主 2016-11-01 18:52:12 |
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ナシなんてやだよ、ビックリしたけど嬉しかったのに…
(相手が自分の頬に口づけをしたことを無かったことにしようとしているのを見て、後悔しているのだと思えば急に悲しそうな顔で相手の手を取って無かったことにするなんて嫌だと首を振って)
あーもー!!わかったから、んな顔すんな!
(相手のショックそうな声や表情になんだか許してしまいたくなるのは、やっぱり自分は相手に甘いと認めてしまっているようで。先程の自分自身の行動の恥ずかしさを吹き飛ばそうと、未だ赤い顔で上記を述べれば)
そんな顔…?
(そんな顔するなと言われ、悲しい顔になっているのはわかっていたもののどういう顔か詳しくは知らず両手で自分の頬を包んで、今どんな顔してる?と首を傾げて。環も顔赤いよと指摘して。)
なんか…しょぼってした顔だよ
(この顔に弱いんだよ、と自分自身に言うように、相手の眉と眉の間の所を人差し指でぐりぐりと押しながら上記を述べ。顔が赤いと言われればさらにぶわっと赤くなり、「いいから早く帰るぞ!」と頭が痛いのにも構わず相手の腕を引っ張って言い)
環だって林檎みたいな真っ赤な顔してるよ?
(相手に指で押された場所を手でおさえては、自分は特に顔の表情をコントロールするのが苦手だから仕方ないと考えると相手に反抗しようともう一度指摘して。またもや腕を引っ張る相手に、風邪引いてるんだから激しく動いたら駄目だよと後ろから声をかけて)
なっ…!余計なこと言わなくていいんだっつーの!
(顔が赤いのなんて言われなくても分かっている。二度も指摘されればますます恥ずかしくなって、上記を述べればふい、と顔を背け、かけられた声にも構わず相手の腕を引っ張りながらずんずんと歩いて行き)
だって、環が言うから…
(顔をそらしてしまった相手を見て怒っているのか怒っていないのか探るように顔を覗きこもうとして。拗ねてしまったのかなと相手の様子を伺い、これ以上無理して風邪が悪化してはいけないと思い、風邪悪化しても知らないよと少し大きめな声で)
しねーよ、たかだか風邪だし。大袈裟なんだってば。
(顔を覗き込まれれば少し不機嫌そうな顔をし、またふい、と顔を背けて。相手が自分を心配してくれているのだと分かりながらも、風邪ごときで大袈裟だと相手の言葉に上記を述べ)
僕にだってうつるのに…
(相手の不機嫌そうな顔を見て自分もムスッと頬を膨らませ、自分のことを出しても何も思わないなら諦めようと相手を試すように、僕が風邪引いてもいいのと後ろから問いかけて)
兄貴がうつらないようにすりゃあいいだろ
(相手と同じように顔は未だむっとして上記を述べて。風邪をひいているからか、なんとなく相手に突っかかるような言い方になってしまうも、相手の試すような言い方に「それは…」と小さく呟いて咎め)
一緒に生活してるのに無茶だよ…
(自分がうつらないようにすればいいと言われれば、そんな無茶なことを言われてもとムスッとしていた表情から困ったものに変わり。そうこうしている内に車にたどり着き、ロックを解除しドアを開けてやり)
じゃあ近づかなきゃいいじゃねえか。
(風邪を余程うつしてほしくないのかと思えば上記を述べ。自分だって風邪なんてうつしたくないと、ぱっと手を離して距離を取れば。ドアを開けてくれる相手に礼を言って乗り込めば、また横になって体を丸め)
早く治して…ってことで、別にうつすなって言ってるわけじゃ…その、ごめん
(自分の思いがちゃんと伝わらなかったのが悲しかったのか、うつむき気味でボソボソ謝って。離された手をどうしたらいいかわからず自分で自分の手をぎゅっと握って。相手が横になっているのを確認すると車を出して)
……。
(自分は相手の考えを少し誤解していたようで相手の言動に少し罪悪感が湧いて。はあ、と息を吐けば立ち止まって握られている手を解き、また先程のように手を引いて。車を運転している相手をまたじっと後ろから見ながらも、大人しく横になったまま。)
え、ちょっと
(相手の一連の行動に動揺しながらおとなしく手を引かれて。少しは自分の思いや考えていることが伝わったんだろうかと相手の手をぎゅっと握り返して。後ろで静かにしていることから寝ているのかなと勘違いしてあまり音を出さないよう運転して)
はやく、寒い。
(手を握り返されたことに恥ずかしくなって誤魔化すように上記を述べれば、手を握ったままそそくさと車に乗って。後部座席から真剣な姿で運転する相手をぼんやりと眺めていれば、瞼が重くなりそのまま目を閉じて)
今日は疲れちゃったね…
(手を握ってもらい、思わず心が弾んで元気よく相手の言葉に頷いて。信号待ちの間に相手の寝顔を見ようと後ろを向いて寝顔を見ると、今日はお互いに体力を使ったなと感じては眠っている相手に小さめの声で語りかけて)
んー……。
(相手が何か自分に言っているのはわかったが、寝かかった頭ではなんと言われたか理解ができずに曖昧に返事をし、安心したのか少しだけ笑って浅く寝入れば)
環起きて、着いたよ
(暫く相手の寝顔を見つめてからもう一度車を運転し始めて。やっと家に着くと車から降りドアを開けて相手に起きてと声をかけて)
ん…?おー。
(相手の声にゆっくり目を開けて寝ぼけながらも返事をし、上体を起こして。相手を見れば「悪い、寝てた。」と少し申し訳なさそうに言い)
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