名無しの少年 2016-10-02 16:31:10 |
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(/ありがとうございます!。不備が無くて、ホッ…と一安心しています。それでは早速、始めたいと思うのですが…。どちらが先にスレを提出しましょうか?)
(/あ、そうなのですね。分かりました!。でしたら、粗筋に沿って、私のキャラが囲まれるところから始めますね。グダグタな長文になるかもしれないですが…改めて、よろしくお願いします!)
(とある休日、街の大通りの歩道の端を歩いていると、1人の男性と肩がぶつかって、軽くよろめいて。男性の方からぶつかってきたにも関わらず、〈…ってー…。おい、何すんだよ、いてーじゃねーかよ…〉といちゃもんをつけてきて。しかし、竜弥は何も言葉を発しなくて、何も言わない竜弥に苛つきを覚えたのか、男性は仲間数人と竜弥を囲み、壁際に追い込んで。それでも竜弥は何も言わず、ただただ緋い目で男性達を睨んでいて)
………。
(ぶらりと街を巡っている道中、ふと耳に入った男性の声。苛つきが混ざったようなその声だけで何となく状況は察し、ちらりとそちらへ目線を送ると案の定一人の男性を取り囲んだ男達が。一人を大勢で囲むだなんて格好悪いなぁ、なんて呆れ顔でその様を凝視しつつ、手慣れた手つきで自身の端末を取り出すと彼らの方へレンズを向け、無音カメラで数枚か撮影し。この街ではよく見かける、なんてことのない様子ではあるが、これから己がしようと思っている事に恐怖心が皆無な訳は無く、端末を強く握り締め「何をしているんですか」輪の外から男達を見上げ冷静な声音でそんな事を)
(/ありがとうございます…此方こそ超絶下手ロルですのでお気になさらず…!はい、よろしくです^ ^)
(睨み付けている竜弥を見て、男性達はだんだんと腹が立ってきたようで。この際、自分達が強いことを身を持って思い知らせてやろうと思っていたところ、後ろから声を掛けられて、振り返って。後ろには、見知らぬ女性が立っていて、〈ん、何?。俺達に何か用かな、お嬢さん?〉と、さっきとはうってかわって、笑顔で接して。男性達を睨んでいた竜弥は、突如として聞こえてきた声に振り返った男性達を見て、男性達の視線の先を見て。そこには、見覚えのある人―――クラスメイトがいて)
…、たかが男の子一人を大人数で囲うだなんて、随分臆病な人達ですね。恥ずかしくはないんですか?
(己が現れた事で途端表情まで変えて接したり、加えて自分を只の子供の相手をするかのような語調だったり、そもそもこんな人数で男性一人を囲んでいる事に羞恥心の一つも感じない彼らにだったりと、兎に角やたら喧嘩っ早い短所が裏目に出て、これからじわじわと相手を追い詰めようと考えていた筈が気が付くと彼らを強い目つきで見据えそんな言葉が口から洩れ出していて。囲んでいた男達との背丈の差が邪魔をして、此方の存在を気が付いた彼とは反対に、未だ自分は囲まれている青年の顔を見ることが出来ず)
(相手の口から出てきたのは、まさかの言葉で。その言葉に、男性達全員が固まり、辺りは静まり返って。〈…言ってくれるな、お嬢さんよ…?〉男性の口から零れたのは、苛立ちの籠った、冷えた声で。〈…ウザいんだよ…!。…くたばれ…!!〉唾を飛ばしながら述べると、怒りと力任せに拳を振りかざして)
