ピアノの時間 ( ひぼ )

リヒたん遅くなってすんませんっス…！！

あーー！リヒト可愛い！
(思ってもみなかった反応に嬉しすぎるという顔でぎゅーっとし)

うん！あ、見えてきたっスよ！
(目的地が見えれば、ほらと)

謝ることない。誰にだってあることだろう？

…っ可愛いって言うんじゃねぇよ！ハイド！
(流石に可愛いは地雷で少し腹が立ち抱き締められ身動き出来ない為髪を引っ張り)

……。
(柄にもなく少しうずうず、して)

　

リヒたん…ありがとう！！


いててっ、ごめん！ごめんて！
…もう、ツンデレなんスから…
(痛くも、抱き締める力は緩めず。最後の言葉は小声でボソッと)

？リヒト、もしかして楽しみだったりする？
(ニヤリとした表情で)

……ふん。(照れ)


…ちっ、いつまで抱き締めているつもりだクズネズミ。
(数分たっても離さない相手に暴言混ぜに問い掛けて)

なっ！？違う！
(顔を赤くしてそっぽをむき)



　

お礼のちゅーっ
(おでこにキスを落として

ダメっスか？しょうがないっスね
(名残惜しそうに離して)

あやし〜、あっ、ついたっスよ！
(クスクス笑って。ゆっくり着地をし、相手を下ろせば事前に用意してあったチケットを渡して

！？なっなっ…！……んのクズネズミィ！！
(突然の事に思わず蹴りあげて)

……また次だ。
(相手から視線を反らして)

笑うな！………用意周到だな。
(むっ、として。チケットを受け取るとぽつり、と呟いて)


　

上げ


　

見失わねぇように上げとく。


　

ぐふぉｯ!!…痛いっス！そしてまたまた遅れちゃっでごめん…
(悲しげな表情で相手を見)

次？！リヒト、今次って言ったっスね！？
(目を輝かせながら見つめて)

ごめんごめん。でしょ？リヒトと来たいって思ってたから。さあ！行くっスよ！
(クスと笑い。褒められたと思い嬉しそうにして。相手の手を掴めば入り口に向かい)

…ふん、悪魔の分際でこの俺にキス等するからだ。…………気にしてない。
(吐き捨てるように言った後、悲しげな顔をする相手の頭を人撫でして)

！？……ぁ、あぁ。
(目を見開き驚いたようにパチパチ、として)

…そうだったんだな。…ちょっ、手を離せ！
(自分と来たい、と思われていた、と少し赤くなり。捕まれた手をどうにか離そうとして)


　

でも、嫌じゃないっスよね？
本当？もうまじでごめんなさいっス..
(ニヤとした表情で。撫でられれば嬉しそうにするもすぐにシュンとして)

今確かに聞いたっスからね？約束っスよ!!
(ハリネズミなのに犬でいう尻尾がフリフリ振られているような反応で)

うん！やだっスよ、離さないっス
(赤くなった相手を見れば微笑んで、手を握る力を入れて)

……っ、何のスイッチが入った！
…もう良い。
(バッ、と相手から離れて。撫でる手を一度離すがもう一度触れて)

………忘れろ！！あんな約束はしない！
(相手の行動に尻尾？、となりつつも正気に戻りそう言って)

～～…！チッ。
(意地でも離さないつもりか、と思いつつ抵抗する気も失せ黙ってつられていき)


　

何も入ってないっスよ？
うぅ、リヒト〜！
(離れられればムッとした表情で近寄り。目に涙を浮かべればぎゅうっと抱きついて)

もうダメっス！絶対忘れないっスからね？
(嬉しそうに笑顔で)

ｸｽｸｽ、あ、何乗るっスか〜？
(相手の行動にｸｽ、と笑みを浮かべて。入り口を通れば色んなアトラクションがあり)

嘘をつけ！
………はぁ。
(相手から出来る限り離れようとして。子供のように抱き付いてきた相手を見てぽんぽん、と頭を軽く叩いて)

…チッ！俺は忘れる！
(ぷいっ、と顔を背けて)

笑うな。……何でもいい。
(笑われると少し惨めになりつつそう言って。入り口を通ると久しぶりに見た風景に少し子供のようにはしゃぎそうになりつつ問い掛けに答えて)

嘘じゃないって、なんで離れるんスか？
優しいリヒト好き..
(相手をどんどん追い詰め壁に追いやり。嬉しそうに抱きついて

だーめっスよ、ちゃんと証明もあるんス
(ポケットから録音機を出せば先程の約束の部分だけ再生し)

じゃあまずはジェットコースターからいこ！
(相手をこっそり見つめれば幸せそうな微笑みで。手を引っ張り並び始め)

………っ、離れろ。
あっ、そ。
(キッ、と相手を睨み。ぽんぽん、と背中を叩き)

……！？…かせ。
(録音された部分を聞けば、バッ、と手を出し)

あぁ。
(相手の表情を見てふっ、と口角を緩めて。)

(/遅くなりすいません！)