匿名さん 2016-10-03 00:25:58 |
通報 |
あっ、ありがとうございます…!……レンさん、店の手伝い…してくれます、よね?
(頭を下げ礼を言うと残りを干しながら後ろは振り返らずに先程は此方が信じ込んでしまったが実際は上手くかわされただけだと今更ながらに気付き「はい」としか言えないような聞き方をし)
わかった、降参だ…だが俺じゃ大して役には立たんと思うがね(口調こそ穏やかなものの有無を言わさぬような雰囲気が出ていることを悟れば両手を軽く上げ、足手まといにしかならないと思うが協力する意志を見せて)
はい、ありがとうございます、では開店前に店に行きましょ、
(ニッコリといい笑顔で笑うと籠を置き店の方を指差すと開店前の準備をするためか上記を述べて久しぶりに此方の意見が通った為かご機嫌な様で)
…ま、たまにはこういうのも悪くないか(ご機嫌な様子の彼女を横目に準備を手早く済ませ、こんなに喜んでくれるならたまにはサービスしてみるのも悪くないかなと内心考えて)
何独り言言ってんですか、
(さっさと一人で店の方に向かっているようで振り返ると首をかしげそう言うとまた正面を向き軽い足取りで店の裏口から店内へ入っていき)
いや、何でもないぞ。あんまり細かい事を気にすると大きい大人になれんよ(早足で追い付き、自身も裏口を通って店内へ入り、彼女の身体のとある一点を見ながらそんなことを言って)
私、もう18歳ですけど……って、何処見て言ってんですか、
(大人になれないと言われるも一応18は充分大人だと思っている様で言おうとするも相手の視線に気付くと何となくだが見ているとこが分かったのかいつもより少し低いドスの聞いた声で言い)
ははは、それは想像にお任せしよう(明らかに怒っているとわかる彼女をそんな風に笑って軽くやり過ごしながら「それで、俺はまず何をすればいいのかね?」話しを店の手伝いの方へ逸らして)
あ、えっと…私、厨房の方に行くので布巾でテーブル拭いてもらえますか?
(たたっ、と小走りで厨房に行くと何枚か布巾を濡らしてきてまた戻ってきテーブルを見渡してから相手に布巾を渡すと「汚れたら次の布巾を使ってください」と付けたし)
いいだろう、それぐらいならお安いご用だ(任せておけと引き受け、何だかんだ与えられた仕事について手を抜くことはせずに言われた通りに作業を進めていき)
ありがとうございます、
(小さく礼を厨房へ戻っていき材料を盆の上に並べると切り始め言われた通りに作業をする相手をガラス越しに見て薄く微笑んで)
終わったぞ~…っと、俺にも何か作ってくれないかね?(一通り仕事終えて厨房へ入り、用意された食材見て「朝食まだだったろう、腹が減っては戦は出来んからね」ついでにちゃっかり朝食を彼女へと催促して)
そうですね、簡単なものですが…座って待っててください、
(ちゃっかりしている相手に最初は少しキョトンとするも笑って卵やパン等を棚から出しつつまだ少しかかるからか待っていて、と言い。)
了解した、とびきり美味い朝食を頼むよ(わざとプレッシャーのかかるような言葉を言い残してから手をヒラリと振って厨房を出ていき、席へと戻る前に店の入り口に備え付けられているポストから新聞を引き抜き、それを読みながら朝食の出来上がりを待ち)
はい、出来ましたよ。
(暫くすると出来たようで二人分のお皿を持って厨房から出て来るとテーブルに向い合わせで置いて、皿の上には今朝パン屋から届いたばかりのパンとスクランブルエッグ、ベーコンが乗っていて)
ほう、美味そうじゃないか。朝はやはりこういうシンプルなのがいい(彼女の声に新聞から視線を外し、テーブルの上の朝食とはかくあるべきといった感じの料理の並びを見ては満足げに、うんうんと頷き)
はい、朝から重いのも嫌ですからね、(朝から油物などは後々、気分が悪くなったりするのも嫌な為と言い満足そうな相手に安心したのか緩く笑い、席に座り)
そういうことだ、流石わかっているじゃないか。こういう細かな気遣い…きっとイブはいい嫁さんになるだろうねぇ(冗談か本気かそんな軽口を叩きながら軽く肩を竦めて)
ああ、本当だとも。俺はお世辞は言わんよ(一度深く頷き、単なる口からの出任せではなく自分の本音だということを強調して「と…それはさておき、冷める前にいただくとしようじゃないか」そう言ってフォークを手に持ち)
トピック検索 |