(元々気分が悪かったのか、たったの一言で拳を振り上げた相手の様子を見ている限り随分頭が悪そうな人だなあと思いつつ。しかしそのまま真正面から拳を見舞われてしまえば怪我は免れないと、仕方が無く応対することに。振り翳された拳から少し体を避け、空いている右手で下方へと相手の腕を叩き、弾くようにいなせば隙が出来た彼の胸倉を掴みぐいと此方へ引き寄せ「…ねえ、これ何か分かりますか?分かりますよね?…そういえば私の父が警察方面の職に就いているんですけど、もしその父にこれ見せたら…どうなるんでしょうねえ?」端末の画面に映るのは先程撮らせて頂いた写真で、口を開くと何故か不機嫌さが増加していって、果てには嫌味ったらしい語調で)
(怒りと力任せに振り下ろした拳はあっさりと避けられ、腕を軽く叩き弾かれて。驚きと戸惑い、動揺で何もできず、動きが鈍くなれば、隙が大きくなり、相手に胸倉を捕まれて。相手は、先程撮ったと思われる写真を見せながら、不気味な雰囲気で言葉を並べて、男性達を捲し立て、追い込んで。その迫力に圧倒された男性達は、震えた声で、〈ひっ…。す、スミマセンでした…!。お、おい…行くぞ…っ!〉と言うと、ぞろぞろといなくなって。一部始終をバッチリと見ていた竜弥は、男性達がいなくなった後、ひとり、ボーッと突っ立っていて)
(ぱたぱたと去っていく彼らの背を見ていると、はっと意識が戻り最近は注意していたのについ気分に任せて物凄い事を言っていたのではないかと、自己嫌悪に浸りつつ。同時に殴られそうになった瞬間の様子を思い出すと今更ながらに恐怖感がじわじわと沸き立ってきて、無意識下に短く溜め息を溢すと目を伏せ再度微動し始める右手を端末を握った左手でぐっと押さえつけ「…あっ、大丈夫?怪我とかしてない?」囲まれていた青年らしき人物が未だその場で立ち竦んでいる事を思い出し、微かに震える手を背に回し隠しつつ、相手の方へ向き直ると「……え、あれ……、き、君、同じクラスの…し、白騎くん…!?」ふと何処かで会ったようなと思えば、彼が着用しているパーカーもブラウンの両目も毎日この目で見ていた物で、とても相手に尋ねないではいられず)
(/何だか強気過ぎてアレな娘ですみません…;。ちなみに、息子様は外出する時もカラコンとウィッグは付けているのでしょうか?勝手にロルでそういった描写をしてしまったのですが、合っているのかどうか確かめたく…)
(ボーッと突っ立っていると、相手が心配して声を掛けてきて。相手は向き直って、自分の姿を見ては、驚いた様子で尋ねてきて。この様子からして、ほんのついさっきまで、助けたのがクラスメイトの一人であることに気づいていなかったようで。「…やっぱり、有馬さんだったんだ…」軽く微笑み、フードを深く被れば、「…た、助けてくれて…ありがと」ポツリと呟いて、その場から離れようとして)
(いえいえ、此方こそ、反応の薄い伽羅でスミマセン…。はい、外出中もウィッグとカラコンはつけています。大丈夫ですよー!)
(ある意味驚きで震えかけながら混乱している最中、相手から突然微笑まれ、彼は普段教室で見る限り無表情のような物ばかりだったので今の笑顔は新鮮で思わず見詰めてしまい。けれど彼はフードを被り直して、ぽつりと此方に感謝の意を伝えれば何処かへ去ってしまいそうだったので「…あ、まっ、待って!」相手の微笑に一時停止していた脳が改めて働き始め、彼の服の裾を掴んで引き留めようと)
(/いえっ、初々しくて可愛らしいです!ありがとうございます;)
(その場から離れようとしたその時、相手に服の袖を捕まれて、ついつい立ち止まって。相手の意外な行動に驚き、振り返って相手の顔を見つめ、フードの端を掴んで。「ええっと…な、何か…用?」驚きと戸惑いの混じった複雑な表情を顔に浮かべつつも、掴んでいるフードで隠しながら声を掛けて)
あ、そ、その、今の…周りの人に言わないでくれる…かな?
