黒猫 悠華 2016-07-27 20:46:22 |
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唐突にまふそらかきたくなったのでかく。
※僕は某投稿サイトでそーゆーこかいたことないし、歌い手様に関して処女作になります。パクりでもなんでもないし、複製はやめてください(なんか、やだw)。
あ、あと、同棲設定。さかうら(こちらも同棲)あり、かもしれん。ちなみにどちらとも付き合ってる。やることヤ...ゴホンッやった。
「僕、出掛けますねー」
まふまふの声。俺は玄関へと向かう。
まふまふは靴をはく最中だった。
「...今日は、どこいくの」
「うらたさんとこです。ちょっと楽曲のこととかあったりして...まぁ半分は遊びですよ!」
まふまふは声を明るくして言う。最近こういうのが増えた。
あるときはツイキャスを、とうらたのとこにいき、お誘いがあったので、とうらたのとこにいき。夜になって帰ってくる。
どういったらいいのだろうか。...心配...そう、心配だ。多分。
「じゃ、いってきますね」
「...うん。いってらっしゃい」
なにもいえないまま、今日もまふまふは行ってしまった。
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次の日の昼頃。
まふまふが外に出る前に、俺の方から仕掛けてみる。
「ねぇ、まふまふ」
まふまふが俺の声に反応して振り向く。
「ん、なんですか?そらるさん」
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「ねぇ、まふまふ」
振り向くとすぐそこにそらるさんがいた。いつもはしないような顔してる。ああでも、最近出掛けるとき、こういう顔されるなぁ。
僕はなにかあったときにしか言わない、そらるさんのねぇを聞きながら答えた。
「ん、なんですか?そらるさん」
するとそらるさんは、かわいくわたわたし始めた。
「え、えと、その、な、なんていっていいか、わ、わかんないんだけど」
「うん」
僕が相づちを打つと、そらるさんは少しビクッとはねた。
そらるさん、僕になんかしたのかな。なにもされた覚えはないんだけど。
「その...っ、なんで...な、なんで?」
「大丈夫ですよ、ゆっくり話してください」
あわてふためくそらるさんは、告白したとき以来かもしれない。かわいい。
そらるさんがうつむいた。心配しなきゃなんだけど、でも、内容も気になるから急かしてしまう。
「...そらるさん?」
「...んで」
そらるさんは意を決したようにこちらを向く。
「なんで、最近、ここに、いてくれない、の」
寂しいじゃん。そう聞こえてくるような言葉の響きがあった。
若干涙目のそらるさんに近づく。そらるさんがいってくれたんだから、僕もなんかしないと。
そらるさんを抱き締める。身長はそこまで変わらないけど、小さな、乱暴にしたらすぐに壊れてしまいそうな、そんな感覚。まぁ、本人に言ったらなんか怒られそうだけど。
「...ごめんなさい、そらるさん」
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「なんで、最近、ここに、いてくれない、の」
寂しいだろーが。そう言いたかったけどさすがにそれは引っ込めた。
若干涙目で情けない俺を、まふまふ優しく抱き締める。
ふわっと香るまふまふの匂い。包容力のある体。すごく、安心する。まふまふはここにいるんだって、そう思える。
「...ごめんなさい、そらるさん」
ドキッとした。それはどんな意味のごめんなさいなんだ、と。怖かった。俺が恐れている言葉を言われるのではないか、と。
でも、そんなんじゃなかった。
「気付いてあげられなくって、ほんとにごめんなさい」
「...え」
「そらるさんが必要としてくれる限り、僕はそらるさんと一緒です。だから、心配なんてしなくていいんですよ」
まふまふが俺の頭を撫でる。俺の髪をとく。
気持ちがいい。
「ちょっといろいろ準備してたんですよ。ごめんなさい。そらるさんがそんなに心配するなんて、思わなかった。
続きまた今度で。」
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