し)
そっか、失礼でなかったなら良いんだけど
(やや行き過ぎた己の態度を責めることなく、むしろ笑いながらありのまま受け止める懐の深さは流石は神様だと素直に感激しては頭の後ろを掻いて緩く笑い「それじゃあ、お邪魔します…」しばらく待って中へ入るよう促されれば誘われるままに足を踏み入れればぐるっと中を見回し、綺麗に整頓こそされているものの意外に物が多いなというのが率直な感想で)
うっ…あまりじっくり見られると…その…困るのだが…
(ある程度の片付けしか出来ておらず、部屋を見られていることが分かれば後ろに手を組み視線は斜め下に向けて上記をぼそぼそと言い。この庵に置いてあるものは大体が己の私物であり、使えないような物も中にはあり、しかしどれもこれも大切なものばかりで捨てることはできず。「さ、さあ。茶を淹れるぞ、人の子よ!」無理矢理にでも空気を変えようと思いズカズカと歩けば窓を開け外の風景を見られるようにし、準備していた座布団の上に座れば前記を述べ。お茶を淹れる道具は書物に書いていた物を参考に用意したものの、実際淹れたことがないため、よくわからず首を傾げていて。少し間を起き「…人の子よ、妾は茶の淹れ方がわからない…」と絶望したような表情で項垂れて)
ははは…ごめん、ちょっとデリカシーが足りてなかったね…えっと、じゃあお願いします
(確かに他人の家に上がり込んで無遠慮にあちこちジロジロと見るのはあまり良いことではないなと納得すれば素直に謝罪し、自分のために用意してくれていたのだろうもう一つの座布団へと正座で腰を降ろしては彼女の方を真っ直ぐに見据え、周りに用意された茶道具を見て随分本格的なんだなぁと感心し、期待を膨らませていたが続く言葉に軽くこけそうになり「うーん…俺もちょっとわからないかな…普通に急須で淹れるんじゃ駄目なのかな?」手の込んだ手段は諦めて簡単な方法にするのでは駄目なのかを問いかけて)
(/申し訳ありません。誠に勝手ながら、一身上の都合により継続が難しくなりましたため、キャラリセをお願い致します。優しい主様の作られた素敵なトピックに参加させて頂けましたこと、大変嬉しく思います。短い間ではありましたが、本当にありがとうございます。主様に素敵な御縁がありますように陰ながら願っております。失礼致しました。)
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