これからずっと、（ 非募集 ）

しないよ。それにこっちのセリフ！
（まっすぐに相手を見て言い切りながら｢ごめん、やっぱ無理…って言われても、俺からは離れてあげられないよ？｣眉を下げ少し困ったように告げ、｢ねえ、もしやだって言ったらどうするの？」痕をつけていいかと聞きながらも既に準備万端な相手を見上げながらくすくすと笑い）

離れんな、つかそんな事俺が言うかよ（見下ろし意地の悪い笑みを浮かべ「嫌じゃないだろ？」と耳元で低く呟きそのままキスをして少しずつ首筋へと散りばめれば噛み付くように吸い付き痕を残して）

ごめん、今が幸せ過ぎてこれからの事考えたらちょっと怖くなった
（もちろんずっと一緒にいたいけど、と呟いて。たまには自分もからかってみようかと思っていたのに、相手の方が一枚も二枚も上手で悔しくなり｢…ばか、｣と目線を逸らし。自分の顔の横にある手にぎゅっと掴まれば一瞬の痛みに下唇を噛みしめて）

ん…、ついた…
（紅い痕を舌で撫でるように唇を離し自分の手を握る相手をそのまま引っ張り上体を起こしベッドに座り「紘、これから2人の約束事決めようか」怖くなったと言う相手の言葉に優しく笑みを向ければ手を伸ばし頭を撫でて）

ん…、（舌の感触にふるりと体を震わせつつ、相手に起こされベッドに座れば｢約束事…？｣と不思議そうに首を傾げ見つめて）

まず俺から、前にも言ったけど我慢はしない。言いたい事伝えたい事は言い合う（首を傾げる姿に愛らしさを感じながら「次は紘の番」と撫でる手を止めれば微笑み相手を見つめて）

ん、分かった…俺は、そうだな…
（悩んだ末に｢主に俺自身に言えることなんだけど、自分を卑下しない、かな。お互いがお互いを大好きだから、こんな俺でもいいか？…とか自分を悪く言うのはやめようと思って。言っちゃいそうだけど｣最後は笑いながら付け足して。｢不満とかは全然ないの。ただ、いつか終わっちゃうのかなって何となく考えたら…さ。でもそんな事考えてたってどうしようもないもんね…だから、一緒にいられる今を大事にしていけたらなって思うよ｣隣の相手を強く強く抱きしめれば｢すき｣と何度も伝えて）

自分を悪く思うのは紘の悪い所…でもどうしても思ってしまう時は言っていいよ。俺がそんな事ないって教えてやる（些細な事でも言って欲しいと微笑み。「いつかは終わりが来ると思うなら毎日大事に過ごさなきゃな、喧嘩もする、口聞かない日もあるかもな。でも、ただいまおかえり、おやすみおはようって…それだけで気づいたら笑いあってる。今日が終わればまた明日紘におはよって言える可愛い笑顔が見れる、それだけでいつも明日が来るのが楽しみで終わりなんか無い気がして来るんだよ、絶対はないかもしれない、けど自信はあるよ。紘の前からもう居なくなったりしない」包むように抱きしめ返せば愛してるよと小さく呟いて）

…………っ、
（相手の目を見て聞いていたはずなのに、気がつけばまた下を向いていて、｢そんな凌太だからきっと、俺は好きになったんだ｣抱きしめていた力が少し弱くなり、嬉しくて静かに零れる涙を流したままにすればぽつりぽつりと呟いて｢いつもありがとう｣と肩を震わせながら告げ）

こちらこそありがとう紘、俺もお前が悪いと思ってる所も全部含めて好きになったんだよ（落ちる涙を親指で拭ってあげ再び小さく震える身体を優しく抱きしめて「そうやって俺の言葉を真っ直ぐ受け止めてくれる紘も大好き」背中をぽんぽんと叩きながら微笑み）

うぅ、どうしよう止まんないー
（いつもなら直ぐに落ち着くはずなのにと泣きながら相手を見上げ、焦ったようにおどおどするも背中を優しく叩かれればゆっくり深呼吸をして）

俺の前では泣いていいから（涙を零す姿も愛しく思えばしょうがないなと笑みを浮かべ「俺また泣かせた、でもそれは嬉し涙だよな？」涙を拭ってあげながら笑って問いかけ目尻にキスをして）

そう…嬉しいからあ…
（情けない顔で何度も頷くとありがとうと呟いて、｢俺、どんどん涙脆くなってる気がする…涙腺壊れたかな｣少しずつ落ち着いてくればふふっと笑いながら）

泣き虫紘…（涙で濡れた頬を優しく撫でそんな姿も可愛いと笑って、「もしかして、俺が壊した？」クスリと可笑しそうに）

うるさいよ…
（否定するわけでもなく僅かに染まった頬を掻きながら言えば｢そうだよ、凌太が壊したの｣と笑い、相手の頬をつついて）

ばか、俺にそんな力ありません（頬突く手を握りツッコむように言い「紘ってさ、犬の鳴き声とか花火とか大きな音苦手なんだろ？じゃあ犬も花火も嫌いなの？」思い出したように言えば優しく問いかけて）

凌太が言ったのに
（可笑しそうにふふっと笑えば相手の問いかけに首を左右に振って｢んーん、嫌いじゃないよ。どちらかと言えば好きな方だけど、ほら、知り合いの犬は滅多に吠えない子もいるし、屋内から見る花火は音も響かない…とか、その辺は上手くやってるつもり。いきなりだと本当にびっくりしちゃうんだけどさ｣と例えを交えつつ説明し、うーん、伝わる？と首を傾げ）

うん、なんとなくわかった。覚えておく（教えてくれてありがとうと微笑み頭撫で、「他には無い？苦手なもの、好きなものでもいいよ」もっと相手の事が知りたいと相手の髪に指を通し遊びながら）

苦手なもの…人混みとかかな。あと、俺すっごく方向音痴でさ、よく道に迷っちゃうんだよね
（地図の見方もいまいちよく分からないの、と手でポーズをして、｢好きなのはいっぱいあるよ！まず料理でしょ？お菓子も好きだし、体動かしたり、景色が綺麗なところに出掛けるのも好き。温泉もいいなあ。でも何より大好きなのはー…｣好きなものについて話し始めると凄く楽しそうに、弾んだ声でつらつらと語り、最後に相手を見ればにっこり笑って。）
俺も知りたい！凌太のこと。苦手なものは殆どないんだよね？じゃあ好きなものは？（ねえねえと身を乗り出してわくわくしながら聞いてみて）

ははっ、紘小さいし迷ってるのも想像できる（想像すれば笑って）ん…いいね、温泉とか俺も行きたい（楽しそうに話す相手に可愛いなと微笑み頷きながら聞いて最後に自分に視線がくれば、俺？と自分を指差しクスリと笑って）
んー、俺はね…、紘おいで？（身を乗り出す相手に腕を広げこっちへ来てと）