(フードで顔色を隠しつつも声音だけで彼が驚いていると分かり、すぐに手を離し。そしてついさっきの出来事について誰かに話されてしまうと、両親が警察方面の職に就いている学生だなんてこの地域で限られている筈なので、色々と面倒な事態になり兼ねないと思いつつ不安げに眉を下ろしそう頼んでみては)
…うん、分かってるよ
(不安そうな表情で頼んできた相手を見ては、小さく息を吐いて。何となく予想していたようで、上記を述べれば、フードから手を離して。「…誰にだって、隠したい秘密…知られたくない秘密の1つや2つはあるもんね…」意味深な発言をしては、軽く苦笑いして)
……あ、ごめんね、白騎くんのこと信用してないって訳じゃなくて…その、ええと…
(苦笑交じりに彼の口から洩れた言葉に僅かの間思考するも、やがて考え至って体の前で両手を振りそう返し。されど上手く続けられなくて、次第に語尾の覇気が無くなって行き)
あ…っ
…気を悪くさせて、ゴメン…
(相手の様子を見て、相手の口から零れる言葉から力がなくなって、消えていくのを感じては、何だか悪いことをしたな…と、罪悪感を感じ、上記を述べて、俯いて。ふと、顔を上げれば「…僕にもさ、言えない秘密…あるから」と呟けば、珍しくフードを脱いで、相手を見つめて)
……、そうなんだ。じゃあ私と同じなんだね
(語尾に覇気が無くなっていくにつれいつの間にか沈んでいった顔を、布が落ちたようなぱさりという音に反応して思わず仰ぐと初めて見たフードを脱いだ彼の姿が。酷く驚きながらも、その秘密というのは相手が人前でずっとフードを被っている事に何か関係があるのか、なんて以前から疑問に思っていた事をつい尋ねてしまいそうになるも、我に返っていきなりそんな事を訪ねても馴れ馴れしいだけだと聞いてしまいたい気持ちを飲み込み。けれど感じた事はそれだけではなく、何だか同じような立場の誰かに出会えた事にほっとしていたりもしたので、代わりにその気持ちを伝えようとささやかに微笑みを浮かべれば)
(/本当にすみませんっ、連休ということもあって色々と外出しておりました…;
お待たせしてすみません……)
(フードを脱いで、相手の顔を見た時、相手の顔は、思いの外沈んでいて。しかし、フードを脱いだ時の音に反応したのか、相手が慌てて顔を上げて自分の顔を見てきて。人前でフードを脱ぎ、顔を見せたのは相手が初めてで、どうすればいいのか、分からなくなっていると、相手も、初めて見た竜弥の顔に、驚きの表情を浮かべていて。しかし、相手はささやかに微笑んで、言葉を述べて。そんな相手の表情に、思わず「…あ、あの…さ…。…っ、僕の秘密…知りたい…?。…と、いうかさ…僕、有馬さんの秘密…知っちゃったわけだし…。…有馬さんに、知ってほしいんだ…僕の秘密を…」と、戸惑いながらも、途切れ途切れに言葉を伝えては、「…ダメ、かな…?」と首を傾げて)
(/あっ、そうでしたか…!。急かしてしまってスミマセン…。此方も、連休ということで、ぐっすりと眠っておりました…w)
(彼が続けたのはついさっきまで己が考えていた事を見透かされているかのような言葉ばかりで、増した驚きによって声も出ず、ただきょとんと相手を見詰め「……うん、知りたいな」何処となく落ち着かない雰囲気で、言葉が度々途切れてしまうのは、きっとこんなことを他人に話す機会が無かったからなのかもしれないと思っただけなのに、大事な秘密を此方に打ち明けてくれようとしてくれる事が本当に嬉しく感じられて。意識せずとも零れた笑顔はまるで花笑みであり)
(/いえいえっ、此方こそ何も連絡せず遅くなってしまい…申し訳ないです;
わぁ、羨ましいです…私も沢山寝たい……w)
(自分の話を、相手はきょとんとした表情で聞いていて。しかし、相手の言葉を聞いて、嬉しさと安心感が自分の心に押し寄せてきて、無意識にフッと微笑んで。相手も笑顔を浮かべていて、その笑顔にみとれてしまい、ボーッと突っ立ってしまって。ハッ…と我に返れば、「…とりあえず、ここじゃあれだから…ええっと…」と、辺りをキョロキョロと見回せば、「…あのビルに移動しよう…」と、雑居ビルを指差して。彼処なら元の姿に戻っても、相手以外に見られることはないだろうと思って)
(/いえいえ、お気になさらず…!。平日は、ぐっすりとは眠れないので…w)
(すると少し間を置いた後、彼がきょろりと辺りを見渡し始め、一体何を探しているのかと声を掛けかけた瞬間に相手の方から何処かを指し、移動しないかと尋ねて来られたので指の先へ目を向け。そうしたらそこはありがちな雑居ビルで、その途端以前父親が街中の雑居ビルは柄がどんな人間がいる事が多いから、その辺りには寄り付かない方が良いと何気無く言われていた事を思い出し「え…っと、その……あっ、わ、私の家来ない!?親も最近家にいないしっ、大丈夫だと思うんだけど」どうにも自分は誤魔化しが下手だと痛感しつつも、あのビルに行く事が怖いだなんてとてもではないが今日ぐらいしか会話したことが無い相手に言える訳が無いと、苦笑ながらに忙しない語調でそんなことを)
(/そうですよね、平日は決まった時間に起きないといけないですからね……辛いです…w)
(自分の提案に、相手は慌てた様子で、相手自身の家への移動を提案してきて。その様子からして、雑居ビルへの移動は、両親から何かしら止められているように感じられて。多分、危ないからという理由だろうと思いつつも、相手の慌てっぷりに、随分と誤魔化しが下手だな…と思っていて。しかし、相手の家なら、確実にバレることはないだろう…ましてや、相手の話によれば、両親は最近家に居ないということなので、大丈夫だろうと考えた竜弥は、「…へぇ、そうなんだ…。なら、有馬さんがいいなら…御言葉に甘えて…」と頷きながら述べて。「…案内、よろしく…」と呟いて)
(/あぁ、その気持ち分かりますw。では、背後はこの辺りで失礼します。また何かあれば、お声掛け下さい!)
