立花瀧 2016-09-01 22:45:28 |
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…ちゃんと瀧くん目瞑ってね。(毛布越しに相手の温かさに包まれると顔だけ出し、未だに赤みが引かないままであるが小さく笑みを浮かべながら頷いて。いくら好きな相手だからと言って顔を見られながらキスをするのはまだハードルが高過ぎると感じ、少しでも恥ずかしさを軽減させようと考え。)
……そういう三葉もな
(彼女から出された条件を断る理由もないのだがもしかしたらと言うこともあり彼女も自分のキスをしている時の顔を見ないという条件を出してそうと決まったら早速と言わんばかりにわざとかそれとも勢いだけなのか彼女をそのまま押し倒そうとして)
私はさっきも目瞑っとったしー。(先程の緊張した空気は何処へやら、ムードの欠片も感じられないまま押し倒されては照れくさそうに笑みを浮かべ。少々躊躇いながらではあるが相手の首に手を回せば、顔を近付け相手の頬に軽く口付け「…びっくりした?」なんておどけて言って見せ。)
だから……不意打ちは反則だろ
(押し倒し少しは自分も男らしくやれただろうかなど考えている内に彼女はすでに行動を起こして自分の頬に口づけをしてきたので驚き頬を赤くすると悔しげに呟いてそれならばと仕返しにちょうど見えた鎖骨に顔を近づけたかと思うとこちらもそこに口づけをして、それでは飽き足らず舌を這わせてペロリと舐め)
瀧くん顔真っ赤になっとるよ?(相手の赤くなった顔に悪戯っ子の様な得意げな表情を浮かべ、内心ガッツポーズを決め謎の余裕が生まれ。しかし鎖骨に今まで感じたこともない感覚に「ひゃっ!?」と驚いたような甲高い声をあげては慌てて口塞ぎ。恥ずかしさからか相手の頭叩くと、それに続き「あほ!変態!」と顔を真っ赤にしながら相手を見上げ。)
いたっ!変態はないだろ!
(仕返しが成功して満足げになっていたのもつかの間、突然彼女は頭を叩いて自分を変態と呼称してくるのにさすがに不満を感じたのかこちらも不満を露わにして「それにしても三葉も結構可愛い声を出すんだな…」とまるで反省していないのか唐突にそんなことを言いだして)
私の胸触っとったくせに…。(入れ替わり時、胸を触っていると妹の四葉に聞いたことをまだ根に持っているのかじとりと相手睨み。しかし先程出てしまった自分の声について何やら言っている相手に「もうそれはええの!」と話を終わらせようと相手の片頬軽く引っ張り。)
いててて!そ、そういう三葉だって俺の大事なところ触ってたりしてたろ?
(実際はさほど痛くもないのだが無意識の内に叫びつつも、相手の言葉は否定できずにいたがこのまま言われっぱなしの自分でもなくまるで根拠こそはない事ではあるがおそらく自分が入れ替わった時に彼女の胸を触ったのと同じ感じで彼女も自分の大事な男の証を触ったことに対して追求をしようとして)
…わ、私は1回だけやもん!瀧くんは毎回触っとったって四葉から聞いとるんやよ!(素直に触ったことは認めながらも相手に比べると数は少ない訳でそれを主張し。入れ替わりが終わった後、今日は触っていないのかと何度も確認されたものだ。あの頃を思い出し小さく溜息を吐き、色々と大変ではあったがかなり貴重な体験であったと今となっては思い。)
別に回数とか関係ないだろー?触ったという事実は変わらないしなー
(否定こそはしなかったものの1回だけだと主張してきて当然そのことに納得するはずもなく先ほどまでの初々しいムードはどこへ行ったのやらまるで子供の件かみたいに屁理屈を言い合うような感じになり。それでも形はどうであれ彼女とこうして二人で話していることに顔こそ出さないものの幸せを感じて)
