偽りの言葉（ 1:1 / 募集 ）
匿名さん 2016-11-09 11:07:17 |
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ああ、確かに睡眠は足りてないかなぁ。
（睡眠は足りてないが睡眠不足はいつものことで疲労感があるというわけでもなく、彼の眠そうに見えたという言葉で納得したように上記を言い。素っ気ない彼の態度にくすりと笑みを零し、ふと何かを思い出したように。「そういえば、伏見くん朝ごはんはもう食べた？」朝早くから店に来て掃除をしていた為、きちんと朝食を摂っているのかが気になり尋ねて）
いや…なんか腹減らなくて（睡眠不足という言葉に少し眉をひそめるも、相手に何か言うこともせず。そのままその場を立ち去ろうとするも、相手にかけられた言葉に動きを止め、振り返るとそう言葉を返し。昨日何があったわけでもなく、体調が悪いわけでもないが朝の起床が早かったためか朝食を取る気にもなれず。「店長は食べたんですか？」と寝坊してきた相手に店にいる時に読んでいる名を呼び、そう聞いて）
それは大変だ。体調が悪くなったらすぐ言ってね。
（相手が動きを止めると同じようにぴたりと立ち止まり、お腹減らないという相手の言葉に心配そうに上記を述べて。「俺もまだ食べてないよ。何せ時間に余裕がなかったから、おにぎりを握って持ってきたんだ。時間がある時に食べられるからね。」相手からの問いに対して何故か自信ありげに鞄から弁当箱を取り出して相手に見せつつそう言い。そんな時間があれば早く来れば良かったものの、そこには気づいていない様子で「開店前に少し時間を作って食べようと思ってるんだけど伏見くんも食べるかい？」等と聞いていて）
わかりました
（相手の自分を心配するような表情に、嘘でも『食べました』と言えばよかったと少し後悔しながら一言だけ返し。また、相手の弁当箱を見ると「凄いですね、朝からおにぎり握ってくるなんて」と少し驚いた様子を見せ、思ったことをそのまま口に出して言うと。相手の言葉にそれは悪いと思い「大丈夫です。店長の朝食なんですから。」と言い、それに途中で倒れられても困りますからね、と付け加えて珍しくほんの少しはにかむように笑い）
（わかりましたと返事をしてくれる相手の言葉を聞けば「良し、いい子だ」と笑顔で相手の頭に手を置き優しく撫で。少し撫でれば手を戻し。相手の正直な言葉に照れ臭そうに頬を人差し指でかけば「ありがとう」と感謝を述べて。相手がはにかむように笑うと驚いたように瞬きをして、しかしどこか嬉しそうに微笑み返し「そっか、それは残念だ。…でも君もご飯を食べていないんだし、君が倒れたりしたら俺は心配で心配で…夜も眠れなくなるかもしれない。それでもいいのかい？」大袈裟にそしてやや演技口調を交えて楽しそうに告げて）
（/お待たせさせてしまい申し訳ありません。優しいお言葉ありがとうございます。とても嬉しいです。）
なんで撫でるんですか…
（相手が自分の頭を撫でることに関して、またこれか、と思いつつ少し呆れたように言い。それも、自分が年が離れた子供でも、背が低いというわけでも、まして女性でもないのに、と思い少しむっ、とした顔になり。また相手が続けた言葉に「それは困りますね…でも寝坊したりしませんから」と言いながら少し笑うと、ちりとりで集めた落ち葉を捨てに相手の横を通り過ぎようと歩き出し）
つい？なんとなく、かな。
（少し呆れたように言われるとへらりと気の抜けた笑顔で言い。その後の彼の表情を見れば流石に歳もそんなに離れていない男に撫でられても嬉しいはずないよなと自分の行動に対し反省し「ごめんな？」と眉を下げ申し訳なさそうな表情で謝罪して。相手の言葉に「確かに寝坊はしないと思うけどね…」と苦笑を浮かべ。なかなか思い通りにいかないこの現状にどうしたものかと肩を落とし。適度な距離を保とうにも慣れからか相手との接し方がいまいち掴めておらず、通り過ぎていく彼を目で追いながらもついていくことはせずに此方も開店準備を進めて）
別に怒ってるわけじゃないですよ
（相手のへらり、と笑う顔を見て、あぁ、やっぱりこの人はつかみどころがないな、と思うも元からそういう人だったと勝手に自分の中で納得し。なので少し申し訳なさそうに謝る相手に少しばかり驚いては、振り向いて相手を見るとそう声をかけて。ちりとりの中の葉などを捨てると、先ずは端からか、と自分には認識できないがきっと美しい色をのせているであろう花のバケツの水を、一つづつ入れ替えて花や茎の手入れを黙々と始め）
そっか、なら良かった。
（怒っているわけではないということが分かり、そっと胸を撫で下ろせば嬉しそうに顔を綻ばせて。そういえば花束を作っておいてほしいと、お得意様に頼まれていたことを思い出し、花束に使うリンドウはどこにあるかなと考えたが思い出す迄には至らず、「伏見くん、リンドウがどこにあるかわかるかい？」開店準備をしてくれている中、作業を止めさせるのも気が引けるが仕方ないと相手に訊ねて。）
