アイ 2016-09-13 11:39:15 |
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【バイオ・ラブ・ハザード】
西洋風の景色が広がる街の外れ…
森の中の墓地の更に奥…
小さな湖の近くに建つ一軒の古びた屋敷。
そこには、"街の良き隣人"である発明家が住んでいるという噂が…
……しかし、発明家とは表の顔。
彼の正体は、"死者蘇生研究(ゾンビ化改造研究)"という禁忌に手を染めた狂科学者だった…
そして、そんな科学者の正体を知る者は…自称助手兼愛人の青年ただ一人。
ある日、偶然科学者の正体を知った青年は彼自体と彼から漂う血生臭さに惹かれ、教会への通報を脅しに自ら助手に志願した。
それからというもの、街でのお使いから研究材料である独り身、小悪党の死体収集等、科学者の私生活から研究までサポートしてきた青年は、見返りに日々肉体関係を迫っていた…
そんなある日…青年の20歳の誕生日前日。
……青年は…事故で亡くなった…
正確には、小悪党の死体収集に失敗したのだ。
ただのゴロツキだと思っていた男は、あるマフィアの末端に席を置いていた。
科学者は"生"に執着が無かった……はずだった。
助手を雇ったのも、ほんの気紛れ。
教会に異端研究をバラされるのが面倒で渋々招き入れた。
死者蘇生研究も、最愛の人を亡くした事がキッカケ…なんてありがちな理由では無く、単なる探究心から始めた事だった……が。
どういう訳か、心にはポッカリと穴が開いていた…
科学研究以外、何事にも無関心だと思っていたが、自分でも知らない内に"青年"の存在に執着していた。
…そして、科学者は一人決意した。
未完成の死者蘇生研究を完成させ、青年を現世に蘇らせよう……ゾンビとして。
それから、約2年後……
ゾンビとして現世に再誕した青年は……
記憶喪失になっていた…。
【主キャラ・ゾンビ】
生前『○○(科学者)…ボクは、貴方の奴隷で玩具だよ……
好きなだけ…ボクの"中身(臓器)"を、視て…?』
ゾンビ化後『……ここは…何処?
あなたは…一体……』
『全く…少しは掃除くらいして下さいよ、○○さん!』
■名前:キア・ブラッドレイ
■性別:男
■年齢:19才(享年)
■容姿:身長175cm
生前クリーム色だった肩からやや浮く程度の長さの髪は少し癖っ毛に変化し色素が抜け落ち淡く若干白にも寄っている。小さめだが整った顔立ちで、深緑の眼は少し細めの丸型。ゾンビの本能が表に出ると鮮血のような緋色に変化する。
着痩せする身体だが僅かに筋肉がついており体重は身長と比べて軽めだったのが、ゾンビ化してから更に軽くなった。肌はやや白い程度の肌色だったが、ゾンビ化に伴い血の気が引いたかのように真っ白になり、心臓を含む臓器は欠損箇所が幾つかあり停止している。身体の所々にはゾンビらしく縫った傷痕が至る所に刻まれている。
服装はクリーム色のカットソーか白いYシャツに黒か緑のズボン。
■性格:生前は内心常に余裕で無防備を装っているSっ気漂う妖艶な確信犯だった。しかし、ゾンビの改造手術の際、生前に受けた脳のダメージが悪化した事により記憶喪失になった。
それをキッカケに、お人好しで世話好きで何処か抜けた所のある喜怒哀楽がコロコロと変わるようなごく普通の青年のように人格が変わった。
■備考:生前、科学者に激しい愛情を抱いているのが理由で助手をしていた同性愛者の青年。
禁忌の異術と知りつつ自分自身何処か禁忌に惹かれると共に本命である惚れた弱みもあり、助手として科学者の死者蘇生研究(ゾンビ化研究)を人の目から隠れて町外れの小さな屋敷で手伝いながら、時には肉体関係を迫り身体だけの関係を築いて二人きりの生活を密かに楽しんでいたが、20才の誕生日前日、久し振りの街での物資補給の帰りに事故にあい亡くなった。
しかし、科学者の長年の研究が漸く実を結び、事故から約2年後。ゾンビとして現世に蘇る。だが、ゾンビ化の影響か生前の記憶・人格は一切無く、至ってノーマルの異性愛者になっている。にも関わらず、何処か不思議と科学者の事が気になっている。
ゾンビ化の影響で、普段人間が無意識の内にかけている肉体のリミッターは外れ、身体が壊れる事も厭わず100%の力を発揮出来る。が、製造者である科学者を傷付ける事は出来ないよう改造が施されており、ゾンビの身体は痛覚等の感覚を調整出来、鈍感にも敏感にも出来るが肉体は脆く手足が傷痕から取れやすい、代わりに縫い付ければすぐ定着する。
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