整備士 2016-11-08 15:41:05 |
通報 |
▼募集キャラについて
道端に倒れていた人型のロボット(♀)
・人型ではあるものの、所々は機械じみたパーツを持つ
・陽気でマイペースな性格、常識はあまり知らない
・かわいらしい見た目の割に機械らしく怪力
・修理してくれたことから整備士に懐いていて、整備士と共に整備士寮で暮らすことに
・倒れていた以前の記憶がなく、思い出すまでは帰らないとのこと
・名前だけは憶えているらしい(カタカナで下の名前のみ)
・実は国が命令して作らせた軍事用ロボットであり、戦争時には部隊兵と共に前線で戦っていた。
・当時は戦争のためだけに作られたので性格も慈悲はなく冷徹だった
・戦争が終わったあとも政治的に利用されていて、命令で秘密裏に人を抹消していた
・何かの理由(お任せします)で傷を負い、体力の限界で道端に倒れてしまう。その損傷により戦争用のデータが破損、現在の陽気な性格のロボットとなっている。
▼その他
・ロルは3行程度以上を目安にしていただけたらあとはどれくらい長くても構いません。
・キャラクターリセットは一週間反応がなければ(事前に連絡してくだされば待ちます)。
・もし万が一希望者が複数いましたら選定を取らせていただきます。
・開始はロボットが目覚めたところから始めようと思っています。
(/条件が多くなりましたが、こんなロボットちゃんを探しております。それでは良縁を願っております!)
>3 >4 様
(/参加希望ありがとうございます、纏めての返信をお許しください!
萎えは特にありませんが、条件に提示した性格に沿っていただけたら嬉しいです。
それと整備士の年齢を24歳にするつもりなので、ロボットちゃんの見た目年齢は17~20辺りだといいかなぁと思っております。
設定のテンプレートを下に置いておきますので、ぜひそれに合わせて考えてください!)
【名前】下の名前のみでカタカナ
【見た目年齢】
【容姿】
【性格】
【倒れていた経緯】
【備考】
「整備士さん、整備士さん! このオイルすごく美味しいんです! お疲れなのでしょう、一緒に一杯いかがですか?」
「貴方に抱く感情が、全部、ただのプログラムだなんて……やっぱり、どうしてもそんな風には思えないし、思いたくないんです」
「こちらE-3773。ゼロポイントを踏破中、10時の方向・仰角37度に目標の戦闘機を確認。攻撃を開始する」
【名前】エル(ELLE)
【見た目年齢】19
【容姿】
肩に軽くかかるナチュラルボブの金髪で、前髪は長く、耳にかけきれなかった分がしばしば片目を隠すほど。長い睫毛に縁取られた瞳は、ロボットならではの鮮やか過ぎる金混じりのエメラルド色。全身を覆う柔らかな人工皮膚は乳白色。華奢な体つきだが女性らしい曲線を持ち、なだらかな肩や細い腰、程よい肉付きの太腿などは人間の女性そのもの。造られた可愛らしさではあれ不自然さはあまりなく、技術の発展ゆえか、ロボットというよりほぼアンドロイドと言っても過言ではないほど完成された再現度である。
ただし、それでも彼女をロボットたらしめているのは、コスチュームと体の一部のパーツ。頭には白と薔薇色のヘッドホン型五覚サポートヘルメットが備え付けられており、白と黒と薔薇色のやや光沢のあるコスチューム(ノースリーブとかぼちゃパンツがひと繋ぎになったようなソフトなデザイン、腕は黒い別袖に通していて、例えるなら初音ミクのそれに形状が似ている)を身に纏っている。ほかに、彼女の両掌のみ人工皮膚に覆われておらず、メカニックな白い硬殻が剥き出しの状態。また、彼女の黒と薔薇色のブーツは膝上まであるが、近づいてよく見てみれば、脚と一体化していることがわかる。この他、充電中は顔や腕、太腿の人工皮膚の下で電子回路が仄かに光る。
【性格】陽気で無邪気、ふわふわとした穏やかな性格。いつも朗らかに明るく笑っていて、たまに泣くときや怒るときさえ、人間よりもよほど感情豊かに見える。良くも悪くも自分のペースで生きており、ロボットであるがゆえか、人間の常識をまるで知らず、無自覚天然が性格も相まってひどい。記憶こそ失ったものの、自分を助けてくれた整備士を心から深く思慕しており、彼に一途になるうちに、小さな嫉妬や甘えたい気持ちなど、本来プログラミングされているのか不明な感情を抱いていく。
