お主 2016-09-25 00:59:34 |
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まぁちょっとね…ふーん…ってはぁぁぁぁ⁉︎
(自分は今どういう状況に陥っているのだろうか。先程まで普通にしていた筈の相手が急に目の前で倒れてしまった。驚きを隠せずも息を確認して、しかしよく見ると隈もありどこと無くゲッソリとしている。もしかしたら何も食べてないのだろうか、なんて思いマフィアだからといって無関係な人が目の前で死にゆくのは見ていられないので取り敢えず相手を姫抱きし。見た目以上に軽いその身体は細く今にも折れてしまいそうで何と無く罪悪感を感じながら近くにあったホテルへと行き着き、一先ずベットへ寝かせてやればルームサービスで料理を運んでもらっていて)
ん…なんだ?いい匂いが…
(起きると目の前に、高級っぽそうなイタリア料理が!料理はとってもキラキラしていて俺には世界が違いすぎて、眩しくなるくらいだった。ん?まずなんでこんな所にいるんだ?てかここ何処…あ、ホテルか。誰か優しい人が運んでくれたんだな。でもどうやってここまで運んで来たんだ?いやそれよりも、この高級(?)料理を食べたい!食べていいのか?と迷いながらキョロキョロと辺りを見回す。)
あ、起きたんだ…。
(様子を見に来ればキョロキョロと何かを探している相手に目覚めて良かったなんて何処かで安堵していて、料理を見る目が何処と無く輝いていた気がして可愛いらしいと男なのに思ってしまい。並んでいる料理に手を出してロブスターなんかを齧っては相手に見せて「食べなよ、お腹…減ってるんでしょ?」と日本語で伝えればベット付近の大きいソファに腰掛けて)
…ありがとうございます。
(お礼を言うのは久しぶりで恥ずかしく、顔を真っ赤にする。
美味しそうな料理を食べるとやっぱり見た目通り美味しくて、誰が助けてくれたとか、さっきまで倒れていた事とかすっかり頭には無くなっているくらいバクバク食べた。この時俺は、班長に感謝していた。それに美味しすぎて何故か涙が出そうになっていた。それでも食べるのはやめられなくて、すっかり出て来た料理を全部食べていた。)
あのっ、見ず知らずの俺を助けていただきありがとうございます!(と笑顔で言う。)
別に…倒れたままにしとくのは祟られると思っただけ。
(お礼を言われるのはいつ振りだろうか、勿論部下には毎度となく言われるがそれとは全く違う心からのお礼。気恥ずかしくて頬を掻いてはそっぽを向き。よっぽど何も食べていなかったのだろう、どんどん減っていく料理と食べ続ける相手を見ていたらふと笑みが溢れてしまっていて。何処か揶揄いたくなるので冗談交じりに「あのさ、誰も奢るとは言ってないけど?」なんて言ってみて)
え、俺がこんな高そうなの食べてしまった。
(あぁ、俺がイタリア人に話すなんて馬鹿だった。イタリア人をさっきまで警戒していた俺は何処いった⁈でもここで払ったらお金が無くなって家に帰れない…いや、でも払わなければ警察に通報されるんじゃ、あぁぁ、俺がちゃんと後のことまで考えてないから!考えとけば良かった…終わったことに怒っても仕方がない。「今、お金を使うと、家に帰れないんだ。」と言う。よし、多分これで切り抜けられる!奢ってもらってさよならを早くしよう!)
うん、ざっとホテル代くらいは食べたんじゃない?
(とても焦っている顔をしている相手にゾクゾクと背中を走る感覚がありニヤリと口角を上げながら残骸のお皿を見て見積もりを述べ。どうしてだろうか、この男を見ると虐めたくなるのは。考えても気持ち悪いだけの筈なのに、どうしてか心が気持ちい。「ふーん……だから?俺に払って欲しい訳?」ベットへとのしかかれば相手の無防備な顔にそっと触れて)
ほっ、ホテル代?1、2、3…
(あまりに高いとヤバイと思い、ホテル代は、いくらくらいするのか数え始める。その時、『払って欲しい訳?』と聞かれたので戸惑いつつも、払って欲しいが見ず知らずの俺を唯一助けてくれた人だから金くらい払わないと大変なことになりそうな雰囲気で、少し怖かった。でもそいつは、俺の顔を触って来て、あまり人と触れない俺はびっくりして、その手を振り払ってしまった。)
へぇ〜そんな態度とるんだ…。
(痛くもないけれど振り払われた手を摩りながら再び相手の顔に触れ、今度は逃さないとばかりに頬を掴んでは顔を近づけて「倒れてるの助けた…食べ物もやった…何様のつもり?お願いするならもっとちゃんとしたやり方あるでしょ…言ってみなよ。」冗談のつもりがいつの間にか己にスイッチが入ってしまったと思いながら口から出るのは酷い投げかけで、しかしそれを楽しむ自分も居て)
ごっ、ごめっ、わざとじゃ…
