審神者 2016-11-08 17:48:49 |
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>>長谷部
(いつもの散歩道を離れ、得意気に前を横切った黒い野良猫に導かれるがまま歩みを進めること数十分。気が付けばあまり足を踏み入れたことのない場所へと来てしまったようだ。縋るように黒猫へと目線を遣ろうとするも、既に其処には何も無い。どうやら姿を消してしまったらしい。困ったもんだと対して困った様子もなくぼやけば、一先ず場所の把握をすべく周囲へと視線巡らせて。小洒落た店が立ち並ぶ小さな通り、目印の様な目立つ物はあまり無いように思える。知らない場所に好奇心が疼くも、家に帰れなくて困るのは自分だ。どうしたものかと溜め息を吐きかけた時、視界の端に何やら見慣れた煤色が。良かったと安堵すると同時に悪戯心が沸き上がり、甘い香りの漂う店へ一直線にするり駆け込みそのまま音も立てずに近寄ると、背後から突然相手の視界を自身の手で覆い隠し)
だーれだ。当ててみろ!
(/長谷部背後様はじめまして。絡み文が投下されておりましたので、早速絡ませていただきました。背後の経験不足故まだまだ未熟でぎこちない所もありますが、どうかうちの鶴と仲良くしていただければ幸いです。こちらこそ宜しくお願い致します!)
>>宗三
(紙袋二つ分のショッピングを済ませた帰り道、喉が渇いたのか気侭にふらりと近くの喫茶店へと足を運んでは、暫くの間何を飲もうかと頭を悩ませて。しかし、初めて来る場所であるため結局は勝手が分からず、長い注文を済ませる客の中に混じって“一番人気のある飲み物を”と何とも端的な注文の仕方をし。さて、何処に座ろう。良い場所を求めて落ち着きなく視線彷徨させれば、視線の先にぱっと目に付く見慣れた撫子色の髪を見つけて。軽やかに雑誌を捲る彼の近くには飲み物が置かれているため、今此処で驚きを提供するのは少し危険か。間違って倒してしまうと彼にも、そして店の者にも迷惑がかかるだろう。そう判断しては、足音も気配も隠さずに軽快な足取りで彼の元へと歩みを進めて)
よっ、宗三。ファッション誌なんか眺めて、何か良い物でも見つけたか?
(/宗三背後様はじめまして。投下されておりました絡み文に、稚拙な文ながら早速絡ませていただきました。背後の経験不足故ぎこちない所も多々ありますが、どうかうちの鶴と仲良くしていただけると幸いです。これから宜しくお願い致します…!)
>>光忠
やれやれ、もうこんな時間か。逢魔が時は避けたかったんだが……。
(昼餉を終えた午後から知り合いの爺さん達の相手をしていたのだが、気が付いた頃には既に夕方。それだけ話が弾んでいたのだろう。しかし、この時間は夜目の効かない己にとって危険でもあり。愉しさを振り切ってぼやくように言葉吐き出せば、爺さん達に別れを告げて帰路に着き。薄暗い住宅街を歩いていれば、そこかしこから暖かな夕餉の香りと団欒の声が流れてきて。幸せそうなそれらに頬を緩め、自身も早く帰ろうと思い直して顔を正面に向けた時だ。走り去る光忠、そしてその後を追い掛ける時間遡行軍を見つけて。やれやれと何処か愉しげにも聞こえる声を漏らせば、先ずは光忠と合流すべく彼の進行方向を回り込むように追いかけ。夕日はそろそろ落ち切る頃合。それ故危機感や無傷では帰れないだろうという予感はあるものの、光忠となら無事に乗り切れるだろうという自信もそれを余裕で上回る程にはあり。無人の通りに差し掛かると、何とか回り込むことに成功したのか10m程先からこちらに向かって駆けて来る相手の影へと思い切り手を振って)
おーい、光坊! 助太刀するぜ!
(/光忠背後様はじめまして。投下されておりました絡み文に早速絡ませていただきました。背後の経験不足故まだまだ不慣れでぎこちない所もあるかと思いますが、どうかうちの鶴と仲良くしていただければ幸いです。これからどうぞ、宜しくお願い致します!)
>>all
(昼餉の腹ごなしと退屈凌ぎを目的に公園内を歩き回り毎朝お世話になるいつものベンチに寝転がっていれば、いつの間にか眠りについていたらしい。何かに髪を引っ張られる感覚にふと意識を覚醒させては、その何かの正体を探ろうと素早く自身の頭に手を伸ばして。ぱしりと己の手が捕らえたそれは、あまりに小さな温もり。思わず「こりゃ驚いた」と声を漏らせば目をぱちくり、視線を上へと移動させて。其処に居たのは、年の頃10前後の数人の子供達で。取り敢えず身を起こし話を聞いてみれば、いつもは見かけない人物の真っ白な髪に興味を持ったのだとか。あまり知らない奴には関わるべきじゃないと歳上らしく注意をしては、それに懲りる様子の無い小生意気な彼らの頭をわしゃり乱暴に撫でつつ、気紛れながら少々遊びに混ざってみることに決めて。――しかし、結局は5時まで遊びに付き合っており。遠くから響く鐘の音に気が付けば「もう5時だぜ、ちびっ子共。……家族が心配するだろう、早く帰りな」と促すように声をかけ、ベンチに座り直せば帰路に着く彼らに対し緩やかに手を振って)
退屈せずに済んだのは良かったが、少しはしゃぎ過ぎた。……夕餉は何だろうなぁ。
(/主様、参加受理をありがとうございます! そして皆様はじめまして、鶴丸背後です。遅くなりましたが絡み文を提出させていただきました。絡みにくい様でしたら手直しも致しますので、その際はどうかお声がけくださればと思います。どうぞこれから宜しくお願い致します…!)
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