これらは実際には不良品ゆえに生まれた感情であり、頭部に衝撃を受けたことで、元々生まれつつあった感情中枢が自動構築されたことで育ったもの。以前は冷酷無慈悲であり、目的遂行のためなら手段を選ばず、無駄な交信も行わなかった。
【搭載機能】
掌(指先):スタンガン、マシンガン、火炎放射、氷結機能。
腕:日本刀、ライフル、ロケットランチャー、ビーム砲、捕縛ロープ、ワイヤー。
頭:半径200メートル以内の索敵レーダー、普通の人間の10倍の視力と聴力、透視機能、録音機能、無線機能、言語解析機能などをプログラムされている最新型人工頭脳。
胸:機械心臓、第1エネルギー炉。
全身:最大1万馬力の出力。
脚:反重力装置、第2・第3エネルギー炉。
【倒れていた経緯】
元々エルは戦闘用ロボットであり、軍の部隊兵の主力砲として前線で戦っていた。しかし戦場から引き上げるとき、ひとりの戦争孤児に出会う。その子どもは記号的な名前しか持たなかった彼女をエルと呼んで慕い、エルは少しずつ感情が育ち始める。引き上げにもついてきたその子どもを、エルはこっそり匿い、国で暗殺の仕事をこなしながら奇妙な交流を続けていた。しかし結局はその子どもも敵国の超高性能サイボーグであり、エルは油断した瞬間、時刻に持ち帰り研究すべく人工知能をえぐり出そうとしたその子どもに、頭部をひどく傷つけられる。ロボットとサイボーグの戦いに、たちまちエルと同じ型のロボットたちが救援に駆けつけた。ところがサイボーグの子どもは、エルに対する感情を捨てきれなかったのか、最終的に自殺。その遺体を援護部隊が追い打ちで蜂の巣にした瞬間、エルは何を思ったか、「感情的になって」援護部隊を全滅させてしまう。「頭部が壊れて狂ったロボットを捕獲し、スクラップにせよ」──さらなる援護部隊がやってきて始末されることを無線から悟ったエルは逃亡。行き倒れていたところを、整備士に救われる。
【備考】
▼本当の名前………Eー3773
Eは製品名Exterminator(殲滅者)、3773は個体識別番号。Exterminatorは普通のロボットとは違い、軍事利用した後は暗殺も手がけさせる目的で造られたロボットである。その為、万一Exterminatorの1体が私営の捜査機関の手に渡ってしまい足がつくことを恐れて、本来型名の前に記載されるはずの製造会社名は意図的に省かれた。
本人が自身をエルと名乗ったのは、記憶を失う前に出会った、前述の戦争孤児の影響。その子どもは、彼女の左上腕部に書かれていた型番号「Eー3773」を間違えて逆さまの「ELLE-3」と読み、「製造会社名はわからないが、彼女を家庭用ロボット「エル」の製造第3台目なのだろう、と勘違いし、以降ずっとエルと呼び続けていた。
▼万が一可能であれば……な設定
ロボットには大きく分けて、人間生活をサポートする家庭用ロボットと、企業開発や救護活動、または戦争などの特定目的をサポートする現場用ロボットの2種類が存在する。
人と身近に暮らす家庭用ロボットは、顧客に親しみを感じてもらう為、「SOMMYーANDREWー2557」「RanasonicーMARIAー14205」といったように、会社名の後に続く製品名に人名を与えられることが多く、俗に「アンドリュー」「マリア」などそれぞれの愛称で親しまれる。
一方、仕事に徹する現場用ロボットはその必要がなく、製造数が膨大で型番が長くなりがちなので、「SOMMYーGー186320」「RanasonicーDGGRー991」というような、製品名を省略した無機質な型番号となる。
家庭用ロボットと現場用ロボットの型番号の違いは、製品名が人名であるか否か。
(要するに、エルに名前をつけた戦争孤児が可能を家庭用ロボットだと誤認したことの裏付けとして勝手に作ってしまっただけなんです、すみません…!
