* 2016-10-04 22:08:28 |
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分かった、じゃあ2時間後にまた此処で。
( 休日のダイアゴン横丁は人で溢れ返っていた。グリンゴッツ魔法銀行の扉を潜り外に出ると改めて感じるその人の多さに溜息をつきたくなる。この時期は新生活に向けた準備に取り掛かる者が多く、当然のことながら此処へ来る者も増える。かく言う己も9月から始まる学校生活に必要な物を買いに来た新入生の中の1人であった。予め母たちとは別行動を取ると決めており、時間を告げられれば素直に頷き彼女らに背を向ける。2時間後と約束はしたものの、恐らくその時間通りに戻って来てもあの人たちはまだ買い物を楽しんでいるに違いない。しかし此方が約束に遅れるようなことがあれば避難の嵐を受けるのだ。非常に理不尽だとは思うが、母と3人の姉たちに囲まれ暮らしている中で女性とはそういうものだと諦めがついていた。歩きながら懐中時計でしっかりと時間を確認した後、人の流れに身を任せまずはマダム・マルキンの店へ行こうと頭の中でルートを決める。さっさと必要な物を揃えてしまえば最後に立ち寄るつもりの書店で過ごす時間も長く取れるはずだ。同年代の男の子たちが足を止めキラキラとした視線を向ける箒の専門店や菓子類を取り扱っている店には目もくれず、真っ直ぐに目的地へと向かえば洋装店の扉に手を掛けて )
( / お待たせ致しました…!此方からということで初回ロルを投下させて頂きました。300字どころではなくなってしまいましたが、長さはその時によって変動するかと思われます。絡みにくい等の場合はご指摘くださいませ。
それでは此方からも気になることがあればその都度質問、相談させて頂きますね! )
兄さん達も新学期までの準備物買わなきゃダメでしょ、私は一人でも大丈夫よ
( グリンゴッツ魔法銀行の前、二人の兄を相手に一人でも大丈夫だと声を上げるのは一人の少女。普段より幾分も人通りが多いダイアゴン横丁は両親に連れられて来ていた時のその何倍も魅力的であって。一人で周りたい、そんな風に思うのは何か間違っているであろうか。二人の兄を説き伏せれば、学校に必要なものを買い揃えたら戻って来る事、杖だけは兄たちと買いに行く事という二つの約束の元一人で買い物をする権利を勝ち得る。笑を浮かべればその二つの約束に対し了承の返事をすればまず初めに向かう先はマダム・マルキンの店。その道すがらポケットへと入れた金貨や銀貨が入った袋を確認して。入学用意のためという事もあり、先刻グリンゴッツ魔法銀行で引き出してきたのは普段とは比べものにならない金額。兄のお下がりでも良かったのに、と思いつつも物を大切に扱う傾向にある兄の物はまだ傷もあまり付いてはおらずまだ進学しても使うのだろう。そんな事を考えつつも目的の場へと到着すれば迷うこと無く扉に手を掛けそのまま開く。新入生も例年のごとく多いであろうし洋装店の客足も増えているだろう、なんていう店内へと入る前の推測は間違えていたのだろうか店にいる人数は見知らぬ男の子と己、そしてマダム・マルキンの三人だけである。すぅ、と軽く息を吸い込めば笑み浮かべて声かけて )
すみません、採寸お願いしたいんですけど大丈夫ですか?
( / 初回有難うございます!こちらも300文字どころでは無くなってしまっておりますのでお気になさらず…!素敵な文章に当方の駄ロルが恥ずかしくなってしまいます…。長さはこちらも前後しますので。当方のものにも何か御座いましたら遠慮なく仰ってくださいませ!
