これからずっと、（ 非募集 ）

うん、そうしてくれたら嬉しいな
（離れてなんて言わないけどねと笑いながら付け足して、相手の言葉で思い出したように時計を見れば「出してくるからちょっと待っててね」とソファーから降りて台所の方へ走っていき、クッキーを取り出しお更に移して。念のため味見はしておこうと出来立てを１枚口に放り込むと「あちっ」と肩を揺らしつつ味わって。）

そうだな…、また明日もたくさん話そうな（腕の中に収まる相手の髪を撫でながら優しく囁いて、「好きだよ、おやすみ、紘」安心して眠れるようにと包み込み目を閉じるも相手の寝息が聞こえるまでゆっくり撫で続けて）

じゃあ日も落ちてきたし観覧車いく？（観覧車のある場所を指差せば今なら景色も綺麗だと提案して「紘がいいならお化け屋敷でもいいけど？」ゆっくりできないけど、と意地悪く笑って）

紘、大丈夫かっ？（楽しみだとソファーに座り待機するも、熱いと相手の声が聞こえれば立ち上がり駆け寄って「どっか火傷した…？」相手の頬に触れ心配そうに見つめて）

うん、また明日も宜しくね
（目を細めて気持ち良さそうに撫で受けながら、相手が目を閉じるのを確認すれば自分も目を閉じて「俺も凌太が大好き。おやすみなさい」と抱きしめる力を少しだけ強め。眠いと言っていただけあり、数回撫でられればあっという間に夢の中へと落ちていき）

観覧車乗る！俺観覧車大好き
（綺麗な街の景色をゆっくり見下ろせるあの時間が好きなのだと嬉しそうに話し、お化けという単語が聞こえてきた時点で勢いよく首を振り「嫌だ」と必死に断りながらぐいぐいと観覧車の方へ手を引いて）

あはは…ちょっと舌火傷しただけだから大丈夫だよ
（心配して来てくれた相手の優しさにじーんと胸をほっこりさせながら、頬に触れる手に手を重ね平気だと伝え。「それより見て見て！美味しく出来たんだ」とお皿を指差し嬉しそうに伝えて）

…（相手が眠りに落ちたのを確認すればゆっくりと目を開け、腕の中で心地好さそうに眠る姿に自然と笑みが溢れ。「俺がずっとそばに居てやるからな…」腕の中に収まるほど小さな相手にポツリと呟き再び目を閉じれば眠りについて）

わ、わかったから、観覧車いくから（ぐいぐいと引っ張る相手に笑いながら観覧車の方へと足を進め、薄暗い中色とりどりに光る観覧車が見えてきて「綺麗だな…、紘と来られて本当に良かった」観覧車から相手へと目線を移し微笑んで。観覧車へ乗り込めばゆっくり頂上へと進んでいき）

ん、ならいいけど…（手が触れ合えば納得するも心配そうな表情は変わらずに、「おー…すごい美味そう、形も綺麗だし、早速一つ食べていい？」食べていいかと問いかけながらも一つ手に取り既に口元へと運んでおり）

（朝目覚めればぐっすりと眠る愛らしい姿が見え一度強く抱き締め、起きないようにとベッドから出れば「行ってきます。早く紘に会えるように頑張ってくる、紘も頑張ってな。また後で」と置き手紙を枕元に残し頬にキスをし家を後にして）

ん…りょーた？
（うっすらと目を開け手で相手を探すが見つからず、行ってらっしゃいと言えなかったことに眉を下げるがふと置き手紙を見つけ。「…うん、行ってらっしゃい。今日も頑張ろうね」と微笑んではメールを送り、自分も準備をして家を出て。）

本当に綺麗。街の景色はどんな風に見えるのかな？楽しみだね
（わ、と思わず声をもらし同じように見上げては胸を躍らせ微笑み返し。観覧車に乗り込むと向かいではなく相手の隣りに座ってぎゅっと手を握りしめ「今日は一緒に来てくれてありがとう。すっごく楽しいよ」と弾んだ声で相手に伝え）

少し熱かっただけだから
（もう平気と安心してもらえるよう微笑みかけ、「熱いからね？ふーってしてから食べてよ？」相手も火傷したら大変だと慌てて腕を掴み言いながら自分で息をふいて）

あ、紘からメール…（メールを見れば文面から起きた時の寂しそうな顔が浮かんできて目を細め「今日は7時頃に帰れそう」と普段使わないクマの絵文字を使ってメールを送り）

こちらこそ、ありがとう。
紘が楽しんでもらえて嬉しいよ、もちろん俺も楽しい（手を優しく握り返しもう片方の手で隣にいる相手の頭を撫で。「こんな広い世界の中で紘に出会えたんだもんな…」高くまで上がった景色は遠くの方まで続いていて、ポツリと呟いて）

紘、ありがとう（運ぶ手を止め相手に冷ましてもらえば嬉しそうに笑って「ん…、うま…これ凄い上手い。今までで食べてきたクッキーの中で一番上手いっ」一枚口にすれば感動した表情で見つめ美味しいと何度も呟き）

ふふ、凌太もう帰ってきてるかな？俺の方が先かな？
（帰宅途中に何度も返信メールを眺め、クマの絵文字ににやにやしながら足早に帰ってくれば鍵を開けてただいまーと家に入って）

なんだか凌太、ロマンチックだね
（相手のセリフを聞きながら同じく遠くを見下ろして、「お互いにもう何度も言ってるけど、あの出会いからこんな今の姿は想像もしてなかったな」相手の肩に頭を預け幸せそうに微笑んで）

あはは、ハンバーグの時もそう言ってくれたよね
（美味しいという言葉に照れ笑いを浮かべつつ「いっぱい食べて」とお皿をテーブルに運べば一緒にコーヒーも並べて椅子に座り）