主様の許可も得ず先走ってしまったので、不可でもまったく構いません!)
(/長くなってしまってごめんなさい。選定よろしくお願いします!)
【名前】エスタ (est) 存在しないというラテン語no estから取られたもの。
国が軍用に秘密裏に作った戦闘用ロボットの事は世間に隠していることからこの名前がつけられた。
【見た目年齢】 17
【容姿】見た目はかなり人間に近いものの、髪は伸びずいつも胸のあたりで切りそろえられた白髪のストレートヘアをしており、前髪は青い目の少し上で切りそろえられている。後れ毛や枝毛が一本もなく人間の髪より少しばかり人工的な輝きを持つ。身長160㎝程度で人に恐怖心を与えず油断を生むために、まだ少し幼さやあどけなさが感じ取れる風貌をしている。女性らしく丸みのある身体つきをしているものの、凹凸がハッキリとはなく本人は気にしている様子。
大きな目と高い鼻に小さな口と基本的に愛らしい顔立ちをしており、ロボットなのにもかかわらず血色がよく頬唇はピンク色をしている。まつ毛から足の先までしっかりと人間らしく造られており、爪などは伸びないものの質感なども人間そっくり。また関節も人形のように球体などがむき出しの訳でなく、しっかりと関節部分は皮膚に覆われている。関節があるため動きはかなりスムーズで、触って皮膚の下の鉄の冷たさや硬さを知るまでは人間と見分けがつかないほど。
初めは身体にフィットした黒のハイネックシャツにミニ丈のレザーパンツと黒のニーハイブーツを履いていた。整備士さんに拾われてからは、自分で街で選んだ服を自由に着ているためますます人間らしくみえてしまっている。
しかしロボットらしく、胸の中心は丸くガラスが張られており開け閉めが可能で、中に原動力であるコアが見える。また髪で隠れてみえないが首の後ろに小さな金属の蓋があり、そこに充電のためのコード差し込み口がある。そして本人が一番気にしているのが耳の後ろあたりから頭ねてっぺんまでの長さがあるアンテナのようなもので、日々隠すため努力をしている。コアの次に重要なものとして腰の下のあたりに小さな穴があり、その穴の中にある小さなスイッチが電源である。その他あまり整備士や研究者以外わからないような細部にネジがあったりするもののほとんどわからないようなものばかりで、自分でかくせる様な場所にある銃口などは手袋や靴下で隠している。
【性格】 元々は冷酷無慈悲だったがデータが破損してからは、常に明るくフレンドリーでお節介なほど人に優しくする様なロボットになった。
喜怒哀楽がはっきりとしており、なかなかに人間らしいがちょっと大袈裟すぎてたまにわざとらしさを感じるところもある。おおらかで怒ることは少ないが、少し涙脆く情深い(涙は出ない)。まるで何も知らない子供の様に人懐っこく警戒心に乏しい。買い物の時には鼻歌を歌ったり、掃除をしながらステップを踏んだりと陽気で言動もプラスなものが多く落ち込んだりふさぎ込むことは少ない。
常識というものは持ち合わせておらず、突拍子のないことや大胆な行動に出ることも多々あるが、学習することは好きで何にでも興味を示す。少し抜けているところがあるためか、なかなかのトラブルメーカーで大概の事件は中心人物としている。素直で嘘が全くつけず、非常に従順。
失った記憶を取り戻すことには非常に消極的で、何か嫌なものを感じている様子。自分がロボットという自覚がありながら、人間に少しでも近づきたがっているために自分をロボットと認めたりする様な発言は避けがち。
【倒れていた経緯】 元々軍の戦闘専用のロボットとして国がとある科学者によって造られせたロボットであった。感情などは排除して造られたものであったが、自分の製作者である科学者の事を徐々だが父親の様に慕いだした。ロボットにもかかわらず感情が芽生えた事が国にバレるとすぐに改良する様要請があったが、感情が芽生えた珍しいロボットを簡単に科学者が訳もなく、国は自分たちに従わなくなった科学者を軍を使い殺してしまった。
その事で錯乱したエスタは軍の基地内で暴れだし制御不能に。なんとかエスタを捕らえた国は改良を試みて優秀な科学者数人を雇うも、特殊なコアを持ち複雑な構造のエスタを直せる訳もなく研究は行き詰まる。
何かの拍子で目を覚ましたエスタはは捕らえられた時に破損した又は新たな研究者にイジられたせいか記憶は初期化されていて、戦争が終わるまでの間は何事もなく戦闘ロボットとして戦っていた。
戦争は終結してからは、国によって政治的理由から邪魔になった人間を消すのに使われていたが、ある日突然初期化されたはずの記憶が戻りまたも錯乱状態に。
