名無しの少年 2016-10-02 16:31:10 |
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(相手の明るいトーンの声を聞いていると、何だかこっちも明るい気分になって、「…うん、そうかもね…」と笑顔で話して。その後、ようやく家が見えてきたようで、相手が指差した先を見れば、相手の家と思われる一軒家が見えて。その隣の家を見て、驚きの表情を浮かべて。相手の家の隣には、見覚えのある家――自宅が建っていて。驚きすぎて、開いた口が塞がらなくて、間抜けな顔をしていて)
(垣間見えた笑顔に彼の微笑みを見た時よりも敏感に心が跳ねたような、そんな感覚になり、気を静まらせようとぱっと視線をずらし。不意打ちは卑怯だとかなんとか脳内でぐるぐると文句を考えていたが、彼がそれっきり何一つ口を開かない事に気が付いて「どうしたの白騎く…ん?」そこには放心状態に等しい相手の姿があり、突然そんな顔に変わった物だから思わず此方もきょとんとした表情になり、彼を見詰め)
(暫く開いた口が塞がらなくて、数十秒後、ようやく状況を理解したのか、口をゆっくりと閉じながら、相手の方を見て。「…これって、偶然だよね…?」と、話しながら、相手の隣の家、自分の家を指差して。「…実は、さ…有馬さんの隣の家…僕の家、なんだ…」と苦笑いして。ダラダラと汗をかきながら、妙にニヤニヤして)
…え…?
(彼の返答は予想を大きく裏切る物で、我知らず相手の顔を凝視してしまい「……え、そそ、それってほ、ほんと…なの…!?」ようやく混乱しきっていた脳が回転し始め、相手の顔と彼が指す先にある建物とを見比べながら、顔に張り付いた狼狽の色を隠すことも忘れ呂律が回らない声でそんなことを)
(相手は、自分の話にとても驚いたようで、自分の顔を凝視したかと思えば、自分が指差した家と自分の顔を見比べながら、驚きで呂律が回らない口から、言葉を紡ぎ出していて。相手は、自分の話を受け止められていない――どちらかというと、疑っているようで、話を信じていないようで。「…うん、本当だよ…」落ち着いた様子で、言葉を伝えれば、指差していた腕をゆっくりと下ろして)
(彼の平静な様子を見ているとこんな事で嘘を吐くような彼ではないだろうという印象が芽生え、静かに彼から建物の方へ目をやれば「…なんか、凄いびっくりしたけど……、漫画みたいで面白いね」よくよく考えてみると家がここまで近いと登校途中に出会ったりと会話する機会も増加するだろうし、それは自分にとって何故か無性に心嬉しい事であり。再度穏やかに相手の方へ顔向けすると、そこにははにかんだような笑顔が)
(建物を見つめながら、言葉を紡ぐ相手の姿を静かに見つめて。「…うん、そうだね…。…逆に、家は隣のはずなのに、登下校の途中で出会わないことが不思議に思えてくるよ…」と、苦笑いで述べて。とは言いつつも、人に会わないように、朝早くに家を出ているから、会わないだけなんだけどね…なんて、心の中で思っていて。ふと、穏やかな様子で相手は此方を見て。その時の相手の表情は、眩しいほどに輝いて見えて。そんな相手の表情にみとれ、ジッと相手を見つめて)
(彼の一言に「あ…、た、確かに、今まで会ったこと無いよね……、と…えっと…私、顔になにか付いてた?」正確の質か、あまりに驚嘆し過ぎた所為で未だしっかりと頭が回転していないのか、何処か間の抜けた様子で顎に手をやりふと思考しており。すると上の方から何だか視線のような物を察し、顔を仰ぐと此方を見詰める彼の双眸があり、気まずそうに目線を逸らすも頬を軽く赤らめ、照れ臭さで軽く眉根を寄せた、何処となく不服げな声音でそう尋ねれば)
(相手の様々な表情を観察していると、相手が此方を見てきたが、すぐに目を逸らされて。目を逸らした相手は、顔を赤らめて、眉根を寄せていて、不服そうな声音で問い掛けられれば、「…あ、いや…何でもない…」と、言葉を濁して。竜弥は、確実に相手に恋をしているようで、それは自分でも分かっているようで、心の中がモヤモヤしていて。そんな気持ちの悪い感覚をかき消すために、首を横に振れば、「…とりあえず、家に案内してくれるかな…?」と、話を逸らせるために、話題を変えて)
(言葉を濁し、首を一振りすると話題を変えたいのか案内を頼む彼を見ていると、こんな表情は冗談なのにまるで本当に己が不機嫌だと思われてしまったように伺えて。思わずその様子にくすっと軽く噴き出してしまえば「…うん、いこっ」口元を緩めたまま、くるりと彼に背を向け残された家への道のりを縮めようと再度足を動かし。その足取りはついさっきの態度が冗談だったと彼に伝えているような、何処となく嬉しげでもあって)
(/ごめんなさい!私事になるのですが、リアルが非常に多忙なのでこのようにお返事が遅くなる日が多くなるかもしれないです…一日又は二日か周期でお返事できるとは思うのですが……本当にすみません;)
(慌てて話題を変えた自分に、何故か相手は軽く噴き出していて、んっ…?、と思い、軽く首を傾げて。しかし、相手は何事も無かったかのように言葉を呟けば、くるりと背を向けて、家へと歩き出して。その相手の口元は緩んでいて、足取りもどこか軽そうで。恋心とはまた違った違和感とモヤモヤをを胸に抱きつつ、相手の後を追って)
( / いえいえ、大丈夫ですよ!。はい、了解しました!。チャットよりも、リアルを優先してくださいね!)
