いつからだろう俺は…
あいつを好きになって
いた――
同じ孤児院で居て兄弟のように育った俺たち。
友のように兄のように
家族も同然だった男…
彼女もお互いに紹介したりバカやったり…
小学校、中学、高校、
大学ずっと一緒。
成人を迎え孤児院を出る事になった今もお互いに 金を出し合い同じアパートに暮らしている。
でもいつからだろう…
こいつが近づいてくるだけで妙に緊張したり
意識をし始めたのは――
どうやらあいつも最近
様子が変でたまにギク
シャクしてしまう…。
男を好きになったのは
初めてだしあいつに想いを告げたとして
気味悪がられ今の関係も壊れてしまう気がして…
俺は一歩がなかなか踏み出せないでいた。
久しぶりに夜あいつと
家で酒を飲み交わす機会が訪れた。
嬉しい反面やはり緊張
する…。
普段からよく何かと触れてくるがあいつは酔うと特にくっついてくる所がある。
肩に腕を回し引き寄せて来たり…
それこそダチにするように…
俺の心臓は煩くなるからほどほどにして欲しいんだがな…嫌なわけは勿論ないが…。
二十歳も越えているし
童貞でもないのにって
思うがどうにもな…。
くだらない他愛もない話をしつつもこいつを見つめてしまう。
すると視線に気づいた
あいつが此方を向いた
瞳と瞳がぶつかり合う
ドキっと跳ねた心臓の
ままに視線を逸らそうとした俺だったが
気づけばあいつの顔が
間近に迫り唇同士が触れ合っていた――
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