再び捕らえられ、目覚めるとまた記憶を初期化されて国の実験施設の中にいた。しかしながら科学者のミスのせいか一部データ(自分が戦闘用ロボットである事や国に造られた事。また自分を造った科学者の事など)の破損があっただけで感情を持った状態であったエスタは怖くなり隙を見て逃げ出し4日ほど街をウロついていた。
4日間もの間1人でウロついていたが、人型ロボットはかなり珍しくエスタ自身とても精巧にできていたため街の人間は傷だらけの少々変な少女ぐらいにしか見ていなかった。しかしながら本人はたまたま通りかかった店のガラスに映る自分が、今まですれ違ってきた人々と違うことに気づくと、近くの店でストールを盗み(本人はお金という概念がなかったためもらったつもり)アンテナや傷などを隠しながら逃げていた。
そして4日目とうとう充電が切れ街の外れでスリープモードになっていたところを整備士に発見され助けられた。
【備考】 戦闘用ロボットのため搭載機能に攻撃的なものが多く、腕は簡単に取り外せるようになっており、外すと中は鋭いナイフだったりする。その他足がマシンガン搭載であったり、指にバーナーやアイスピックが仕込んであったりと戦闘用ロボットとしては細部までなかり高機能。しかしながら戦闘以外ではあまり役に立つ機能はなく、武器以外を握る力加減をよくわかっていなかったりする。最大で10tのものまで持ち運び可能なほど馬鹿力。
身体はかなり頑丈で、積んでいるものが多いからか体重は90㎏もあり本人はこれを気にしていて減量したい様。骨格は頑丈だがそれを覆う皮膚は割とデリケートで、割と簡単に破れたりしてしまい、中の金属が知らずにみえていることがある。
コアを守るガラスは防弾ガラスだが、手動で開けるのはかなり簡単に開けれてしまう。このコアがかなり特殊で普通の研究者や整備士なんかでは全く理解できない様な代物であり、ロボットの研究者の間ではかなり高額な値段で取引される。コアはかなりデリケートなもので取り扱いには注意が必要であり、熱くなりすぎてもダメだが冷やしすぎてもダメで、脆いため時しゅな装置がなければ持ち運ぶ事はおろか取り出すことすら叶わない。
特殊なコアのせいか一回の充電が1時間ほどで100時間もの間稼働でき、充電の切れる30分前に一度アラームがなる。
眠るという行為はしないが、充電が切れる又は腰の下あたりにあるスイッチを押されると強制終了されスリープモードに入る。
人間の様に食事は必要なく、かといって普通の機械の様にオイルも不要のため、口からものを入れれば基本的にお腹にあるタンクに貯蔵されるも消化されることなくそのまま廃棄となる。味覚や臭覚は料理などの事は一切わからず火薬やオイルの匂いなどがわかる程度。しかしながや嗅覚は多くの種類の香りの中でも火薬など危険物を瞬時に見つけられるほどよく、味覚も毒物などを感知できる仕様になっている。触覚はかなり鈍く、触られても気づかない時があり痛覚に関しては全くなく、コアは脆いが本体には温覚や冷覚もない。
一般的な感性とは大きなズレがあり、服や料理の盛り付けなどかなりおかしなものが多い。
耳の後ろから生えるアンテナは半径5㎞のすべての電波を受信でき、音声そのままを口から発することも可能。また耳から入った情報や目から入った情報はすべて録音/録画できそれを口から流したり、目がプロジェクターの様になっているため動画を壁などに写し出したりもできる便利機能がある。聴覚は半径5㎞の微細な音まで拾え、人間がわからない超音波の様な高音から低周波まで受信できる。目には熱感知できるサーモグラフィーの様な機能や1㎞先のものにもピントを合わせらる望遠機能も付いている。腕には通信用の装置が埋め込まれており、ここからネットにつなぎ情報収集やハッキングが可能。
(/>5の者です。昼までとかいたのに昼過ぎになってしまい申し訳ありません。
>8様のプロフがあまりに素敵で、提出するのが恥ずかしいのですが、やはり参加希望を出させていただきましたので提出させていただきます。あまり自信はありませんが、とっても素敵なこのトピに参加させていただきたいという気持ちは大きいです!ご検討よろしくお願いします。
書いてはいませんでしたが、もし選考にロルが必要でしたらまたお声掛けください。)
(/たくさんの参加希望者様がいらっしゃる中で図々しい事は承知しておりますが、まだ参加を受け付けてくださるようであれば今日中にpfを提出しますので候補に加えていただきたいです!)