了解しました。では一度背後はこれにて失礼させて頂こうかと思っているのですが今の内に決めておきたいことなど何か御座いますでしょうか? )
お久しぶりです、マダム。…あれ、今日は僕1人なんですね。本当はこんなことを言ったら駄目なんでしょうけど、マダムにゆっくり採寸して頂けるだなんて嬉しいです。
( これだけの人がダイアゴン横丁を歩き回っているのだから恐らく混み合っているだろうと踏んでいたマダム・マルキンの洋装店だったが、タイミングが良かったのか幸運にも客は己1人だけ。考えていた以上に早く目当ての店を回れそうだと口角が上がるも、店主はその笑みが自分に向けられたものだと勘違いしたらしかった。他人から好意的に思われる表情を貼り付けるのはもう癖のようなもので、意識するまでもなく丁寧な言葉が口からスルスルと出てくるのだから、我ながら身に染み付いた習慣というものは恐ろしい。簡単な挨拶を交わした後にホグワーツへ入学する年齢になったのだと告げれば採寸用の台に乗せられる。採寸が始まると思った矢先、それまで人の入ってくる気配等全くなかった扉が開いた。他の店員は休憩にでも行っているのか、マダム本人が一言此方に断りを入れて新しい客の方へと歩いて行く。ちらりとそちらへ視線を移せば同い年くらいの少女が1人。彼女も両親とは別行動なのだろうか。洋服から察するに魔法族生まれに違いなく、己のようにダイアゴン横丁へ来るのも珍しいことではないのかもしれない。2人の会話に耳を澄ませていればどうやら彼女もまたホグワーツの新1年生であるようだ。これから始まる学生生活において、同学年の顔見知りは多いに越したことはない。大抵の人間とは上手くやれるという自信があったし、もし拒否を示されたのなら今後関わらないように振る舞えば良いだけの話だ。殆ど無意識の内にそこまで考えれば、己が立っている台の隣に案内された少女へと反射的に控えめだが柔らかな笑みを向け )
やあ、君もホグワーツの新入生って本当?マダムとのさっきの会話を聞いてしまったんだけど、僕もなんだ。…ああ、僕はエドワード・ベネット。宜しくね。
( / お褒め頂き嬉しい限りです、ありがとうございます!当方は貴方様の情景が浮かんでくる素敵なロルに、お返事を考えるのが楽しくて仕方がありません…!長さの件も、そう言って頂けて良かったです。
特に今のところは何も思い浮かばないので、此方もこれにて失礼したいと思います。お声掛け頂ければ何時でも駆け付けます故、何か御座いましたら気軽にお呼び出しくださいね! )
マダム、お久し振りです。後で兄たちも来るとは思うんですけど先に私だけお願いしたいんです。…って、他の方は休憩か何かですか?先客が居るのならここで待たせてもらいますけど…
( 先刻言った言葉は奥にまだ人が居るかと思った故、まさか客人の対応をしていたマダム自身がこちらへと向かってくるとは思っておらず向かってきた彼女に対して困惑の色が浮かぶ表情と声色でそう告げるも連れて行かれた先は先客である男の子が立っている台の隣。ちらりと視線をそちらの方へと送ると同年齢であろう見た目であり。声をかけるべきか否か、そんな事を考えていればマダムから尋ねられたのは何を要望か。ホグワーツに入学する年齢になったことを告げれば制服だと察してくれたらしくおめでとうの言葉と共に台へと乗せられる。採寸をしている際、隣の男の子へと声をかけようとすれば先に先方からの声が聞こえてきて。話を聞くに向こうもホグワーツの新入生らしい、それに微かにだが自分と同じような感じがしない訳でもない。ここで知り合いを作っておく分には入学した際に孤立しなくて済むであろうなんていう考えが浮かべば柔らかな笑みを浮かべてそれに応じる。言葉尻も普段よりやや柔らかいのは敵対する人物を作るよりも良いと判断してのこと。何より、隣の男の子は向こうでも何かと自分に取っての利益を生み出してくれそうだなんて普段の思考回路を働かせた結果のことであろう。その間、マダムは二人の間を忙しそうに行き来しつつも的確に採寸を進めていっているようで。普段は数人でこなしている作業を一人でこなすのは幾らマダムでも相当な物らしく多少時間はかかる様子。兄とは落ち合う時間を決めていないため差程焦る必要は無いのだが、なにぶん見に行きたい店の一つも見れてない状態。ここで新たな来客を告げる扉の開閉音が聞こえたらマダムはどうするのだろうか、なんて少しの好奇心にかられつつ )
