✾ まほろばの虚 ／bml　

名前/ 秋田章二
年齢/ 22
身長/ 178
一人称/ 僕
二人称/ 貴方、苗字さん(様)

性格/ 育ちの良さが伺える静けさと柔和な印象を纏うも、内には確りと一本芯の通っており、根は中々の頑固者。自分の内に入れた人間に対しては面倒見が良く優しさを存分に振る舞うが、外の人間に対しては冷たく時に酷く残忍な面を見せることも。

容姿/ 癖もなく柔らかな手触りの良い真っ直ぐな黒髪。鼻筋の通った鼻、薄い唇、一重で切れ長な涼しげな目元には常に人当たりの良い柔和な笑みが浮かんでおり、顔立から与えがちな冷たい印象を打ち消している。幼い頃から運動よりも読書、といった嗜好だったが為に肌は白く細身。実家が呉服屋なので、眼は肥えており身に纏う着物は質の良いもの。

備考/ 関西の呉服屋の次男。両親は既に他界しており十程歳の離れた兄が家を継いでいる。18で家を出てからは実家とはすっかり疎遠に。関東の名門大学に進学するも小説家との出会いを機にあっさり退学。普段は標準語だが時折関西訛りが顔を覗かせる。

失礼します。_______先生…、先生…如何ぞ御目覚めになって下さい。間も無く大東出版の斎藤様がいらっしゃいますよ。
(天高く太陽が昇ろうとも未だ寝室から顔を出さぬ我が師。普段通りの日であれば何らの問題も無いのだが、本日に限ってはそうも行かず。恐らく原稿の催促にでも来るのだろう、編集者との約束の時刻まであと長針は半周。流石にそろそろ…と湯気燻る湯のみの乗った盆を携え師の寝室へ。一つ、室内へと声掛けるも勿論返答など有る筈も無く、静かに襖を開ければ案の定、部屋の中央に横たわる思い描いた通りの姿。御相手様を眠りの世界から引き上げる様に声を掛けつ、枕元に盆を置くや床辺りに散らかる寝酒の後や脱ぎ散らかした衣を拾い集めて)


(/素敵トピ。拙くはありますが、如何ぞ選定対象にでもしていただければ幸いで御座います。)