>8様
(/設定を拝見しました!ロルまで付けていただきエルちゃんの性格がより鮮明に伝わってきました。ロボットの身体の部位の構造も細かく記載していただき、また戦闘用ロボットと家庭用ロボットとの違いなど作り込まれた世界観に感動します…!選定まで暫くお待ちください。)
>9様
(/設定を拝見しました!ロルはテンプレートに記入していなかったので絶対に必要というわけではありませんよ~!人間に近い精巧なロボットということで、エスタちゃん自身も人間に近づきたい・人間離れした身体を気にしているという様子が伝わってきます。戦闘用に作られたものの感情が生まれてしまったという葛藤も素敵です!選定までしばらくお待ちください。)
>10様
(/参加希望有難うございます、期限を設けていなかったので受け付けますよ!設定をお待ちしています。)
(/参加希望の受け付けはここまでとさせていただきます。たくさんの閲覧・参加希望ありがとうございます~!選定については4人分の設定が揃ってから行いたいので、設定を出された参加希望者様たちはもうしばらくお待ちいただければと思います!)
【名前】ラタ
【見た目年齢】18
【容姿】柔らかな科学繊維でできた銀髪は青みがかった人工的な光沢を持ち、度重なる戦闘によって長い所はへその辺りまで、短い所は鎖骨あたりまでと不揃いな長さになっており手入れもされていないためあちこちぴょんぴょんと跳ねている。ロボットらしからぬ愛嬌を感じさせる猫のような大きな瞳は多彩な機能を搭載したカメラでもあり、一見澄んだ青色だが目を凝らせばレンズに似た虹色の虹彩を確認できる。拾われた当初は片目を損傷していた。ふっくらとした唇や頬は皮膚の下の鉄を隠すように薔薇色に彩られ、無邪気に笑っていればただの少女と大差ないもののスリープモードなどで表情をなくしてしまえば無機質さを隠しきれない冷たいほど整った顔立ち。身長161cmの体格は女性らしさを強調したメリハリのあるもの。拾われた当初は服というよりは薄い鎧といったほうが正しい黒鉄のワンピース型の装甲を纏っていた。ミニ丈の裾から伸びる足は黒いタイツとブーツを履いているように見えるが、実際は薄い金属のコーティングを施しているだけの素足であり損傷するとポロポロと剥がれて下の人工皮膚が露になる造り。二の腕から指先にかけても同様の補強が施されておりいかなる肉弾戦にも対応できるようになっている。手足や指などの関節には各数センチの溝があり、そこから起動中は青い光を、戦闘モードでは赤い光を放つ。
【性格】「自分はロボットである」ということ以外の記憶をなくしたまっさらな少女。そのため瞳に映るもの全ては新鮮であり、興味感心の赴くままに歩き回り、時には修理の真っ最中でさえ起き上がってあれは何これは何とはしゃぐ奔放な性格。そういった壊れた思考回路への刺激が形だけの知識として搭載されていた"感情"に命を吹き込み、取りわけ喜びの心を強く生じさせており些細なことで笑ったり幸福感を感じる陽気な性格を作り上げている。一方で喜怒哀楽でいう「哀」の感情は未発達であり、豊富な笑顔とは対照的に哀しみに似た想いを抱けば処理しきれずふっとぎこちなく機械的な表情に戻ってしまう。同様に道端の花を踏まないように歩くなど、そういった人間らしさは理解できていない。しかし基本的に情緒豊かな分、冷静な兵器だった頃とは正反対に感情に任せて行動してしまう面があり、自分を救ってくれた整備士へ恩返しをしたいと思えばあれこれ計画を練るより早く表へ飛び出しどこからともなく巨大な戦闘機の残骸を「プレゼント」と持ってきたりと健気ではあるが突拍子のない行動を取ることも。人の道具たるロボットの性なのか彼のことを素直に慕い従い、「怒」の感情も彼が危機に晒された時のみ発揮される。
新たな生活を謳歌する彼女だが、人でいう本能である修復機能の働きから過去の記憶を取り戻すことを強く望んでおり、一刻も早く全てを思い出さなければと焦燥感に駆られる一方で整備士との生活が終わってしまうことを嫌だと感じており、使命と感情の板挟みになって戸惑うこともしばしば。
