暇つぶし冷蔵庫

学生さんだから課題がヤバイんです。
でもやりたくなくて暇なんです。
ううううう鬱になりそう。

アカンわ。
（赤黒い液体がべっとりと付着した銀の棒。ついでとばかりにもう一発、目の前に丁度よく転がっていた男の顔面に振り下ろせば静かな痙攣、見慣れたその人体のウゴキにあちゃー、なんて声。鉄パイプを放り投げると喧しい音。男の呻き声も聞こえなくなったこの路地裏では、よくよく響く響く。よーく磨かれた靴の爪先で男の頭をつついてみるも、反応はナシ。情報を聞き出す程度に痛めつけるはずだったのだが、予定が狂ってしまったようで。俺のせい？違う違う、コイツが根性見せんからぁ。電話の先から聞こえる怒鳴り声も、うるさくてかなわんわぁ）


（/方言苦手ですわぁ）

んーだがらいったべしゃあ。
（目の前で喚き散らす女、その口ちっとは閉じれんのかいなんて悪態と共にマシュマロを２こ、３こと突っ込んでいく。失敗するのは分かっていた、だから言ったのに、だから俺の計画にしていればよかったのにぃ。マシュマロを咀嚼もせず飲み込んだ女の眼光に、怖い怖いと席を立ち、やれやれと見せつけるような溜息一つ。後輩の尻拭いはセンパイの仕事、らしい。ゴキリ、ゴキリと鳴った首にカッコイイ己だけのオモチャを添えて、さぁいざ行かん、おバカなコウハイの首斬りへ）

（ﾊﾘﾎﾟﾀ/リドル）

やぁいらっしゃい、今日はどんな物をお求めで？
（学生時代に培った仮面スマイルは今日も今日とて輝いているらしい。鏡を見たわけじゃあない、こんな趣味の悪い店にやってくる女共の表情でわかる。女の表情が鏡変わりなんて、最高に趣味が悪い、三流も三流の笑えないジョーク。だが、世間の目をクリアに通してくれるという点では非常に便利、かつ、金を落とすという点でも高得点。白い手にはより白い絹のような柔肌を、愛らしい笑顔にはより愛らしく秀麗な微笑を、僕の全てが周囲の全てを魅了し、虜にする。あぁ、勘違いはしないでほしい。魔法なんか使わなくなって、こんなゴミ溜めでは僕の存在は当たり前のように最高であり、頂点。疑問に持つことすら烏滸がましい、そうは思わないかい？）

（銀魂/沖田）

土方コノヤローのせいで、俺まで疲れちまいやしたぁ。
（どう責任とってくれんだコラァ。最後まで言い終わらぬうちに乱暴に剥ぎ取られる愛用のアイマスク。今が夜だから良い物の、もし今が昼で優しく保護されてた俺の目ん玉に日光がダイレクトアタックでもしてたら確実に死刑だったぞコラァ。隣が非常に喧しいのだが、この音量調節がぶっ壊れたラジオはどうやれば完全にぶっ壊せるだろうか。右手は欠伸を抑える手、左手は腰に添え、ちょうどよく片手にフィットしそうな棒状の物を発見。愛用の刀だけど、まぁ刀は血に塗れてなんぼだろう。せいぜい楽しませてくだせぇ、マヨ方さぁん。）

ロルっぽくないロルというか、ふざけた感じでゆるゆるっとロルを回すのもたまにはいいかなと。
こんなロル対人じゃできないですしね。