路地裏の(BＬ)

「猫さん、大丈夫か？ほら、ご飯やる。」



岸本 鈴 (きしもと れい)

28才のピアニスト。

身長178cmで、真っ黒な髪、少し赤がかっている黒目。顔はどちらかというと整っている方。

いつも無表情。だが、動物大好きで、動物の前だと笑みが溢れる。



(/参加希望です！)

(参加ありがとうございます！)

絡み文置いときます！



......人間になってる。(いつも通りに路地裏で目を覚ますと自分には無い人間の手足に瞬きを数回繰り返せば、ふらっと立ち上がり)アイツに会える(まだ素性が分からない彼を探そうかと表通りに出てみるも人間の数に酔い、その場でうずくまり)

…あ？お前、大丈夫か？(うずくまる相手を見つけ、相手の目の前でしゃがんで)

...！？(話し掛けられビクッとなるも恐る恐る顔を上げれば探していた人物で)見つけた...お前の事探してた(唐突に言えば、そのまま気を失い)

はっ！？ちょ…！！…はぁ…。仕方ねーなぁ…(一瞬、驚くもすぐに支えて姫抱きにして自分の自宅へ向かって)

...ん(目を覚ませば知らない匂いに直ぐに飛び上がり周りを見渡し)ここ、どこだ......でも、アイツの匂いがする(部屋の中で僅かに香る匂いに部屋を歩き回り)

……おい。もう動いても大丈夫なのか？(キッチンからお鍋を持ってきてコトン、とテーブルの上に置きながら)

...もう、平気...(相手の気配を感じると近くに来て鍋の匂いには腹が鳴り)ここ、お前の部屋か？俺の事運んでくれて...ありがとう。

そうか。…あぁ、俺の部屋だ。お前、名前は？(鍋の蓋を開け、卵入りのお粥をお皿によそい)

...餌をくれた人間は、皆クロって呼んでた...だから名前はクロなんだと思う。でも...今日起きたら人間になってた...お前も俺に餌くれてた(信じられ無いような話を淡々と語れば凛とした瞳で相手を見つめ)

……じゃあ、お前はあの猫さん…なのか？(お粥が入ったお皿を相手の前に置き、首を傾げて)

...そう。起きたら人間になってた...お前に会いたいってずっと思ってたら(自分の指を見て)そしたら会えた。

…はぁ…。ふざけるのも大概にしておけよ。ほら、冷めねぇうちに食って家に帰れ。(無表情で淡々と述べて)

お前は...いつも、俺に笑って美味しいゴハンくれた。俺の家はあの路地裏だ...こんな姿じゃ、帰れない仲間にも言葉が通じない(野良猫仲間の事を考えて眉を下げ)

お前…まさか、本当に猫さんだったのか？(驚き、口をぽかんと開けて)

...そうみたい。だって、俺は昨日までは普通に野良猫仲間と遊んで飯食べて...人間は少し怖い。でも、お前は怖く無い...ゴハンありがとう(1口食べると立ち上がり出て行こうと)お前の音スキだったから(1度だけ相手がピアノを弾いてる姿を見たことあって)

…岸本、鈴。これが俺の名前。(出て行こうとする相手の腕を掴み、引き寄せて)

家、ないんだったらここに住めよ。(少し素っ気なく言い)

...いいのか？(引き寄せられた事に驚くも相手の名前が分かると嬉しそうに、はにかむと挨拶のつもりで相手の頬を軽く舐めて)ありがとう鈴。

っ！//(頬を赤らめて頷き)

あ、した、クロの必要なものとか、買いにいくぞ(赤くなった顔を隠すようにそっぽを向いて)

鈴、顔赤くなってる(理由が分からずキョトンとして)良いのか...でも、俺猫だったからお金持って無い。人間はお金が必要なんだろ？