天下一振 2016-09-29 22:55:54 |
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…ありがとうございます(にこりと微笑み礼を述べるといつの間にか長い時を過ごしていたようで薄らと明るくなってゆく空を見ては「長話をしてしまいましたね、私の我が儘に付き合って下さりありがとうございます」と続け)
いいんだ。
(相手の礼を聞くと何も言わずただにこり、と微笑み。うっすら、と明るくなっていく空を見てもう朝か、と思いつつ言葉を聞くと相手の方を見て『そうだな。礼を言われる事でもないぞ。』と言い)
それでは、私は出陣の準備をしなくては。三日月はまだ時間があるでしょう、お休みください。
(そう言って立ち上がると微笑んで手を差し伸べ。自身は初陣の為色々と準備があるのでそろそろ動かねばと思い)
そうだったな。あぁ、そうさせて貰おう。
(そう言い、差し伸べられた手を握り立ち上がると『初陣、頑張れ。』と言いにこり、と綺麗な微笑みを見せて)
…あっ、…初陣で気が張っておると逆に怪我をするから“りらっくす”して望んだ方がいいぞ。
(相手の返答を聞きにこっ、と笑うと思い出したようにそう相手に助言すると付け足すように『“りらっくす”し過ぎてもダメだぞ。』と言い)
りらっくす、ですね。分かりました(流石はこの本丸に来て古株であろう者の言葉、相手の忠告に素直に頷くと自室へと戻り着替えを初めて)
(相手の忠告をしっかりと胸に刻み準備が終わる頃には出陣の時刻になっており、さて行くかと部屋を出て門へと向かえば他の隊の者達から説明を受け)
(自室に戻り、布団をたたんで押し入れの中へ入れると今日は非番だった事を思いだし普段着に着替えると、満足に寝られなかった為か欠伸が漏れて)
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上げておいてくれて有り難う。実は俺の背後が野暮用で一週間以上此処に来られるか分からない状況に居て、な。だから一振とその背後殿に決めてもらいたいのだ。俺たちが帰ってくるのを待っていてくれるか、縁を切ってしまうか、を。此方も負担をかけたくないが為、決められないのだ。よろしく頼む。
(初陣となれば、やはり気持ちも高揚しているようで。それと共に好戦的な性格だったのだろう、前へ前へと突き進みながらも順調に進めていたはずだった。しかしその戦場で、検非違使も出現してしまい。態勢は敵方の方がかなり有利となってしまえば隊員半数が重傷を負ってしまう結果となり。天下一振も例外ではなく、身体の動かせる者に肩を借りながらようやく帰還しては待機中だった仲間達も部隊の惨事に驚きを隠せずにいながら傷の深いものから手入れ部屋へと誘導していき)
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ふむ、それならば貴方達を待っていることにしますぞ。なに、一週間と少しの期間など直ぐに過ぎ去りましょう。貴方達がまたここに戻ってこられる事を祈りながらお待ちしております。
一週間程、と言ったのに二週間も開けてしまって申し訳ない。まだこんな俺を待っていてくれているのなら返事が欲しい。我が儘なジジィですまぬな。一振。
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