…本当にもう、この男は。(屁理屈ばかり述べているこの関係が一番心地よく過ごしているのだと自分でも分かり、前記述べては口元に手を当て肩を震わせながら笑い始め。まるで山頂で彼に会った時の様だ、と密かに思いつつ笑いすぎたせいか目元に浮かぶ涙を拭い。)
こうして話してると、本当に三葉がいるんだなって思えてくるな……生きてて本当によかった
(本来ならば会うはずもなかった彼女とこうして出会え、今では恋人と言う関係にまで発展をしている。不思議なものだが嬉しくもあり自然と笑が漏れてきて「三葉…生きててくれてありがとう」と誤解を与えるような言い方かもしれないが自分なりに彼女が生きていることへの感謝の言葉を述べ改めて顔を近づけていき)
…瀧くんも、私達を助けてくれてありがとう。(感謝の言葉には感謝の言葉を、と相手が糸守町の町人を助けてくれたことには感謝してもしきれないが頬を緩ませながら礼を述べ。お互いの影が重なり合った瞬間に唇に柔らかい感触が触れ、約束通り目をとじ。こんなに幸せに包まれていて良いのだろうか、と、今これほど自分が幸福感に溢れていることに若干の恐怖を覚え。)
町の人を助けられたのは三葉が頑張ったからだ。俺は知らせに来ただけだからな
(確かに自分が三葉と入れ替わって行動を起こさなければ同じ運命を辿っていたかもしれないがそれでも最終的に父親を説得して町人を避難させたのは彼女の尽力がほとんどであることを実感して。互いに重なる柔らかい感触にキスをしたのだと改めて感じると嬉しさと恥ずかしさではにかんだ笑みを浮かべて)
その伝えに来るって言うのが大事!瀧くんが伝えに来てくれんかったら私は今頃此処におらんよ。(その為に口噛み酒を飲んだというのはかなり恥ずかしいが、命の重さには変えられない。父親に消防の手配を頼みに行く時は派手に転んで怪我をし、掌に書かれた文字を見てまた走れた。きっと相手のお陰なのだろうとしみじみ。本日3回目の口付けではあるが、未だ慣れず顔に熱は集まるばかり。しかし相手の笑みを見ては釣られるように顔を綻ばせ。)
なら来て本当によかったんだな。だから三葉も今ここにいるんだし
(自分がもし会いに行こうと思わなければ、入れ替わらなくなったことをたいして思わなければと今考えるとぞっとするようなできことであり今こうして触れている体も感じる温もりも全て感謝をしようと思いどこか甘えるように彼女に擦り寄り)
…瀧くんは甘えん坊さんやね。(擦り寄ってくる相手を愛おしく感じ、頬を緩ませては相手の髪の毛を梳く様に撫で。今更ながら本当に付き合っているのだと実感すると、胸の中が暖かくなるようで会えなかった時間をこれから取り戻していこうと決意。)
三葉も甘えてもいいんだぞ?
(今更ながら男の方が甘えるのもどうなのだろうかという疑問が思い浮かびそう提案してみると少しだけ彼女から体を離して両手を広げ、いつでも来いと言わんばかりに彼女から甘えてくるのを期待していて)
…私結構甘えとるよ?(広げられた腕を見てはぽかん、と目を丸くし首を傾げるが、仕方ないとでも言いたげに笑みを零しながら相手の胸に飛び込めば「瀧くんにお願いされたら断れんけどね」と、何処か得意げで。宮水家の長女である以上、誰かに甘えたり頼ったりはあまり得意では無かったが相手の前では何故だか素直になれ。)
じゃあもっと甘えろよ。俺は三葉の彼氏だからな
(甘えていると言われてどこで甘えられただろうかなどと思ったが、たとえ甘えていたとしても彼氏として甘えていてほしいという気持ちから「彼氏」と言う単語を改めて口にしどこかドヤァと言いたげに笑みを浮かべて彼女の頭を撫でて)
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