(さっきより怖くて、俺は多分今にも泣きそうな顔をしているだろう。わざとじゃないと言いたいのに、はむかったり、何か喋ったら今にも殺されそうな目をしていて、だけど、とりあえず何か言わないとと思い、「助けてくれたり、食べ物をくれたのはとても感謝している。けどお金がないんだ。貸すだけでもいいから今はこの金額を払ってくれないか?」と怯えているのがバレないように冷静に今、思っていることをいう。)
…んー、30点。
(相手からの頼みを受ければ少し考え込んでから採点なんかして低い点数を吐き。しかし相手の瞳の奥からも分かるように今にも泣き出しそうだと思いそろそろ冗談なのも明かすべきなんだろうと感じたため手を離せば今度は頬を撫でてやり「でも今日は許してあげる。…あと今の全部じょーだんね。だからそんな泣きそうな顔すんな。」初めて相手に見せた柔らかい笑みを浮かべていて)
30点…満点だったはずだが…
(自分では満点だった言い方が30点とは、ちょっと複雑だな…それより、冗談ってことは奢ってくれるんだよな?そうだよな?じゃあこのイタリア人から早く離れて俺は俺で旅行を続けよう!あ、ホテル、大丈夫かな。でも、金ならあるし、あの工場の安い給料でコツコツ貯めたかいがあった。それよりこのイタリア人が怖いので「今日はありがとうございました。では、さようなら」といって離れようとする。)
あれで自信あったのか…。
(確かに本来なら満点な回答だが己が満足するが前提なため相応の点数だと思っており。逃げようとする相手の腕を掴んでは「なんで逃げんの?二人分のお金払ったんだから泊まってきなよ。勿体無い…。」まったくこの日本人は人の恩も無視して帰っちまうのか、白状な奴め)泊まってく…よな?
えっ、払ったんですか?2人分も。
(2人分もはらってしまったのならば泊まらなければいけないだろうとさすがの俺でも分かった。でも旅行は1週間だけ。大丈夫だ、一緒にいるのは今日合わせて2日だけ。あまり仲良くしないようにしよう。イタリア人ってだれでも銃で撃ちそうなイメージだからな。撃たれたら班長が起こりそう。それはないか。墓は作られないかもな、土に埋めるだけとか…「分かりました、今日は泊まらせていただきます。」冷静に冷静に。そう自分に言い聞かせる)
分かれば良いけど…。
(わかったと言う相手に納得したように一つ頷いては腕を離して自由にしてやり、そろそろ自分は寝ようかなと考えては相手を見やり「あのさ…風呂でも入って来たら?俺はもう寝るから…じゃあチャオ。」バスルームを指差してはもう一つあるベッドルームへと消えて行き。スーツを脱いでベットに倒れればふと思い出して呟き)疲れた…そう言えば名前聞いてないな…ま、明日でいいか。
あぁ、おやすみ。
(イタリア人のいったとうり、風呂に入り、イタリア語なので、どっちがシャンプーかリンスか分からないまま洗う。風呂に入り終わり、何を着ればいいのか分からないのでそこらへんにあるバスローブを着て、ベットへ歩いていく。部屋がありすぎて何度か間違ったけれど、やはりこの高級そうなホテルには、何度見ても慣れなかった。やっとベットに入って寝ようとする。高級そうなベット、バスローブ、料理…全てが夢のようでその日はいつもよりぐっすり眠れた。)
ふぁぁ……あれ、まだ寝てんの…。
(微かな日差しがカーテン越しに現れれば自然と目は覚めるもので、バスローブを羽織って部屋から出てくれば相手の様子を見にいくとまだ部屋は暗く相手もまだ寝ている様子で、寝ている時はとても安らかな表情で起きている時もこんな表情でも悪くないなんて考えながら朝食を頼みにリビングルームへと足を進めて)
ん?あぁ、朝か?
(カーテンから少しはみ出ている日差しで目を覚まし、高級そうなベットで寝ていて昨日のことが夢ではないことが確信に変わる。少し動いただけでギシッと音がして、壊れてしまいそうだなと思った。それより、朝食を食べたいのでリビングを探す。間違ってあのイタリア人の部屋らしき所に来てしまっていて、カーテンが開いていたのできっともう起きたんだろうと思いながらリビングを探し、リビングを見つけたのでリビングへ行く。)
ん、チャオ…おにーさん。
(新聞を読みながらコーヒーを飲んでいると相手の姿が見え手を軽く振って挨拶すれば大きなソファから立ち上がり朝食が並ぶテーブルに近寄っては被さった蓋を取り「これ…食べるんでしょ?細身な割に食べるよね…。」昨日の夕食を思い出せば容易に理解でき多くの食べ物を容易させ。再びソファに座れば新聞の続きとコーヒーを飲み始めて)
おはよう。…昨日は朝から全く食べてなかったから。
(朝はあまり食べ無いんだが…まぁ、用意してくれたのだから、食べた方がいいよな?そう思いながら、イスに座り、出されている朝食を食べる。美味しい…そういえば名前を聞いていなかったな。なんで名前なんだ?もう会うことはないと思うけど、一応聞いとくか。「自己紹介がまだだった。俺はカラ松、お前は?なんで名前なんだ?」と突然名前を聞いてくる変な人だとおもわれない程度にさらっと聞く。)
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