導く者 2016-10-08 17:22:13 |
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とある本丸の、二振りの刀。想い合っていながらそれを口にする事はせず、ただ恋慕に身を焦がし縮めきれない距離にもどかしさを感じる日々。それでも幸せだった。人間の真似事は、彼らに特別な感情を芽生えさせた。そんな二振りは同じ部隊。共に相棒として、背中を預けて戦う仲。共に戦い、内番に精を出し、戯れ、軽口を叩き合う。こんな日常がずっと続くなんて、そんな錯覚に溺れていた。
ある雨の日、帰城の途中に検非違使に遭遇した一行は、死闘を繰り広げた末になんとか帰還した。ある一振りの犠牲を代わりに。
互いに生死の狭間に居た中、“彼”は持っていた御守りを【彼】の手に握らせた。
──生きて、いつかまた会おう。
それが“彼”の最期の言葉。【彼】はそれから肌身離さず御守りを身に付け、それでもただ自分が折れる日を待ち望んで淡々と日々を過ごした。そんなある日顕現された、一振りの刀。それは、紛う事無く【彼】が焦がれた“彼”だった。
[ 二振り目の“彼” × 折れる日を待ち望む【彼】 ]
○募集、提供
伊達刀(鶴丸国永、大倶利伽羅、燭台切光忠)。どの刀で何方の「彼」を希望するかを明記してください。
○規則
・記号乱用、絵文字、顔文字、不要な小文字の使用は禁止。
・中ロル~長ロル。
・展開や設定について、積極的に話し合いに参加してくださる方。
・ゲーム未プレイでも構いませんが、過度のキャラ崩壊は厳禁です。
・長期お相手可能、無言失踪なさらない方。
・ストーリーを大切にしてくださる方。
・当方ゲームプレイ済みですが、史実に関しては疎いです。何卒ご了承ください。
随時質問も受け付けております。お気軽にお声掛けください。因みに、二振り目の刀は“彼”とは全くの別人です。後々のお話合いで、葛藤する【彼】を他所に御構い無く口説いて来る“彼”等、以前の“彼”とは明らかに違った面等の肉付けを出来ればと考えております。
それでは、良縁を願って。スペース感謝。
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