(こくりと頷いて了承の言葉を返してくれた彼に思わずほっと表情筋を緩めれば「うん、じゃ、いこっか」改めて頬笑みを浮かべ「ここの通りを過ぎた所にあるの」自分から見た右手の歩道を指しながらそう一言加え。思えば成り行きで一緒に己の家へ来る事になったけれど、今までは本当に教室で会話した機会なんて無く、同級生も彼を何処となく避けていた印象があって、いつか話せる時が来るのだろうかだなんて考えていたりもしていたのに、現実といったらまるで想像とかけ離れた出会いだったり会話だったりで。それに今日は初めて相手のフードを脱いだ素顔や微笑みを一目見れたりと、嬉しくもあり気恥ずかしいような気がして、家の方へ歩き始めながら彼に見つからないよう、ぎゅっと左手でスカートを掴みながら)
(/おお、同志様が…w
はい、此方こそ何かあればいつでもどうぞ^^)
…へぇ…そうなんだ…?
(相手が指差した方向を見れば、上記を述べて、軽く頷いて。しかし、相手が指差した先をよくよく見れば、その方向は、自分の家と同じ方向で。偶然なのかもしれないが、自分の思い違い、勘違いの可能性もあるので、口には出さず。人と会話したのは、相手が初めてに近くて、戸惑いと恥ずかしさから顔を逸らして、相手と目を会わせないようにしながら、相手の後を無言でついていき。しかしながらも、相手の姿をちょくちょくチラリと見ては、すぐに顔を逸らして。また、右手を相手の方に伸ばしては、すぐに引っ込める動作を繰り返して。相手に触れたい――人の温かさ、体温に触れたいという思いから手を伸ばすが、人見知りと、恐怖心からくる警戒心、そして、いきなり相手に触れるのは良くない…という思いとが絡み合って、手を伸ばすことを躊躇い、踏みとどまっていて)
(/そんな調子で彼が色々と思考していることに気がつく由も無く、顔が赤くなってないかだとか一人で杞憂しつつ。もう数分で家に着くと気が付いた時「……あっ、そ、そういえば勝手に私の家でって決めちゃったけど、白騎くんの家ってどこにあるの?ここから遠い…?」沈黙を破って彼の方へ向き直れば、もし仮に自分の家から相手の家が遠かったら悪い事をしたなと申し訳無さそうに問いかけ)
(2人の知らないところで、2人の様々な思いが交錯する中、竜弥は気持ちを心の奥に閉じ込め、黙りこくって、相手について来ていて。すると、相手が沈黙を破るかのように竜弥の方へ向き直ったかと思えば、竜弥の家について聞いてきて。竜弥は辺りをキョロキョロと見回せば、「…あ、いや…割と、此処から近いかな…」と述べて、相手を見て。その言葉の真意は――辺りを見回した時、雰囲気や建物にに見覚えがあったようで、やはり思い違いではなかった…此処は自宅近くの場所だ…と、確信したようで――そのような意味を含んでいるようで)
(え、と思わず口から感嘆の声が漏れるも「そ、そうなんだ……知らなかったなぁ…。…じゃあ、朝会う時もあるかもね」当初は驚きと戸惑いが混じり合ったはっきりとしない顔色だったが、幾許も無く何処と無く嬉しそうに、楽しげに声音を変化させると両手を胸部の前で合わせるとそう一言告げ、「あ、うち、あそこの家なの」気が付いたようにそのままの表情のまま道の先に建っていた一軒家を指し)
(相手の明るいトーンの声を聞いていると、何だかこっちも明るい気分になって、「…うん、そうかもね…」と笑顔で話して。その後、ようやく家が見えてきたようで、相手が指差した先を見れば、相手の家と思われる一軒家が見えて。その隣の家を見て、驚きの表情を浮かべて。相手の家の隣には、見覚えのある家――自宅が建っていて。驚きすぎて、開いた口が塞がらなくて、間抜けな顔をしていて)
(垣間見えた笑顔に彼の微笑みを見た時よりも敏感に心が跳ねたような、そんな感覚になり、気を静まらせようとぱっと視線をずらし。不意打ちは卑怯だとかなんとか脳内でぐるぐると文句を考えていたが、彼がそれっきり何一つ口を開かない事に気が付いて「どうしたの白騎く…ん?」そこには放心状態に等しい相手の姿があり、突然そんな顔に変わった物だから思わず此方もきょとんとした表情になり、彼を見詰め)
(暫く開いた口が塞がらなくて、数十秒後、ようやく状況を理解したのか、口をゆっくりと閉じながら、相手の方を見て。「…これって、偶然だよね…?」と、話しながら、相手の隣の家、自分の家を指差して。「…実は、さ…有馬さんの隣の家…僕の家、なんだ…」と苦笑いして。ダラダラと汗をかきながら、妙にニヤニヤして)
…え…?
