あいあい　bl/ほのぼの

はーい

（クッションを掴まれてしまったので、これ以上何かすることもできず、ぱっと離し、彼を見るとなんとなく目を逸らされてしまったので、何故だか少し不安になって、早く起きないことに苛立っているのかと思い、素直に返事をするとスクッと立ち上がり。）

朝練何時からだっけ..?( 朝ごはんにﾄｰｽﾄを焼き、お気に入りのﾏｸﾞｶｯﾌﾟに自身と彼のｺｺｱを淹れて。ぱっと顔を上げればにこ、と微笑み問い掛けて。ﾙｰﾑｳｪｱを脱いで )

え？あ、あぁ・・・６時半には家を出たいかなあ・・・

（先ほどのことが未だに気になっており、考えていると不意に笑顔で声をかけられたため少し遅れて返事をし、二人分の洗濯物を洗濯機に入れてスイッチを押した後、リビングに行きテレビを付け「今日雨降るらしいよー」と言うと）

うわ-、早い。( 忙しそうだ、と口元歪ませ。制服のｼｬﾂを着ていると彼の声に更に顔を歪ませて。「だるーい..、ﾎﾝﾄだ。昼からだね。」とまだ雨の降る気配の無い窓に目を遣って。ｺｺｱとﾄｰｽﾄを机に並べて )

直はいつもおせえもんなー　ん、ありがとー

（自身も制服のシャツを着ると、朝ごはんを用意してくれた彼に礼を言い。今日の午後練は室内かもな、と思いつつ席に座ると彼が座るのを待ち）

はは、遅刻ｷﾞﾘｷﾞﾘ( 彼の向かいに座れば、ﾄｰｽﾄをむぐっと口に入れ。ﾏｸﾞｶｯﾌﾟに口を付けつつﾁﾗﾘと彼を見遣り、誰にもとられたくないな-なんて呑気に考えていて )

せっかく早く起きてんだから、早めに行きゃーいいのに

（彼の思惑など知れず呑気に、いただきまーすといい、トーストを頬張りながらそう言い。「今日は傘持っていかないとな」というと彼に向かって少し困ったように笑い）

やだよ、寒いし-( ﾄｰｽﾄを食べ終え、ｶｰﾃﾞｨｶﾞﾝを着込めば前記を述べ。困った様に笑う彼に悪戯っぽく笑めば「とか言って傘忘れたら駄目だよ」と肩竦め )

まあ、この時期はなー……じゃあこの後何してんのー？

（トーストを食べ終えた後、相手の皿と自分の皿を片付けそう言い。「忘れねーよ！」と笑った後、直も忘れんなよ、と付け足すと顔を洗うために洗面所に行き）