リンドウは…、ここにありますよ
（相手の言葉に一瞬返答に詰まったものの、そういえばここら辺に、と辺りを見渡し、リンドウが入ったバケツを見つけるとそれを指差して。色について聞かれたら少しまずかったかもしれない、と内心ヒヤリとしながらも平然を装い上記を述べて相手を見返すと）
ああ、そんな所に…ありがとう、助かったよ。
（様々な種類の花を取り扱っているため、花の場所がわからなくなることは屡々ある様で、花の整理をしなくてはならないなと考えて。彼が指差す先を見てリンドウの場所が分かれば、にこやかに上記を述べ。見返す相手を見れば何かはわからないが一瞬妙な違和感を覚え、その違和感の原因は何かわからず首を傾げて。違和感に対してあまり深くは考えないことにし「そうだ。今度の休みに花を見にいこうと思っているんだけど、君も一緒にどうかな？」とリンドウを2、3本手にしてはタオルで水を拭き取りつつ、相手を誘ってみて）
いいんですか？
（相手が笑顔でこちらに礼を言ったのを聞くとバレなかった、と少し安心し。いつまでも隠し通せるわけがないと分かっていながらも、さらさらいう気がない自身の考え方は矛盾してるな、と内心苦笑しながら。また、相手が続けた言葉に意外そうに見つめ返すと、小さく聞き返して。それも、もとより花は好きなので『普通』であれば心から嬉しく思ってすぐにでも誘いに乗るのだが、『普通でない』自分の場合長くいれば勿論嘘がバレる可能性が高まるというわけでもあり。また、仕事先の従業員、しかも仏頂面の男とわざわざ休日を過ごしても楽しくないだろうと思い）
勿論。遠慮なんてする必要はないからね。
（リンドウを手にして作業台にリンドウを置けば小さく聞き返す彼の言葉に上記を返して。彼の遠慮がちな所は今に始まったことではないが、少しずつでも心を開いてもらえるように、あわよくば彼の本音を聞き出してみたい。相手を見ながらそう考えて。初めは来てくれないだろうと思っていたが、聞き返すということは僅かながらも興味があるということではないかと推測し「駄目、かな？」まるで犬が寂しがるように首を傾げ。）
じゃあ…ご一緒させてください
（こちらの様子を伺って尋ねてくる相手を見ると、なぜだか少し申し訳なく感じて。行きたかったのは本心なので、お言葉に甘えてそうさせてもらおう、と思い上記を述べればこちらも相手の顔を再度見て。行くときは絶対にばれないように細心の注意を払わなければいけないな、と気を引き締めれば、止まっていた手を動かしバケツの水を入れ替え始めれば）
うん、嬉しいな。ありがとう。
（一緒に行けると分かり、嬉しそうに顔を輝かせて上記を述べ。店内に掛けられている時計を見れば、もうすぐ開店の時間が迫っており、急いでリンドウの花束を作り。綺麗に形を整えれば、満足気に頷き、籠の中に丁寧に置いて。「ちょっと奥に行ってご飯食べてくるね」開店前に食事を取っておかなければ、食べる時間がなくなってしまう為、相手に言ってから奥の部屋もとい小さな休憩室がある部屋へと向かい）
はい
（朝食を取りに部屋を出た相手を見送り、先ほどの会話を思い出して。お礼を言われるほどのことなどしていないし、やはりこんな大男と行っても…と少し頭を悩ませて。あの人であれば彼女くらいいそうなのに、いや実際いるのか、とよく夜にこっそりと部屋を出て行く姿を思い出し。ならば何故自分などと、と考えがループしそうになったところで眼鏡を外して目頭を押さえ、ふう、とため息を吐いて。開店時間が差し迫っているのを見れば、花を見栄えの良い向きにするなどの最終チェックというべき作業に入って）
（/まず、返信が遅くなってしまいましたこと誠に申し訳ありません。
此の度は完全に自己満足なトピックに参加して頂きまして誠にありがとうございます。参加して頂いたとき本当に嬉しかったです。今日来ましたのは、此方の都合によって続行不可能になってしまいましたことをお伝えに参りました。参加してくださいました伏見様と背後様には大変失礼極まりないことをしてしまい、深くお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。
長くなりましたが、素敵な息子様とお話出来て楽しかったです。本当に本当にありがとうございます。いい御縁がありますことを願っております。）
(/お返事ありがとうございます。短い間でしたが、お話しできてとても楽しかったです。打ち切りの件、承知しました。こちらこそ自己満なキャラに付き合っていただきありがとうございました。名残惜しいですが、また新しい素敵な出会いに巡り合えることをお祈りいたします。この度は本当にありがとうございました。)
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