【倒れていた経緯】
暗殺の仕事を終えた帰り道、十数年前の戦争で争った国の元兵士に国や家族を蹂躙した恨みから背後より撃たれてしまったため。戦争が終わってから大分思考回路もパーツも老朽化していたロボットには咄嗟に反撃することができず、弾丸は眼球から頭部の回路を貫き重大な損傷を与える。そのまま一時的に機能停止していたところを整備士に拾われる。思考がショートするまでの数秒間、自己防衛機能から必死に人間を油断させる対処をインプットした“対人用マニュアル“を起動し危機を脱そうとしていたことと損傷によるバグが相まって現在の人間じみた性格を引き起こしている様子。目覚めた時に唯一覚えていた「ラタ」という名前は、最後まで兵士が叫んでいた彼の娘と思われる者の名前。
【備考】
正体は量産型機械兵器の女性タイプ。わざわざ人型を模しているだけに単なる戦闘兵器とは系統が異なっており、両腕に仕込まれたレーザー銃以外は武器を搭載していない代わりに戦車さえ軽々と持ち上げる怪力や、それ単体で兵器と呼べるほどのパワーとスピードを持つ脚部などとことん身一つで戦えるように特化した造り。感情はプログラムされていないものの"対人マニュアル"という知識は大量に埋め込まれており、細かなシチュエーションや対象に合わせて「どのように行動すれば人間が油断するか」「どう振る舞えば効率的に殺せるか」といった技術としての心の機微を模倣することで省エネかつスムーズに戦闘を終わらせることを可能にした冷酷な殺人兵器。
機械の体ではあるがわかりやすいスイッチというものはなく、スリープモードにするには一分間瞼を閉じれば良いという極めて人間的なシステム。電源の類も搭載されておらず一度起動すれば今回倒れた時のように回路を破壊されるまで動き続ける仕組み。動力源は日光であり、不足してくると自然にひなたぼっこに出かける。
(/受理してくださりありがとうございます!お二方の作り込まれた設定に比べれば拙いpfですが、とても楽しく作らせていただきましたのでどうかお目通しをお願い致します。お時間をくださってありがとうございました!)
>12様
(/設定を拝見しました!修理中でも動いて無邪気に振る舞うラタちゃんの様子を想像してほっこりします…!また個人的に手や足の関節が光るという描写に近未来的な雰囲気を感じます。名前も自分のものでなく兵士が娘の名前を呼んだのを憶えていてそれを自身の名前だと思い込んでいるところも切ないですね。選定までしばらくお待ちください)
(/性急で申し訳ありませんが、明日一杯でロボットちゃんの設定を締め切らせていただいて選考を行いたいと思います…!もう暫くお待ちいただけるとありがたいです)
(/長らくお待たせしてしまってすみません。選考に時間がかかってしまい、参加者の方には大変もどかしい思いをさせてしまったと反省しております。
ロボットちゃん3人とも自分の考えた世界観に沿ってくださり、設定も楽しく読ませていただきました。
悩んだ結果、>12様にお相手をお願いしたいと思います。
参加希望を出してくださりほんとうに嬉しかったです、改めてありがとうございました!)
>12様
(/早速整備士の設定についてご相談があるのですが、>1に書いていること意外でこういう見た目、性格がいいという希望はありますか?既に考えてはいるのですが、変更出来る限りはご要望に添えたいと思っておりまして…)
(/お返事が遅れてしまい申し訳ありません、選んでくださりありがとうございます!何とも自由なロボットですのでご迷惑をかけることも多いかと思われますが、どうぞよろしくお願い致します。
整備士様についてはあらかじめ教えていただいた要素だけでも充分魅力的ですので要望等が思いつかず…ぜひともそのままの設定でお相手していただきたいです!