えぇ、そうよ。…本当に?こんな所で同じ新入生に会うなんて思わなかったわ。私はレイチェル=キングストン。気軽にレイ、とでも呼んでちょうだい。よろしくねエドワード。
レイ、だね。僕のこともエドで構わないよ。勿論、君が嫌でなければだけど。
( 返ってきたのは印象の良い笑顔と自己紹介。述べられた通りに彼女の名を呼び、己も愛称で良い旨を伝える。終始笑顔を崩すことなく友好的な関係を築く様は、テキパキと2人分の採寸に取り掛かっている店主から見れば実に微笑ましい光景だったに違いない。しかし自分には分かった、彼女は恐らく己と同類の人間である。それならそれで都合が良い。ここで知り合いを作っておくことは双方にとって損にならず、尚且つそれを互いが理解した上で仲良しごっこができるなら、これ程楽な話はない。如何にも友人が出来て嬉しいと言うような表情を見せつつマダムが採寸しやすいように腕を少しばかり上げる。ほぼ同時進行で採寸は進められているが、僅かに己のほうが早く終わりそうな気配を感じ取っていた。と、その時店に響いたのは新たな来店者が現れたことを示す扉の音。流石のマダムも狼狽えた様子であったが、店の裏から漸く休憩時間を終えたらしい店員が顔を出し、来店した客の対応を引き受けることとなった。結果的に採寸は同時に終了し、出来上がった物を後日届けて貰うよう伝えればそのまま台を降りて礼を述べる。無論大人たちから可愛がられる為に身につけた笑顔を貼り付けることも忘れずに。店の扉に手を掛け開けると、同じく外に出るであろう彼女がそこを通るのを待って )
ありがとうございました、マダム。おかげで良い学生生活を送れそうです。では、また。____レイ、どうぞ。
エド、ね。嫌なわけないじゃない
( 彼と話している間に感じる、程度のものから確信へと変わったのは同類の人間であるという事。貼り付けられたような笑みは恐らく自己防衛もしくは楽に世の中を渡っていくためのものであろうなんて勝手な推測をしつつも此方が浮かべている笑みも恐らく相手からしてみれば胡散臭いものに見えるだろう。それでもその笑みを浮かべてしまうのは、ホグワーツでの生活を少しでも楽にしたいから。それにお互いにそれを分かった上でのお友達ごっこならば願ったり叶ったりだ。後で兄たちに合流したときに「友達ができた」なんて言葉を告げればどんな表情をするのだろう、驚くのだろうか、それとも喜ぶのだろうか…。今からそれを想像すればそれを見るのも楽しみになってくる。そんな思考を半ば強制的に遮断したのは新たな客を告げる扉の音。マダムも狼狽の様子を浮かべるも、丁度休憩時間を終えたらしい店員が顔を出せばその客の対応を。先に来ていた彼のほうが終わるのだろうと思っていたのだが最終的に採寸が終了したのはほぼ同時のこと。出来上がったものは兄たちのものと同じように後日届けてもらうように伝え、台から降り感謝の言葉を──勿論、普段から貼り付けているような笑みも浮かべたままである。彼より数歩ほど遅れた場より歩みを進めていけば扉を押さえてくれている彼の隣を礼を述べれば通って行き )
私のものは兄だちと同じときに届けてくれれば構いませんから。忙しい中ありがとうございました、また何かあった際はよろしくお願いしますね。──エド、ありがとう。
どういたしまして。____次は鍋類か。…レイ、僕はこの後もまだ必要な物を買いに行くんだけど、君はもう他の物は揃えたのかい?
