主 2016-09-17 23:51:53 |
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そりゃ、高級レストランはちと厳しいかもな。
ファストフード店なら訳ありの客だと思われるだけさ
(苦笑い浮かべては冗談を述べ。幾らかぎこちない動作で左手を動かして見せて
1度は入ってみたな、そういう所
(頬をつきながら悪戯な笑みを浮かべ。にぶい動きをする左手を見てなるほどねという顔をして)
冗談だよ、彼も同じこと言いそうだ
(ケラりと笑い体勢を崩し「そうだな、そうだ旨いバーガーショップを見つけたんだけどそこでいいか?」ぽんと手を叩き
ん、何処でもいい。
(頷き乍肯定を示し、視線を一度下げ言いづらい事を口にするように暫く口の中で言葉を濁した後「その、最近この腕が鈍いんだが..」眉を下げては軽く義手の腕を上げてみせ
じゃぁ、今日はそこにしよう
(そうと決まれば支度をし始めようと衣装ダンスを探ろうとすると重たそうな口を開けて訴える相手に顔を向け「腕が?」そう言って腕を触り
ああ..、前よりも確実に反応が鈍い。
(眉間に皺を寄せてはため息を吐き。要監視扱いとなっている自分の最大の武器ともいえるこの義手をS.H.I.E.L.D.が態態直すとは思えず、動かなくなってしまった場合どうすれば良いのかという不安に苛まれて
それなら、直しに行こう
(腕を眺めて数分黙りこみ、何かを思いついたように上記を述べ急いで服を着替え何も考えず相手を技術室に連れてこうと手を引き
おい、ちょっと待てよ..!
(いきなり引っ張られた事で体制を崩しそうになりながらも慌てて相手にストップをかけ。「S.H.I.E.L.D.が態態敵の武器を直すかよ、有り得ない」眉を寄せたまま首を横に振り
・・・、何だよ?
(少しだけ後ろに蹌踉めくも体勢を戻し、何もわからないまま否定する相手に「君は直したいの?それとも直したくないのか?」真剣な眼差しで見つめ
..直したい、けど..S.H.I.E.L.D.に迷惑かける訳にもいかないだろ
(相手の真剣な眼差しから逃げるように視線を逸らし、
迷惑かけるもかけないも、直さないと君の生活が不便になるだけだろ?
(眉を下げながらそのまま見つめた後再び手を取り「君が敵意を出さなければ大丈夫だ」ゆるく微笑み
...わかった。
(眉を下げつつも相手と視線を合わせ、「一緒に来てくれるか?」相手につられて薄く笑みを浮かべて
もちろんさ、一緒に行こう
(大きく頷いては手を握ったまま慣れた足取りで技術室へ向かい、研究員に事情と相手に敵意がないことを告げては
(一通り相手からの説明が済んだ後、検診を受けるが" ヒドラの技術な為に此方で直すには時間がかかる上に取り外す必要がある"と説明され、複雑な表情をしながらも背に腹は代えられないと頷き
(説明をしたのはいいが何も問題なく進められているかが気になり、扉の前を落ち着きがなくウロウロとしては戻ってくるのを待ち
っと..、慣れるまで時間がかかりそうだな
(外された義手の重量は大きく、それに合わせるようにバランスを保っていた為に無くなった今では身体のバランスが取りにくくなり。ふらつくように歩きながらも扉を開け、相手を視界に捉えると苦笑いを浮かべ
・・義手は?
(扉が開き無事に修理が終わったかと思えばおぼつかない足取りで歩いてくるのを不自然に思えかけよれば左手の義手がないことに気がつきに
修理が終わるまで暫くおさらばだ
(義手の付け根の部分を片手で触りながら肩を竦め、「ただ、バランスを取るのが難しい」と物事が上手く出来なかった子供が拗ねるような表情をし
そうだったのか・・なら丁度いい、昼ごはんがてら散歩でも行こう
(修理だと言われホッと安堵の溜息をつき、まだ感覚が掴めてない様子の相手に何かいい方法はないかと考えまずは歩いた方がいいだろうと思いつき
ああ、介護に付き合ってくれ
(己が90歳近い事を考えれば介護という言葉はまさに相応しく、くつくつと笑いながら残った片手で相手の肩を叩き。
「偉大なるキャプテンアメリカ殿にこんな事頼むのは申し訳無いんだが..、着替えにも手を貸してくれ」弱ったように眉下げて
傑作だな
(90歳が90歳の介護をするなんてどの世界にいても聞いたことがないと付け加えながら笑い、承諾するように頷き。「よせよ偉大なんて・・君に言われらとむず痒い、いいよよ」苦笑いを浮かべ頷き
俺にとっちゃ何時までもお前はもやし野郎のままだよ
(笑いながら相手の頭をくしゃりと撫で。一息ついたところでほっとしたように肩の力を抜いて、ふらふらと不安定乍も自身の部屋に戻る為に歩き出し
君には昔の僕に見えるのか
(見た目は変わっていても昔から一緒にいた相手にとっては自分は自分なんだと感じ、気持ちよさそうに撫でられては足取り悪く歩く相手を支えるように歩き
おいおい、何処でそんなエスコートを覚えたんだ?