(数分足らずで家の目前に着き、簡易門を開いて玄関の戸を確認すると家の鍵を取り出そうと鞄を探り始め。そうすると一つばかり疑問が浮かび「そういえばさ、さっきはなんであの人達に絡まれてたの?」気兼ね無い口調でそう尋ねると、丁度鞄の中で発見した鍵を人差し指に引っ掛け、取り出し。指で軽く一回転させつつ顔を上げ、不思議そうな顔色を彼へと向け)
(/すみません…そう仰って頂くとありがたい限りです……;)
…あぁ…ちょっと色々あって、ね…
(歩き始めてから数分足らずで、相手の家の前について。相手は門を開け、玄関の前へ行くと、何やら鞄を探り始めて。すると、相手から先程の一件のことを聞かれ、言葉を濁し、詰まらせながら、言いづらそうに上記を述べて。すると、相手は鞄から鍵を取り出し、くるくると回転させて。どうやら玄関の鍵を探していたようで。すると、相手が自分の方へと顔を向けてきて。その表情は、どこか不思議そうで、つい「…実は、相手が自分に当たってきたんだ…。けど、相手は僕のせいにしてきて…。あっちから当たってきたのに…」と、正直に述べて。最後の方は、ほとんど愚痴のように呟いて)
(/いえいえ、そちらのペースに合わせますので、時間がある時にレスを置いていただければ大丈夫ですよ)
……はぁ?それほんと?
(単純な思考回路は彼の短い言葉だけでぷつりといとも簡単に冷静さを失い、途端露骨に嫌悪感を顔に浮かべ。あの男達を思い返してみるとつい語調が荒っぽくなってしまい「もうっ、やっぱり一回ぐらい殴っとくべきだった!」物騒な事を呟きながらやや無造作に錠を鍵穴に通し扉を開くと、薄暗い玄関が。けれど幾ら不機嫌とは言えど客を招いている訳なので無骨に彼をもてなす訳にも行かず、後方にいる相手が玄関に入るまで戸を開いておこうと扉を押さえ、一歩後ろに下がれば「はい、早く入って!」やや不条理だと思われるような語気でそんなことを)
(/ありがとうございます……此方も代わりと言うと何ですが、背後様もご自身のペースでお返事してもらえれば…)
(自分の言葉を聞いた相手は、さっきまでの冷静さをなくしているようで、ハッキリと嫌悪感を顔に浮かべ、荒っぽい口調で言葉を述べていて。その様子を見て、どう返せばいいのか分からず、苦笑いして、その場をやり過ごして。そんな中、相手は玄関の鍵を開け、強めな感じで案内されて。そんな相手の強めな感じに押されるような形で、相手の家の中へ)
…そ、それじゃあ…お邪魔します…
(/あ、そうですか?。では、此方のペースでお返しさせていただきますね)
…大体ね!さっきは私が勝手にあんなことしたけど、白騎くんだって間違ってることは間違ってるって言わなきゃ駄目なんだから!
(苦笑する彼をじとっとした眼差しで見詰めながら相手が玄関に入った事を確認すると戸を押さえていた手を離し。音を立てて扉が閉まった事を確認すると少し間を持たせた後、顰め面で叱るように彼へ詰め寄れば)
(/はい!私も極力早くお返事できるよう努力しますね…;)
(自分が家の中に入った後、自分が家の中に入ったのを確認してから、相手は扉から手を離して入ってきて。音を立てて扉が閉まったかと思えば、相手は顰めっ面で自分に近づいてきて、叱るような感じで言葉を発して。相手の迫力と圧に押され、少し後ずさりして、「…た、確かに、有馬さんの言う通り、だね…」と、しどろもどろに答え)
(/はい、了解しました!。では、背後はこのあたりで…)
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