( 彼女が通り切るのを見届けた後、再度店内へと軽くお辞儀をして己も外へ出る。聞こえたお礼の言葉に対しても当然のことのように振る舞いながらにこやかに返事をした。女性からの圧力が強い我が家ではレディーファーストは当たり前、テーブルマナーよりも先に女性への対応方法を覚えた程である。それ故この行動ばかりは計算云々の問題ではなく、身体が自然とそう動いたというのが本音であった。さて、この後はどうしたものか。予定では鍋や秤等を買いに行くつもりで道筋を考えており、ぽつりと次の目的地を口に出す。正直なことを言えば杖と衣類以外は姉のお下がりでも良かったのだが、生憎家に余った用具は置いていなかった。己が入学すると同時に兄弟全員がホグワーツ生となる上に不必要な物を手元に残さない姉たちだ、余分な学用品等あるはずもない。彼女はどうするのだろうかと考えつつもやはり予定を変えるつもりはないらしく、目的の方向へと身体を僅かに傾ける。しかし視線は彼女へと残したまま自らの行き先を述べた後に、遠回しではあったがこの後も自分たち2人が行動を共にするのか否かを彼女に委ねる質問をした。己と似たような思考回路を持っているであろうこの少女のことだ、これ以上の馴れ合いは不必要と判断したのならここで別れる為の適当な理由を述べるだろう。自分としては同じ寮に所属しそうな者同士まだ一緒に行動するのも良いかもしれないと考えながら、至極純粋に聞いていますという風な表情で首を傾げており )
──いいえ、私もまだ何も買いに行ってないの。良かったら一緒に行っても構わないかしら?
( 店の外へと出れば再び礼をするために店内の方へと向き直ってから扉が閉まる前に軽くお辞儀をして。さあ、採寸は終わった。次は何を買いに行こうか。制服以外のものは兄たちのものでも構わないのだが何分兄たちもまだ在学虫の身、それに傷一つ無いものを買い換えるのも嫌であろうし自分で買いに行くべきか。──問いかけるよりも今日の為に渡された硬貨の領を見る限り自分で買え、という意味なのだろう。彼が呟いた言葉を耳ざとく聞いていれば、それに同行した方が早いのではないか何ていう考えが浮かんできており。おうして何より同じような考え方をしている者同士一緒にいて楽だという思いがあるのもまた理由の一つだろう。ポタージュの鍋屋の方へと体を微かに傾ける彼の方へと向き直れば同行しても構わないか、との言葉を述べるのは数歩近寄って行きつつの事。寄らねばらならない店は今から行くポタージュの鍋屋、薬問屋、フローリシュ・アンド・ブロッツ書店それにアイリスの餌を買うための魔法動物ペットショップくらいなもの。最後の一つは兄たちと行っても遅くはならないのだがもし時間がある様だったら彼と行っても良い。しう思えば一つ質問を投げ掛けてみて )
ねぇ、入学に必要なもの買い揃えて時間があったらペットショップに寄っても良い?
ああ、それなら喜んで。
( 共に行っても構わないかとの言葉に快く頷き、此方へ寄る彼女と隣り合うようにして立つ。街を行き来する人々の集まりは今も波のようにあちらこちらへと窮屈そうに動いていたが、肩を並べて歩けるくらいの余裕はあるだろう。続けて聞こえてきた声に人混みへと向けていた視線を彼女へ戻せば自分の予定には入っていなかった行き先を告げられる。年齢が年齢なだけに男女であっても背丈はさほど変わらず、こうして並んで顔を見合わせると改めて距離の近さを感じさせた。書店へ費やす時間が減ってしまう為断ってしまおうかと口を開きかけたものの、ふと1匹のフクロウが頭を過り思い止まる。それは己が愛して止まない家族の一員であった。数年前の誕生日、サプライズとしてプレゼントを送るよりも息子本人に選ばせた方が余程喜ぶことを知っていた両親に連れられ歩いていた時、その愛くるしくも賢い立ち振る舞いに心を射抜かれたのだ。以来ミスティと名付けたそのフクロウを己はひどく甘やかしていた、家族から軽く引かれるほどに。どうせなら彼女にもお土産を買っていってやろうと思い直し、その提案に賛成の意を示す。そうと決まれば約束の2時間後までに間に合うようまずは鍋屋へ向かおうと足を踏み出しつつ、疑問に感じたことを素直に声に出して )
僕は____いや、僕も行くよ。ペットショップへは何を買いに?