(自然な動作で支える為に腰に回された腕に驚いたように瞬きを零し、"モテる男は違うな"と冷やかしの目線を投げかけて
えっ?
(相手に言われるまで気がつかず、何のことだ?という顔をするも自分の手を見れば「普通じゃないのか?」小さく首をかしげ見つめ
ま、いい事じゃねぇの。女の子にはモテるぜ
(相手の様子に苦笑いしながら片手をヒラリと振り。部屋に入ると、片手で脱ごうとするが上手くいかずに苦戦し
冷やかすなよ
(どこか腑に落ちない顔を浮かべ。部屋に入り服を脱ぎづらそうにする相手の服を子供の服を脱がす要領で脱がし、タンスを勝手にあされば種類の少ない服に眉を寄せ
お前がお洒落を語るつもりか?
(タンスの中を見て顔を顰める相手に対して苦笑いを浮かべ。「昔は俺の方がお洒落だった」なんて何処からか来た対抗心を燃やし
さすがの僕も今は服には気を使ってるさ
(目線はタンスのまま少しだけ言葉を強調させ、適当に見繕った服を取り出し。「たしかに昔は君の方がお洒落だったし、僕はダサかった」認めるようにうなずき
着れれば何でもいい
(相手が取り出した服を一瞥しては満足気に頷き。裸の上半身に寒さがきたのか小さく震えて、服に手を伸ばし。
今の君はそうかもね
(小さく笑みを浮かべ。服を着ようとして手を伸ばす相手に「手伝ってやろうか?」服を先にとっては頭からスポりと被せ
ん、さんきゅ
(服を上から被った事によりぼさぼさに乱れた髪が鬱陶しく、首を横に軽く振って。先程迄の会話によって昔はひ弱だった相手の事を思い出しては懐かしさを感じ、思わず残った片手で相手の頭を覆うように抱きしめ
あとは自分でできるだろ?
(残りの服も相手が着替えやすいように置き。フッと気がつけば相手の体がすぐ目の前にあり状況が理解出来ず「バ・・・バッキー?」目線だけ顔に向け
(問いかけにも答えずに相手の柔らかな髪に顔を埋めていたが、暫くするとくつくつと肩を揺らして笑い始め「これじゃ心臓の音、丸聞こえだな」抱きしめていた腕を離しては照れ臭そうに自分の胸の辺りをとんとんと指先で叩き
・・・
(手が離されどう言葉をかけたらいいのか分からず、頭が真っ白になりしばらく黙り込み「ハッキリ聞こえたぞ、ビックリするだろ」顔を赤くしながら目線を外し
お前も顔が真っ赤だ
(照れ臭いのを隠すかのように揶揄う口調で相手の頬をつつき。首にかけられたままだった服に袖を通して着て
わ..、
(投げられた上着を受け取りどうにか独りで着終えるも、目の前には未だに拗ねている相手が。「そう怒んなよ」困ったように眉下げて
君は一体何がしたかったんだ
(顔を相手の方に戻し未だに先ほどの行為の意味がわからず混乱する自分を冷静保ち、眉間にシワを寄せ文句を言いたげな子供のような表情を浮かべ
別に何でもないさ。昔を懐かしんだだけだ
(相手の眉間の皺を人差し指でつんと押しながら悪戯な笑みを浮かべて肩を竦め
急に変なことするなよ
(相手の指が自分の眉間に触れれば、んっと小さく声を上げ元の顔に戻り服を着終えたのを確認すれば「ほら、早く行くぞ」ドアノブに手をかけ
そうだな
(未だに片手の重みが無いことには慣れないが、元から体幹がしっかりしている為か既に大きくふらつく事はなくなり。慎重に歩きつつも相手との距離が開かないように後を追って
…
(急に抱かれた事が頭に残り腑に落ちず、未だに相手に何がしたかったのかわからず考えながら先を歩こうとするも、まだ慣れてない体のことを思い相手の元に戻り横につきながら歩き
義手が無いんじゃ敵が来ても対処できない、..守ってくれよ王子様
(気まずい無言の空気を打ち消すかのように笑いながら上記のべ。ウインクまでしてみせて
やめろよ、王子様なんて・・僕には似合わない
(口を開いた相手をちらりと見ては王子という言葉とウィンクの仕草にプッと吹き出し照れくさそうに頬をかいき苦笑いを浮かべ
そうか?女性にとっちゃ理想の王子様だろ
(先ほど己が抱き締めたせいか若干崩れた相手の髪型を整えるように手で梳いて、その整った相手の容姿にくすりと笑みを零し
( / お待たせしてほんとうに申し訳御座いません!上げにも感謝です!)
理想だろ?僕はその理想に程遠いさ
(誉めているであろう相手の言葉に首を横に振り、髪型が崩れているのを直してくれ「何が可笑しいんだ?」目の前で笑う相手に首をかしげ
(/いいえ、こちらこそ忘れかけていたので大丈夫です!)
いや、何でこれだけ整ってて未だに童貞何だろうなって考えただけさ
(意地の悪い笑みを浮かべてくすくすと肩揺らし
君ってたまに酷いこと言うよな、何だっていいだろ
(何故笑った理由が分かると目を細めじっと見詰めてから、顔を背け前を歩き
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