暇人さん蝶夜んとこよっといで

儂も怖くはないけど不思議な話を話そうかな｡

私は、同じ夢を二週間くらい(?)みたことがあります｡
その夢が少し気味が悪い夢でした。
よくあるなんか暗い空間に私ひとりﾎﾟﾂﾝといる、みたいな、ありきたりな夢で、床に座っている女の人が「たすけて、もういやだ、しにたい」て言っているんです｡
(死にたいってことは幽霊ではないのかな、なんて思っていました。)

同じ夢をそんな長い間みたことないし、少し怖い夢もあまり見ないから、夜が楽しみになってきてしまっている自分が居たんですが、その声を毎日聞くたび、精神的にとても辛そうなのが伝わってきました｡

その人を助けてあげたいけど、心理カウンセラーでも臨床心理士でもないし、かえって悪化させても困るとか色々悩んでいました｡

そうこう悩んでいる間に、その夢を見なくなりました｡

夢を見なくなって一ヶ月(くらいかな)が経ったとき、従姉妹が記憶喪失にな
ったことを母から聞きました｡

原因は多分ストレスだそうです。
従姉妹は、関わりのある人たち、思い出、自分の名前など、全て忘れてしまいました｡
(そこまで忘れるのは珍しいらしい。)

あの夢の女の人は従姉妹だったのかな、と思います｡
会う議会も少ないし、なぜ私の夢に出てきたのかはわかりませんが。

あのとき、私が声をかけたら、ひょっとしたらなにか変わったのかな…。
どうすればよかったのかな｡
なんてたまに思います｡