マリク・イシュタール 2016-09-03 18:38:20 |
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フフ・・・ それはご大層な趣味だねえ・・・。
まあ、ボクも似たようなものだけどね。(千年錫杖をさすりながら)
ほう、人間観察が好きなのか。
だんだん貴様のことが気に入ってきたよ、ククク・・・。
貴様と同列にされんのはシャクだが、同じモノを感じるのは確かだな。(胸元の千年リングに目を落としてから直ぐに相手の方へ目線戻し)
そーかい。…どこらへんに俺様を気に入る要素があった?
ボク達は気があいそうな気がするよ。
タッグを組んだのは間違いじゃなかったみたいだね。
人を見下す態度がボクと似てると思ったのさ。
まあ、それ以外にもこれから色々似てるところが見つかるかもね。
フン…、まあ確かに気は合うかもしれねぇな。お互い恨む相手が一致してんだ、目的が同じなら手を組むのも悪くねぇ。(本心かどうかは定かでないが相手の意見に同意を示して)
ほー、似てるとこっつーのがまたロクでもなくて笑えるじゃねぇか。これから見つかるトコもおんなじようなモンなんだろーなぁ(クックッ)
恨みの感情でいっぱいのところも似ているねえ、ククク・・・。
手を組むかい?同盟を結んであげてもいいよ。
ろくでもないところが似ているなんて皮肉だね。
リシド、お茶を入れてやってよ。バクラの分もね。
もっと色々話したいからね、フフ・・・。(後ろにいるリシドに指図して)
同盟ねぇ…面白ぇじゃねぇか。馴れ合うのは趣味じゃねえがあの野郎に地獄を見せてやれるんなら構わねぇ。
従者に身の回りの世話させて、お坊ちゃんだねぇ。…ちょうどいい、俺様もおまえとは一度じっくり話しておかなくちゃならねぇと思ってたんだ。
フフフ…
お前の目的も遊戯なんだろう?
ボクは簡単にはあいつを葬りたくない。
お前と一緒ならひどい悪夢を作れるよ。
長い悪夢をね。ククク…
リシドはボクが唯一信じている人間でね。
ありがとう、リシド(お茶を受け取り)
さあ、お前の話とやらを聞いてやろうか。
いいねぇ!最高にゾクゾクするぜぇ…。あの自信に満ちたツラに泥を塗ることができるかと思うと嬉しくてたまらねぇな。(何千年にも渡り憎み続けた相手を、目の前の人物と組むことによってこの世の終わりかと思う程の苦しみを与えることができるのかと思うと心の底から沸き上がる笑いを止めることができず)
ほー…そりゃ結構なこった。
別に畏まった話じゃねぇ、手を組む上で俺様の邪魔にならねぇようにっつーことを言っときたかっただけだ。
(相手と従者を交互に見てからふいと視線を反らして。そのまま問われたことにそっけなく返し)
フフ… いいね、その感情!
ボクがあの王のためにどれだけ苦しめられたか…
恨みの感情に勝るものはない。
(怪しい笑みを浮かべて)
邪魔はしないさ、喜んで手伝ってやるさ。
ただ独り占めは困るね!
こっちだって色々な残酷な最期を考えているんだからね。
ボク達グールズが協力するさ。ククク…
貴様も生半可な最期にしないように邪魔するなよ。
その通りだぜ、俺様だって奴への恨みと憎しみを晴らすためだけでここまで来たんだ。…マリクとか言ったか、テメェもあの野郎から仕打ちを受けたんだな。
(間接的な被害だったとしても恨みは恨み、と王への憎しみを再確認するように)
しょうがねぇな…んじゃお互い抜け駆けは無しだ。勿論テメェらの邪魔もしねぇ。その代わりその残酷な最期、俺様にも見物させろよ?(クックッ)
ああ、そうさ。父上を殺されたのだからね…。
お互い憎しみで生きてきたんだねえ…。
残酷なショーが終わった時、
ボクはもぬけの殻になるかもね。
長い間自分を支えていたものを失うのだから。
バクラはどうする?