(彼の返答は予想を大きく裏切る物で、我知らず相手の顔を凝視してしまい「……え、そそ、それってほ、ほんと…なの…!?」ようやく混乱しきっていた脳が回転し始め、相手の顔と彼が指す先にある建物とを見比べながら、顔に張り付いた狼狽の色を隠すことも忘れ呂律が回らない声でそんなことを)
(相手は、自分の話にとても驚いたようで、自分の顔を凝視したかと思えば、自分が指差した家と自分の顔を見比べながら、驚きで呂律が回らない口から、言葉を紡ぎ出していて。相手は、自分の話を受け止められていない――どちらかというと、疑っているようで、話を信じていないようで。「…うん、本当だよ…」落ち着いた様子で、言葉を伝えれば、指差していた腕をゆっくりと下ろして)
(彼の平静な様子を見ているとこんな事で嘘を吐くような彼ではないだろうという印象が芽生え、静かに彼から建物の方へ目をやれば「…なんか、凄いびっくりしたけど……、漫画みたいで面白いね」よくよく考えてみると家がここまで近いと登校途中に出会ったりと会話する機会も増加するだろうし、それは自分にとって何故か無性に心嬉しい事であり。再度穏やかに相手の方へ顔向けすると、そこにははにかんだような笑顔が)
(建物を見つめながら、言葉を紡ぐ相手の姿を静かに見つめて。「…うん、そうだね…。…逆に、家は隣のはずなのに、登下校の途中で出会わないことが不思議に思えてくるよ…」と、苦笑いで述べて。とは言いつつも、人に会わないように、朝早くに家を出ているから、会わないだけなんだけどね…なんて、心の中で思っていて。ふと、穏やかな様子で相手は此方を見て。その時の相手の表情は、眩しいほどに輝いて見えて。そんな相手の表情にみとれ、ジッと相手を見つめて)
(彼の一言に「あ…、た、確かに、今まで会ったこと無いよね……、と…えっと…私、顔になにか付いてた?」正確の質か、あまりに驚嘆し過ぎた所為で未だしっかりと頭が回転していないのか、何処か間の抜けた様子で顎に手をやりふと思考しており。すると上の方から何だか視線のような物を察し、顔を仰ぐと此方を見詰める彼の双眸があり、気まずそうに目線を逸らすも頬を軽く赤らめ、照れ臭さで軽く眉根を寄せた、何処となく不服げな声音でそう尋ねれば)
(相手の様々な表情を観察していると、相手が此方を見てきたが、すぐに目を逸らされて。目を逸らした相手は、顔を赤らめて、眉根を寄せていて、不服そうな声音で問い掛けられれば、「…あ、いや…何でもない…」と、言葉を濁して。竜弥は、確実に相手に恋をしているようで、それは自分でも分かっているようで、心の中がモヤモヤしていて。そんな気持ちの悪い感覚をかき消すために、首を横に振れば、「…とりあえず、家に案内してくれるかな…?」と、話を逸らせるために、話題を変えて)
(言葉を濁し、首を一振りすると話題を変えたいのか案内を頼む彼を見ていると、こんな表情は冗談なのにまるで本当に己が不機嫌だと思われてしまったように伺えて。思わずその様子にくすっと軽く噴き出してしまえば「…うん、いこっ」口元を緩めたまま、くるりと彼に背を向け残された家への道のりを縮めようと再度足を動かし。その足取りはついさっきの態度が冗談だったと彼に伝えているような、何処となく嬉しげでもあって)
(/ごめんなさい!私事になるのですが、リアルが非常に多忙なのでこのようにお返事が遅くなる日が多くなるかもしれないです…一日又は二日か周期でお返事できるとは思うのですが……本当にすみません;)
(慌てて話題を変えた自分に、何故か相手は軽く噴き出していて、んっ…?、と思い、軽く首を傾げて。しかし、相手は何事も無かったかのように言葉を呟けば、くるりと背を向けて、家へと歩き出して。その相手の口元は緩んでいて、足取りもどこか軽そうで。恋心とはまた違った違和感とモヤモヤをを胸に抱きつつ、相手の後を追って)
( / いえいえ、大丈夫ですよ!。はい、了解しました!。チャットよりも、リアルを優先してくださいね!)