また、ロボットの設定に関してもご要望やここは変えてほしい、といったご意見がありましたらご指摘ください。)
(/こちらこそよろしくお願いしますね。
それでは整備士については考えていた設定のままでいかせていただきます。
ラタちゃんについても、理想通りのロボットちゃんなので要望はありません!)
【名前】カイリ・シュミット
【年齢】24歳
【容姿】 髪型は焦げ茶のミディアム丈のマッシュショート。瞳は暗い紅色をしていて切れ長、その為機嫌が悪く見られがち。鼻が高く全体的にくっきりした顔立ち。笑いはするものの無表情でいることが多い。体格は中肉中背で可もなく不可もなく、身長は180cm。機械整備のために両手は傷痕があったり武骨な形。工場での作業着である黒いつなぎ着用、胸元のファスナーを開けていて、インナーは白の半袖Tシャツ。銀のドッグタグを付けている。首元にはオレンジの工業用ゴーグルを提げており、たまに額に上げたりと位置はその時による。
【性格】 感情を表に出すことが少ない表現不器用。何を考えているのかも分かりにくいが寡黙というわけではない。小さいころから機械に触れることが多く今の仕事を趣味感覚で楽しんでいて、同僚からは機械マニアやら機械オタクやらと揶揄されることも。意外と情に厚いタイプでもあって、同僚や大事な人の為なら自己犠牲も厭わない精神で問題ごとに巻き込まれやすい。気苦労が絶えない。また恋愛事には疎く、機械に対する熱の方が断然強い。お得意先の女性顧客からアプローチを受けても気付かないことがほとんど。
【ロボットを拾った経緯】個人的に頼まれていた電子機器の修理を終え、依頼主の元まで配達をしていた帰りに人通りの少ない道端に人が倒れているのを発見した。声を掛けてみるが返答もなく、身体に触れたときそれが人間ではなく人の形を模したロボットであることに気付く(機械整備に従事していてなんとなく機械の感触を判別できた)。ロボットを工場へ連れ帰り、専門外ではあるものの独学で修理を試みた。修理が終わり、ロボットが動くようになると元の場所に戻そうとしたが言うことを訊かず、その上共に暮らすことになってしまって戸惑っている。同僚も事情を把握しており、「女に興味がなくついに機械に手を出した」(嫌味ではない)などと揶揄われるはめに。ロボットのことは現段階では年の近い娘の様な感覚を抱いていて、突然シングルファザーになったような気分である。
【備考】 家計を支えるために12歳の頃からこの工場で働き始める。戦争が終わるまでの2年間は主に戦闘機の開発や修理に従事していた。戦争が終わり平和になってからは航空機や電子機器の修理等を行っている。業務の空いた時間では近隣住民の持ち込んだ私物の機械を無償で修理したり、自分で機械仕掛けの玩具を作ったりしている。寮の自室で寝泊まりをしていて、現在も離れて暮らす家族に仕送りをしている。
(/整備士の設定になります。
早速ロルを回していきたいのですが、流れとしてはカイリがラタちゃんを修理し終えた場面から始めて、ほのぼのとした日常を送る…という感じで行きたいと思っております。ふとした時に記憶の断片が戻ったりしてちょっぴりシリアスな展開も混ぜていきたいので、提案や疑問点がありましたら背後会話で相談しましょう。こんな感じで大丈夫でしょうか?)
(/プロフィール拝見しました!ぶっきらぼうに見えて優しい整備士さんの人柄がとても素敵です…!感情表現が苦手な人間と感情豊かなロボットという対比もたまりません!当キャラのプロフィールにも不備が無いようで安心致しました。
流れについても了解しました。それでは序盤はほのぼの路線で進めさせていただきますので、主様のご意見もふまえてシリアスも入れていきたいと思います。
修理が終わった場面からということで、最初のロルはカイリ様にお願いしてもよろしいでしょうか?ラタから始めた方が進めやすい、等ありましたらこちらからロルを出させていただきますので、主様のやりやすい形でお願い致します!)