奴を葬ったあと…
ああ、そうか。闇の力が欲しいんだったね。
そしてボクは自由を手に入れる。
長い間闇の中で生きてきた。
それももう終わり…。フフ…。
そうか。…似たようなもんだな、俺様達は。
…ハッ、テメェはそんなに軟弱なのかよ?支えがなけりゃ生きていけねぇのか?そんなんなら復讐なんてやめといたほうが身のためだぜ。残酷な仕打ちは根っからの悪人じゃなけりゃなあ。
そう、俺様は闇の力を手に入れゾークとして完全な存在になる。この世界を俺様のモノにするのよ。…俺様は必ず目的を達成する、その先に待ってんのは地獄だが少なくともおまえが自由になることには変わりねぇと思うがな。
(復讐をすることによって結果 相手が自分自身を亡くしてしまうくらいなら、その役割は全て此方が担ってもいいと酷く遠回しな言い方で視線を合わせぬまま伝えて)
そうだね。復讐が終わっても貴様とは仲良くしていたいよ、フフフ…
貴様も器という支えがなければ生きていけないんだろう?クク…
良かったじゃないか。お前の居心地の良い場所が見つかって。
壮大な計画だねえ。...ボクを殺す気かい?
まあ、ボクは王の称号を手に入れる。
お前の作り出す世界を高見から見守ってあげてもいいよ。
…俺様は誰かとつるむのは好きじゃねえ。が、おまえとなら一緒に居てやってもいい、良い駒になりそうだしな。(フン)
…不本意だが現世での身体がなけりゃなにも出来ねぇからな、甘んじて居座ってやってるだけだ。
王の称号ねぇ…見守っててくれんのはありがてぇがんなモン手に入れてどうすんだ?
フフ…駒になるのはどちらかな?
まあ、そう言ってもらえて嬉しいよ、ククク…
随分軟弱そうな少年を選んだものだね。
まあグールズも似たようなものだけどね。
遊戯を倒すのに手こずってばかり、
貴様もグールズに入るかい?歓迎してあげるよ。
これで墓守の一族は自由になるのさ。
闇に隠れて暮らすこともない。
(ボクは闇を恐れていてね…と言おうとして
ふとやめて)
仕方ねぇ、千年リングに適応出来る人間がコイツだけだったんだよ。
…いや、俺様は何処にも属すつもりはねぇ。
(誘いを断ると腕組みしながら「それにんなモンに入らなくてもおまえと組むことはできんだろ?」と)
ほー…闇がそんなに嫌いかい?
(闇を恐れているような台詞に薄笑いを浮かべて)
へえ…。それにしても千年アイテムに魂が宿っているとはね!
ボクの千年錫杖には幸いにも貴様のような魂は入ってはいないようだ。
そうだね。それにグールズがいなくても貴様だけで十分すぎるくらいだ。
あ、リシド。お前もね・・・。
ずっと闇の中で暮らしていなければ分からないね。
だが、王を殺せばそういう運命ともおさらばだ。
失敗したらリシドにボクを殺すように頼んである。
ま、お前は闇の恐怖とは無縁だろうが。
(お茶をすすって)
俺様の魂は特別だからなぁ。なんだ…千年アイテムが空っぽで寂しいのか?
(クツクツと楽しげに笑っては皮肉を言い)
仲のよろしいこった。ま、おまえと組みはするが実質奴を叩くのは俺様だからな。せいぜい後は上手くやれよ。
分からないねぇ…俺様自身が闇そのものであり恐怖であるんだからな。
…つーか、俺様はテメェらの辛気くせぇ過去なんざ知らねぇが、失敗して命を捨てる理由がどこにあんだ?最期まで奴に全てのことを左右されるのは悔しくねぇのかよ。
クク…かえってお前のような者がいなくて扱いやすいさ。
(ロッドを軽く掲げて)
へえ、とどめをささせてくれるとはね・・・。
感謝するよ。貴様も思い残すことのないようにするべきだね。
これは闇への復讐なのさ。
そして父上との契約どおり。
遊戯を殺さない限りボクは救われないんでね・・・。
それともボクに生きてて欲しいのかい?ククク、まさかね。
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