(数分足らずで家の目前に着き、簡易門を開いて玄関の戸を確認すると家の鍵を取り出そうと鞄を探り始め。そうすると一つばかり疑問が浮かび「そういえばさ、さっきはなんであの人達に絡まれてたの?」気兼ね無い口調でそう尋ねると、丁度鞄の中で発見した鍵を人差し指に引っ掛け、取り出し。指で軽く一回転させつつ顔を上げ、不思議そうな顔色を彼へと向け)
(/すみません…そう仰って頂くとありがたい限りです……;)
…あぁ…ちょっと色々あって、ね…
(歩き始めてから数分足らずで、相手の家の前について。相手は門を開け、玄関の前へ行くと、何やら鞄を探り始めて。すると、相手から先程の一件のことを聞かれ、言葉を濁し、詰まらせながら、言いづらそうに上記を述べて。すると、相手は鞄から鍵を取り出し、くるくると回転させて。どうやら玄関の鍵を探していたようで。すると、相手が自分の方へと顔を向けてきて。その表情は、どこか不思議そうで、つい「…実は、相手が自分に当たってきたんだ…。けど、相手は僕のせいにしてきて…。あっちから当たってきたのに…」と、正直に述べて。最後の方は、ほとんど愚痴のように呟いて)
(/いえいえ、そちらのペースに合わせますので、時間がある時にレスを置いていただければ大丈夫ですよ)
……はぁ?それほんと?
(単純な思考回路は彼の短い言葉だけでぷつりといとも簡単に冷静さを失い、途端露骨に嫌悪感を顔に浮かべ。あの男達を思い返してみるとつい語調が荒っぽくなってしまい「もうっ、やっぱり一回ぐらい殴っとくべきだった!」物騒な事を呟きながらやや無造作に錠を鍵穴に通し扉を開くと、薄暗い玄関が。けれど幾ら不機嫌とは言えど客を招いている訳なので無骨に彼をもてなす訳にも行かず、後方にいる相手が玄関に入るまで戸を開いておこうと扉を押さえ、一歩後ろに下がれば「はい、早く入って!」やや不条理だと思われるような語気でそんなことを)
(/ありがとうございます……此方も代わりと言うと何ですが、背後様もご自身のペースでお返事してもらえれば…)
(自分の言葉を聞いた相手は、さっきまでの冷静さをなくしているようで、ハッキリと嫌悪感を顔に浮かべ、荒っぽい口調で言葉を述べていて。その様子を見て、どう返せばいいのか分からず、苦笑いして、その場をやり過ごして。そんな中、相手は玄関の鍵を開け、強めな感じで案内されて。そんな相手の強めな感じに押されるような形で、相手の家の中へ)
…そ、それじゃあ…お邪魔します…
(/あ、そうですか?。では、此方のペースでお返しさせていただきますね)
…大体ね!さっきは私が勝手にあんなことしたけど、白騎くんだって間違ってることは間違ってるって言わなきゃ駄目なんだから!
(苦笑する彼をじとっとした眼差しで見詰めながら相手が玄関に入った事を確認すると戸を押さえていた手を離し。音を立てて扉が閉まった事を確認すると少し間を持たせた後、顰め面で叱るように彼へ詰め寄れば)
(/はい!私も極力早くお返事できるよう努力しますね…;)
(自分が家の中に入った後、自分が家の中に入ったのを確認してから、相手は扉から手を離して入ってきて。音を立てて扉が閉まったかと思えば、相手は顰めっ面で自分に近づいてきて、叱るような感じで言葉を発して。相手の迫力と圧に押され、少し後ずさりして、「…た、確かに、有馬さんの言う通り、だね…」と、しどろもどろに答え)
(/はい、了解しました!。では、背後はこのあたりで…)
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