十六夜咲夜 2016-09-13 06:45:15 |
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隙あり。( 抵抗する間もなく抱きかかえられたことには何か仕返しを企ててやろうとマフラー越しに接吻を落とす。一体どのような反応を見させてくれるのか、これは面白いことになったぞと内心ほくそ笑み相手の出方を伺えば。 )
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そうなってしまったら、泣く泣くお前を売りに出すしかないね。あー残念だ。( 棒読み。 )
っ!?
えっと…そのですね。(いきなり接吻をされ驚くが直ぐに頭を働かせ「お嬢様、そう言うのは好きな者同士がやる事でございまして。」スラスラと真顔で述べるが身体はぎこちなく動き)
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売りに!?
お嬢様それだけはご勘弁を!!(汗)
あら、私は咲夜、好きよ? 給仕は一級品だし。( 好きな者同士、謂わば相思相愛といった意味であろうことだが、レミリア嬢の口にするソレは違うもの。ゼンマイ仕掛けの従者に上機嫌なのか幾度も唇を落とした後にケラケラと笑い声を弾けさせて。 )
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だったら風邪を引かないことだね。
いっそ馬鹿にでもなればどうだい。( ふざけた提案し。 )
そ、そうですよ!
そう言う事は好きな者同士がする事です!(何度も唇を落として来る主に赤面させながら言い「あ、そろそろお茶にしますか?」と急いで提案して)
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馬鹿にですか…?
いえ、私が馬鹿になれば紅魔館当主レミリア・スカーレットの名に泥を塗る事になりますので。
そうね、喉が渇いたわ。( あっさりと引き下がれば地面に着地する。冬枯れの山の灰色はそう悪いものではなく、案外、新緑に想いを馳せつ楽しむ飲茶も悪くはないものだろうと思考すれば岩場に腰を掛け。 )
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やれやれお前は本当に仕事熱心だな。( 若干呆れ顔。 )
塗った泥を落とすのもお前の役目なのだから、それでは仕事が増すな。
では少々お待ち下さい。(と時間を止めて籠からアップルパイと紅茶が入った水筒を取り出して、アップルパイを6等分に切り分けて見た感じ高級そうなお皿に1切れ置き、陶器のコップにアールグレイを注ぐと時間を戻し「お待たせしました。お召し上がりください。」とお辞儀をして。)
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メイドなので(お辞儀)
………(白目)
......いつも通り美味しい。なあ咲夜。幸せってのはこういう一時のことを言うのだろうかね。( 待つ暇もなく用意された品は作り置かれていたにも限らず芳醇な香りをわきだたせており、心落ち着かせる紅茶の渋味に水気を孕んだ息を吐く。普段なら煩わしさを覚える木枯らしでさえこの一時の前では安らかな音楽と化し、アップルパイの絶妙な歯応えは饒舌な吸血鬼の舌を唸らせて。 )
…そうですね。
少し身体が冷えますが…よかったです。(主がお茶をしてる1歩後ろで姿勢よく立ち、白い息を吐きながらそう言い微笑むが。急に目を鋭くさせ「…ですが…この場に招かねざる者も居りますが…」とナイフを持ちその招かねざる者がいる場所を睨みつけ)
――!気が付かなかったわ。ったく、人がくつろいでいるところを...。( 気配を察知することは出来ず従者の一言に目を見張れば周囲に警戒し臨戦態勢へと。一体何の用だというのか、休息の邪魔をされたことに苛立ちを覚えれば、空になった陶器を地に置き最後の一欠片の林檎を嚥下しては立ち上がり。 )
私が行ってまいりますので…お嬢様はそこでお茶の続きを…(そう言うとお嬢様のコップにお茶を注ぐと何かがいる場所見て「チッ…邪魔者め…」と鋭い目でそこを見つめて呟くと「お嬢様、それでは行ってまいります。」と微笑みながら指を鳴らして時間を止めその場所から離れ)
デキた従者だこと。お前が負けることなどないだろうが、程々にな。( 心配せずと直ぐにでも帰ってくるだろう相手に形式ばかりの忠告を投げれば再び満たされた陶器の器にうつつを抜かし安閑と構えて。 )
ただ今戻りました。(ニコニコと笑顔で主の前に立ち「只の行儀が悪い獣でしたので少しばかり…調教してきました。」とお辞儀をして発言するが所々に血の跡が点々と付いており)
おかえりなさい。......穢れているわよ。( 獣独特の臭気が鼻につき、眉根に小山を作る。吸血鬼としての本能か朱色が目に止まればざわめき立つ心を鎮めようと紅茶を口に含むも満ち足りず。「従者としては合格。咲夜としては不合格。」意味深げな言葉を見せびらかせば隣に腰をかけるよう促し。 )
あ…申し訳ございませんでした。(良く見ると血が付いていた事を確認すると主からの一言に少し落ち込むが直ぐに切り替えて90度に身体を曲げて頭を下げ。「ですがこのままだと…わかりました。」と主の言う事は絶対なので素直に隣で正座をして)
そろそろ...そろそろ冷えてきたし戻りましょう。お前のその格好は誤解を生みかねない。( 寒いから、口頭ではそう述べるもの実のところは相手の身を案じているのだろう。隣に座す従者の左肩に寄りかかれば名残惜しそうに天を仰ぎ、日頃周囲を困惑させるような質の横顔は一度落ち着いたものとなりて。 )
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私が口にするのもアレだけれど...。
明けましておめでとう。( にこり。 )
そうですね。
それでは失礼します。(と言うと右肩に寄りかかる主の手を優しく掴むと指を「パチン」と鳴らすと住み慣れた館の前に移動させ)
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明けましておめでとうございます。(微笑み)
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