「…なんでそんな所いんの…?こっち来いよ…」
「貴方…半獣だったの…?!」
いつもの私の部屋。仕事から帰って来ると
私の飼っている愛猫の
いつもの特等席(私のベッド)にいたのは見知らぬ男…。
私は驚き叫び声を上げ
そうになるのを何とか抑えてよく男を見ると猫の耳や尻尾が生えていた。
私の愛猫の証しの欠けた尻尾をその男は持っていた…。
詳しく話を聞くとその男は紛れもなく私の愛猫という結論に至る。
私は頭を抱えた。半獣は知っているし今は一般的なペット指定されていて
街中でも普通に見るようにはなった。
でも今まで猫として可愛がっていたのにいきなり半獣って…。…っ?!
「ちょっと…何してるの…?!」
「お前…何か難しい顔してるから…後ろからぎゅって…」
「…あ、貴方が半獣だってこと隠してたからでしょ…!てか離れて…!」
「…隠してない。こっちの姿になるのダルかっただけ…てかやだ。いつもお前にくっついてんじゃん…何でこっちの姿だとダメなんだ…?」
「それは猫の姿だったからで…って嗅がない!」
「やっぱりお前の匂い
落ち着く…ここの首筋の匂い…好き…」
「…っ…は、破廉恥な
行動は止めなさい…!
夜月…そこに座りなさい…」
「…なにこれ…また俺
説教コース…?(しかし飼い猫の性故に座る)」
突然半獣の姿を取り始めた愛猫の真意はわからないものの
今までとは違った生活が幕を上げた__
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>2 提供、募集キャラ
※合図があるまで発言
禁止。