良かった、エドに断られたら一人で寂しく回らなくちゃいけなくなる所だったわ。
( 快い相手からの返答が耳に届けば柔らかな笑み浮かべつつ相手の隣へとやや足早に向かう。そうして隣合ってはじめて気が付いた事だが差程身長差は無い模様でやや自分の方が低いかぐらいの物である。肩を並べて通りを歩いていると少々他の人と軽い接触をすることはあるが我慢ならないほどの窮屈さもない。投げ掛けた質問へと反応をする彼の方へと視線を前方から移せばその返答を待ち。僕は、それに続くのは拒否の言葉であろう、そう短絡的な考えが頭を過ぎる。拒否をされたのならば入学準備が整ったら別れて行ったらいい。しかし、彼の口から出てきたのは意外にも肯定の言葉。まさかそれが出てくるとは思ってもおらず一瞬だが微かに驚きの色を表情へと表すもすぐに元通りの笑みを浮べて感謝の言葉を。その後に続いた言葉にはどのように説明するべきか。愛猫のアイリスの餌を買うため、簡単に言えばそうだが果たして初対面の彼にアイリスという名詞は通じるのであろうか。その答えは否であろう。写真でも持っていればそれを見せて説明することも可能なのだが生憎今日は持ち歩いていない。仕方が無くアイリスについての説明を掻い摘んでしようと。二年前から飼い始めた愛猫で白色のふさふさとした毛並が特徴であること、名前はアイリスと言ってギリシア語で虹という意味であることなど話始めれば次々と出てくるのだが目的地ももう直ぐ、という所で言葉を切ればはっとしたかのように謝罪の言葉を。それに続くように先程尋ねられていた質問の回答を )
──ごめんなさい、掻い摘んでと思ってたんだけれど大分話しちゃってたわね。…ペットショップへはその子の餌とお土産を買いに行きたいの
いや、構わないよ。僕から聞いたことだし、楽しかったから。…そう、大切にしてるんだね、アイリスのこと。
( 彼女は断られる前提でペットショップへ誘ったのだろうか、己が頷いたことに対し僅かではあるが驚いているのが見て取れた。すぐにその表情は元のものへと戻ってしまったため、そこには触れないまま己も同様に貼り付けた笑みを深くする。ペットショップへ行きたい理由は新しいペットを探す為か、はたまた自分と似たような目的か。2つの可能性を頭の中で思い浮かべながら彼女からの言葉を待っていると、その口から語られたのは彼女の愛猫のことで。アイリスというらしいその猫のことを話す彼女は生き生きとしており、その笑顔も作られたものではなく自然に浮かべているもののように感じられた。こんな所まで似ているとは、と内心で驚きを感じながらも、猫のこととなるとつい話し込んでしまうらしい彼女への好感度は確かに上がっていた。説明してもし足りないという様子で語り続ける彼女に悟られないようくすりと静かに息を漏らす。ミスティについて話す己も、もしかするとこんな感じなのかもしれない。鍋屋の店の壁が見え始めた頃、彼女が突然声を止めたかと思えば次に聞こえたのは謝罪の言葉。ゆっくりと首を横に振っては本心から思ったことを告げ、ペットショップへ寄る目的を納得した様子で聞き取る。先程の話からも彼女がアイリスを好いていることははっきりと伝わっていたし、何より特徴を聞いている内に実際の姿はどんな風なのだろうという興味も湧いていた。口に出しても良いものかと一瞬迷いはしたものの、一度持ってしまった興味を消せるような性分ではなく、己の願いを述べつつ最後には冗談混じりの声で肩をすくめ )
ホグワーツには連れて行く予定なのかい?…もしそうなら是非僕もアイリスと会ってみたい。君とアイリスが迷惑じゃなければ、だけれど。
( / レスがなかなか返せておらずすみません!少々多忙を極めておりまして…。本日中、もしくは明日までには時間を見つけてレスの方を返そうと考えておりますのでもう暫くお待ちいただけると幸いです。 )
( / お忙しい中、わざわざお知らせ頂きありがとうございます!こうして一言お声掛けして下さり有り難い限りです。気長にお待ちしておりますので、どうかお身体に無理のないよう返して頂ければと思います…! )
そう?それなら良かった…。えぇ、もちろん。あの子は私の一番の宝物であって家族なの。大切にしない理由が無いじゃない
