とある森の中、不自然に開けたある場所に、ひっそりと佇む一つのお屋敷があるそうな。
大きな扉の前には、くすんだ赤の依頼箱があって、古びて黄色くなった張り紙には、『 貴方の望むものを 』とだけ書いてあるんだと。
え?怖い話なのかって?いやぁ、なんてことはない。
その屋敷はね、とある年齢不詳の錬金術師と、なりたて薬師の少女が住まう家なのさ。
時折訪れる客の話を聞いたり、仕事の依頼を受けてくれる、ね。
…そうそう、ただまぁこの頃では?随分と賑やかになったって噂だけど。
____
>>1 屋敷主からの挨拶。
>>2 おまけ