名無しさん 2016-09-06 18:59:12 |
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・・みんな平等だよ、みんなのお墓を綺麗にしてるんだ。
(面と向かって感謝をされたことがなく少し顔を赤らめ目線をそらし)
ま、それでも寝床を綺麗にされて文句言う奴はいないっしょ。んー、そろそろかえるかな…。
(少女に向けてそう言えば、なんとなくいたずらしてやろうかとも思わなくなり、寝床へと向けて歩き出し)
……あり?………なんで戻れない!?
(寝床まで来たものの、何故か入ることが出来ず、それは何度やっても変わらなくてあたふたとし)
戻れないって・・、戻り方が違うんじゃないの?
(後ろで喚いている声を耳にしては目線も合わせず黙々と掃除をする手を止めずに)
え、戻り方とかあんの…!?………せーんせー、わかんねぇ。
(少女の言葉に驚きつつも色々試し、しかしやはり出来ないとなると項垂れて少女に向き)
マジかぁ…、けどだいぶ前に出入りしてたときは普通に戻れたしなぁ……
(否定の言葉に更にがっくりといけば、うー、あー、などと唸り)
なんかふわっと…あんま覚えてねぇや。外に出たのは…目が覚めたからだな。
(近づいてきた少女に向けば地に胡座をかき言って)
それがわからないんだよなぁ…。前と今、違うことっつっても……あ。
(少女の問にお手上げというように手をかかげて首をふり、なんか手がかりは無いかと考え始めると閃いたようにして少女に目を向け)
お前。前と違うことと言えば、お前に見られた事くらいしか思いつかねぇな
(ビシッ、と少女の目の前に向け指させば1人うんうんと頷いて)
いやいや、普通は見えないもんだわ、そういや。お前の前に見た人間も見えてなかったし。
(思い出したように昔のことを話すも、確定は出来ずに黙り込み)
そう言われても私も初めて見たし、特に霊感が強いとか・・
(今までそういった経験がないだけで実は見えていたのかもしれないとも考え)
悪魔が見えりゃ、充分霊感あると思うぞ。あー、それよりも今日の寝床どうしよ…
(少女にそんな反応を返せば、今日の寝床を思って頭を抱え)
そうなのかな・・お父さんやおじいちゃんも見えてなかったのになー。
そのへんのお墓で寝れば?
(うーんと考え込んでは心当たりは無く。寝る場所を探す相手に適当な墓石に指を指し)
まぁ、そのへんのことはよくわからんな。
えぇやだよ他所の墓なんて。あ、そうだ、お前の部屋だめ?
(ないな、と手を振ればふと思いついたように少女に向けて言い)
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