۞ 2016-09-11 19:22:18 |
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ふむ。なかなかの屋敷だな、主よ。…で、今回はどんな手を使ったんだ?( 此方の方、鋭い目付きでちらり見遣れば小さく鼻を鳴らし。 )──おや?蜘蛛の巣が張っているな。所々に塵芥も落ちている…、屋敷引渡しの際は綺麗に掃除された状態でとのことだったが?( 辺り見渡し、むす )…まあ良い。屋敷の掃除は“ No.01 から No.05 ”あたりにでもさせておこう、後で指示しておく。主は屋敷の移動で疲れただろう、ゆっくり休むと良い。( こくん、ふ )
くそッ、あの鉄仮面女!重役任されてるからって偉そうに命令すんじゃねェっつーの!ア"ー、ムカつく!( 怒り任せに力の入った拳で壁殴り。 )掃除だァ?ンなもん、する訳ねーだろが!──あ、イイこと思い付いた。“ No.6 ”、だったか?彼奴に押し付けっか。腹パン食らわせときゃ大人しく従うだろ。よォし、“ No.06 ”くゥん!出ェておいでェ?( ふんふん )
ひえぇッ!この声…、“ No.01 ”さん?どうしようどうしよう、このままじゃ見つかっちゃうよぉ…!どうせまた理不尽な暴力を振るわれた後に雑用押し付けられるんだ…!( 小刻みに震えながらその場に縮こまると強く目を瞑り。 )“ No.00 ”さんのもとへ逃げようか?でも途中で見つかったらどうしよう!それに彼女からは嫌われたくないなぁ。…取り敢えず、隠れる?幸いなことに今回の屋敷は以前住んでいた所よりもはるかに広いし、複雑な造りになっているから逃げ場も多い。“ No.01 ”さんから身を潜めるに丁度良い物件で良かった…!( こく )
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