( 謝罪の言葉の後聞こえてきた相手からの反応は気にしていない様子のものであり、それに対してほっとするもその様子を面には出さず自身の中だけに留めたのは果たしてそれが相手の本心かと疑ってしまった故の事。性格上疑ってかかることが多く友人が少ない為直さなければと思っている悪い癖なのであるが未だ直る兆しが見られないのはそのお陰で損をしたことが無いからか。上辺だけの笑が崩れていたのではないかと少々気にしつつも次いでの質問へと至極当然、といったような表情を浮かべれば相手の方をちらと見つつ述べて。そう言えば、相手は何故ペットショップへと赴く気になったのだろうか。同じような考え方をしているのならば適当な理由をつけて断ることも出来たはずなのに。そしてそれを自身も引き止めなかったのに──。浮かんできた考え事を振り払うことなんかできる訳もなくそれを質問してみようと口を開きかけたところで聞かれた第二の質問。ホグワーツにも連れて行くのか、答えはイエス。アイリスを連れて行かない理由が無い、それにあの子がいないと落ち着かないのだから。両親からは既に了承を貰っており、兄たちからも歓迎だとの言葉を貰っている。ならば連れて行くに決まってるじゃないか。冗談交じりに肩をすくめた姿を見つつもアイリスに対して興味を持ってくれたのは嬉しいことだ。上辺だけの笑だけでは無く自然な笑顔を浮かべつつ先の質問への答えを返したならば自身も疑問に思ったことを伝えてみて )
もちろ連れて行く予定よ。…嫌な訳無いじゃない入学式の日が更に楽しみになったわ。──ところでエドはペットショップに何か用事があるの?
本当かい?僕も入学式の楽しみが増えたよ。
( どうやら彼女もアイリスをホグワーツへ連れて行くらしい。勿論それは己も同じで、学校側から許可が出ている以上家に置いていくなんて考えられないことであった。ホグワーツに行けば今のように頻繁に会えなくなるのでは、というのがここ最近の悩みの種となるくらいに。こちらの申し出を快く受け入れてくれた彼女へ笑みを返し、数週間後に控えるその日を思い浮かべれば街中を歩く足取りも少し軽くなったように感じられる。やはり大切なペットのこととなると気が緩んでしまうのはお互い様のようで、次いで述べられた質問への反応は一瞬遅れてしまい声を出す代わりにぱちりと瞬きをして見せる。その質問に答える為には彼女と同じようにミスティについて説明する必要があるだろう。この手の話題は家族の前でしか出さないようにしていた。というより家族から外で話すのを止められている、と言った方が良いのかもしれない。あまりにもイメージが崩れるからと引き攣った笑顔で忠告を受けたのは記憶に新しく、どうすべきか悩んでいる思考を隠すように視線を自然な流れで彼女から外す。しかし意外なことに、己の中では少しだけなら大丈夫だろうという考えが勝っていた。何より愛猫を家族と呼んだ彼女には好感が持てたし、簡単に説明するだけならボロを出さずに済ませられるはず。そう考えた後、頬が僅かに緩んでいることにも気づかないまま口を開いて )
──僕も君と同じ。フクロウを飼っていてね。ミスティと言うんだけど、彼女へのお土産でも買っていこうかと思って。
( / 度々すみません!本日起こった地震にて住んでいる地域が少しですが影響を受けてしまいまして…。何事もなければ本日中にと思っていたのですがレスを返せるような状況に無くもう少々お待ちいただければと思います。現在もお待ちいただいている中、本当に申し訳ございません! )
( / わわ、大丈夫なのでしょうか…心配です。大変な中、ご連絡下さりありがとうございました。お返事は落ち着いてからでも全然構いませんので、余震等に気をつけてお過ごしくださいね。私はここでゆっくり待っておりますので…! )
( / 下がってきていたので見つけやすいように上げておきますね。◆様が今どのような状態なのか分かりませんが、もし可能でしたら一言だけでも構いませんのでお声掛けして頂けると嬉しいです。一週間お待ちしております。 )
( / 長らくお待たせいたしました!私の身辺も大分と落ち着いてまいりましたのでまだ以前のようなレススピードには戻らないかも知れませんがお返事の方返させていきたいと思っております。前回頂いていたぶんに関しましては今週中には返せると思いますので今暫くお待ちいただければと思います。 )
( / お帰りなさいませ…!急かすような書き込みをしてしまい申し訳ありませんでした。貴方様がご無事で何よりです。レス頻度についても承知致しました!では、お返事頂けるのを楽しみにお待ちしております。 )
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