(/天真爛漫なラタちゃんと比べると冷めた感じでちょっと食えないやつになりましたが、末永くお相手していただけると嬉しいです!
それではロルを投下させていただきますね。初回は確定を使ったり文章が多めになりましたが、何か問題がありましたら仰ってください。これから宜しくお願いします。/蹴り可能です!)
(道端に伏していたロボットを工場へ持ち帰ってから一週間程が経っただろうか。ロボットは専門外だが整備士の職人魂というか、機械愛が疼いてしまい修繕をすることを決めたのだった。人型のロボットは何故か女性の外見をしていたものの、修理のためにあちこち触れてしまうのは仕方がなかった。その光景を見た同僚たちに『人間の女に興味がないと思ってたが、まさかソッチ系だったとは』などと冷やかしを受けたりしたが黙々と知的欲求の赴くまま作業を続け。業務の傍らほぼ独学であるが損傷を受けていた箇所の回路を繋ぎ合わせたり、似たような素材を探してきて継いだりを繰り返しようやく今日修理が終わった。一息ついてつけていたゴーグルを首元にずらせば、曖昧だったロボットの輪郭がくっきりと見えるようになる。彼女を作業台に横たえているが、知らない人が見れば人間の少女が眠っているように見えるだろう。まるで血が巡っているかのようなほんのりとした頬の色にそう錯覚させられる。…さて、どんな理由かは推測できないものの、ひどく痛んでいた頭部も元通りには直せたはずだ。問題は彼女をどうやって起動させるのか。しばらく作業台の横に立ちロボットを見下ろして目覚めるのを待っていたが動く気配はない。もしかして起動スイッチがどこかにあるのかもしれない、そう考えて眠る相手にゆっくりと片手を伸ばし)
(/お待たせしてしまい申し訳ありません。大変お恥ずかしいのですがお返事に気付けず、昨夜ようやくロルを拝見させていただきました…本当に申し訳ありません!
お返事は書かせていただきましたが、長らく間を空けてしまったこと、本体の拙さ等様々な失礼を重ねてしまいましたので、関係を解消し改めて募集をかけていただいても構いません。ですがお許しをいただけるのなら改めてお相手を努めさせていただきたいです、図々しい事は承知しておりますがどうぞよろしくお願い致します…!)
(思考回路及び周辺機器へ修復不可能なレベルの損傷を受け約168時間が経過した。第三者の手により破損したコードが繋がれ、欠けていた部品が補われ、機械の血管たる回路に滞りなく電流が走る。プラグ。モーター。全身の部品が各々の機能を再開し、正常な稼動を示す青白い光がパーツの継ぎ目に点ると同時に覚醒を促すように瞼の裏にも青い火花が小さく爆ぜ、二つのレンズを露にさせた。外傷汚染共に無し、負傷の痕跡など見当たらない瞳にまず写りこんだのは直視不可能の眩い光。明度修正の後レンズのピントを合わせようやく捉えた存在は皮膚年齢から成人男性のものと推測される右手。本来のプログラムでは次の過程である状況把握の計算に入る予定だったのだが、自分へ伸びるその手に引力めいた何かを感じると自然に両手を伸ばしてそっと捕まえ「…あったかい」突っ張っているのにやわらかく、表面はひんやりしているのに温かい。自分の手とは違うその感触が関心を抱かせ――もっと簡単に言うなら面白くて、胸のあたりでむくむく膨れる空気のような何かを吐き出すようにくすくすと笑みを浮かべた唇から零し。それから触れた指の先、腕、肩と順番に視線を上げていき、最後にその先にある顔をじっと見つめて「――わぁ!すごい、目が4つもある…!」徐に、何の予備動作もなくぱっと上体を起こして見開いた目に映すのは相手が額に乗せているゴーグル。ガラス製らしいそれを自分達ロボットのレンズと同じものだと判断しては、回路のあちこちがチカチカするような興奮に任せて大きな声ではしゃぎ、今度はゴーグルへ両手を伸ばして)
(/お久しぶりです!正直に理由を言っていただけて嬉しいです。
誠に勝手な話になりますが、時間が経ってしまい創作熱が冷めてしまったので
再募集もせずここで打ち切らせていただきます。折角素敵な設定を下さったのに
一方的な我儘ですみません。短い間でしたがありがとうございました!)
トピック検索 |