、 2016-10-22 19:43:15 |
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2人でいれば迷子にはならないもんね
(ふっふっ、と得意気に胸を張って、一緒に行こうねと提案し。「うん、だーいすき」頬を染めながら頷けば名前を呼ばれ なあに?と腕の中に飛び込んで)
暗い夜に一人で道に迷ってしかも大きな犬がワンワン吠えて来たら紘大変だな(胸を張る相手に少し意地悪な言葉をかけ想像すれば相手の泣きわめく姿が浮かび。相手が腕の中に収まれば好きなものいくつか上げ始めて「俺が好きなのは…まずはバスケ、それから俺も景色が綺麗な場所、子供とか動物、あとは紘の笑顔、 背伸びしようと頑張ってる紘。寝てる時も泣いてる時も恥ずかしがってる時も、あと紘の好きなところはー…」気づけば相手好きな所ばかりをあげて」
う、や、やだ…
(想像しただけでぶるりと肩を震わせればぎゅっと抱きついていた腕に力を込めて。「ちょ、ちょっと待って!なんか、恥ずかしい…それ」後半から自分の好きなところをあげられ ぶわわっと頬に熱がたまればストップと相手の口を手で塞ぎ)
ごめんごめん、でも本当に一人で歩く時は気をつけてな?(怖がる相手の背中を優しく撫で笑うも真剣に忠告して。「んー、紘が聞いてきたのに?」塞ぐ手を取れば無意識だったのか少し不満そうに相手を見つめて)
ん…暗くなったら外出ないようにする…(こくこくと頷いて。「だ、だって俺のことばっか…嬉しいけどっ、今までそんなに褒められたり好かれたことなかったから、なんて言ったらいいのか…」不満げな相手をちらちら見て様子を気にしつつもやはり照れくさいのか手をグーパーして気を紛らわして)
そっか…、じゃあその可愛い紘をいっぱい知ってるのは俺だけってことか(相手な言葉に少し嬉しさを感じればふわりと抱きしめて、「紘はほんと照れ屋さん」相手の頬から熱を感じればそう呟いて)
…そうだね、ふふっ
(相手だけが知っている、というところに喜びを感じれば思わず笑がこぼれ「照れるようなことを凌太が言うから、だよ」仕方ないのーと言わんばかりに頬を膨らませ)
う、うう…
(やめると言われれば驚いたように目を見開いて、しかしそこで やめないで と言うのもなんだか言いにくく、どうしようと眉を下げ言葉を探し「言ってくれないの…?」と寂しそうに相手を見上げて)
紘が言って欲しいって言うならいいけど…?(寂しそうな表情を見るも笑みを向け頬を撫でて相手の言葉を待ち、「言ってみ?」と耳元に顔を近づければ耳を甘噛みして)
ひあっ、耳っ…や、やめ…っ
(耳元に感じる熱に体温が一気に上昇すれば咄嗟に後ろへと後退り耳を塞いでばくばくする心臓を落ち着かせようと。自分なりのプライドがあるのか、照れるような事を言って欲しいとはどうしても言えず、ぎゅっと口を結べばふるふると首を振り)
じゃあもう言ってやんない…(後退る相手に詰め寄れば意地の悪い笑みを向け固く結ぶ唇に触れるだけのキスをし頭を撫で離れ、何事もなかったかのように寝室にあるテレビをつけて」
うー…凌太のばか…いじわるっ
(背を向けてテレビを見始める相手の背中を暫く見つめた後、べしっとベッドの上の枕を相手に投げればそのまま背を向け布団を頭からすっぽり被って丸くなり。ぐすぐすと鼻をすすりはじめて)
いてっ…(枕が飛んでくれば反射的に声を出し振り返ると丸くなっている姿が見え苦笑いし近づいて「紘ー、出てこい。ごめんな?」布団の上からぽんぽんと叩き相手に呼びかけて)
やだ…
(ひっくひっくとしゃくりあげながら「今の俺凄く面倒くさいからやだ…」こんな顔は相手に見せられないと布団を握りしめ「テレビ見てればいいじゃんかー」と呟くように述べて)
…、
やばっ…、さっき枕当たって首痛めたっ…紘助けてっ…
(嫌だと言われればいきなり首元に手を当て苦しそうに)呟き相手に助けを求めて)
っ、!?りょ、凌太っ…
(苦しそうな声に勢い良く布団から飛び出せばおろおろと相手の顔を覗き込んで「ど、どどどうしよう…救急車っ、」焦ったように自分の携帯を探しはじめ)
…、はい、つーかまえたっ(携帯を探す相手を後ろから強く抱きしめれば可笑しそうに笑って「ごめん、どこも痛くないから大丈夫だよ」こうでもしないとい出て来てくれなそうだったからと抱きしめたまま呟いて)
………
(突然抱きしめられびくりと驚き、どこも痛くないのだと知れば止まりかけていた涙がぶわわっと溢れ出し「うええ…」と子どものように泣きじゃくりながら振り向いて相手を見れば「良かった…投げてごめんね…」頬に触れて)
そ、そんな泣くなよ…(相手の涙が溢れればやりすぎたと反省し困ったように笑うも心の隅では可愛いなと思ってしまい「俺も意地悪してごめん、でも枕で救急車呼ぶほどやわじゃねーよ」思い出せば可笑しそうに、相手の涙を優しく拭いてあげながら)
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