黒猫 悠華 2016-07-27 20:46:22 |
通報 |
とめどなく流れてくる液体。
それがなぜなのか分からなくって、自分自身困惑する。
何も悲しくなんかないし、何も怒ってないし、私は嬉し涙なんて出さない派の人間だ。
見た瞬間、聞いた瞬間。
溢れ出てきたこの液体は何を表していたのか、私にすら分からない。
でも、一つだけ分かったことがある。
自分がここにいる、って、
言ってくれたような気がしたんだ。
分かってたんだ。
だからあんなこと言ったんだしね。
二人じゃだめなの?って。
ここじゃだめらしいから諦めるしかなかったんだ。
だけどあんだけ僕が甘えてた人ってあの子だけだと思うんだ。
もうあの子、なんて言えないかな。
少なくともあいつよりも信頼してるよ。
いや、言っても僕、信頼してるのって三人しかいないからな。
自分が、裏切られたら傷つくような人。
だけどそうなる前に僕から裏切る。
裏切られたくないっていうよりもそっぽ向かないで、の方が正しい。
こっちみてよ。って、思っちゃうんだ。
いつからだろうね。最初からかも。
結局、自分が消えちゃうのが嫌なんだ。
肯定してほしいんだ。
現代の波に溺れる僕は、なによりも肯定がほしいんだ。
こっちをみて、ここにいていい、って
それだけで涙出てくるような自己中心的なやつなんだよ僕は。
優しくなんてないんだよ。
全部全部自分のためなんだよ。
そんな僕は頑張り方ってのがいまいちわからない。
でも頑張らなきゃ褒めてくれない。
褒められたいんじゃなくてこっちみてほしいだけだけど。
自分は頑張ってるつもりなのに結果が結果だから頑張ってないって思い知らされる。
まぁ中途半端なことしてるから悪いんだけど。
でも僕の決意なんていう脆いものはそう簡単になくて。
僕はしたいことしかしない。
自分でもそれは一番よく分かってる。
だから自分に強制的にさせなきゃいけない。
今までそれを避けてきた。
めんどうだからだるいから疲れるから。
理由づけなんて簡単だった。
だから今度はやらなきゃ。
今度こそ、って。
これで最後になるといいけど。
狡いじゃん。自分はしたくせに。
まぁ僕が強要させることが出来ないからだけど。
ふざけないでよ。不公平だ、って。
ふふ、どーせ届いてないんでしょ?
あー遊びたい。
思いっきし遊びたい。
んで最後には静かにぎゅーするの。
最高だよね。
ね?僕って可笑しいでしょ?
ドラマで後ろからぎゅーってされてたのみて
思い出して
恋しくなって
目頭が熱くなる
僕はあのままでもよかった。
あのまま、ずっとああしていたかった。
ぎこちない関係だとしても、
君といれるならいいかなって思った。
僕さ、最近嘘吐きって言われるけど
これは嘘じゃないんだよね。
嘘でいて欲しかった。
そしたら、こんなに傷がつかなくて済んだ。
一つ一つは軽いのに、量がたくさんあって修復画追いつかない傷。
そしたら、こんなに瓶が割れなくて済んだ。
一つ一つが満タンで、溢れだしたら止まらなくって、修復はこちらも追いつかなくって。
心が、苦しい。
いろんなものが渋滞してる。
捌ききれなくなって出てこようとする僕の感情。
それを必死に押し込める。
こんなの、人前で見せちゃいけないって
分かってるから。
我慢って、大切なんだよ?
我慢なんて、慣れたら意識しなくてもできるよ?
だから僕、全然平気。
今なら、空も飛べるよ。なんてね。
さぁ。
嘘でしょうか、真でしょうか。
羨望と劣等感、そして嫉妬。
これらは繋がってると思う。
劣等感を抱いて、自分にできないことやってる人達に羨望を抱く。
そしていつの間にやらそれが嫉妬に変わる。
だから僕らは自分にないものを求めて、自分の感情をぶつけるのだろう。
そして一部は、それが迷惑なのをわかっているから押し込めているのだろう。
劣等感と嫉妬を抱いて生きていくのは案外つらかったりする。
僕はこんな自分が嫌だ。
羨望して、劣等感を抱いて、醜く嫉妬に変わっていく。
才能がない自分が情けなくって、自分のしたいことが出来なくて、自分ができないことばかり増えていく。
救いようもない。
逆に、こんな僕に何が出来るというのだろうか。
周りを変に空回りさせることか?
てきとーに誤魔化して逃げることか?
嘘をついて独りでに傷つくことか?
こんなこと、できない方がいいよ。
その方が、楽なのに。
この世に善と悪なんてもの、最初からないのだ。
善と悪っていうのがそもそも意味がわからない。
なぜ自分のやっている行動が一人の価値観によって左右されなければいけないのだ。
善と悪なんて、正義のヒーローが正義のヒーローであるために作ったものだろう。
善なんて、それこそ所詮作り物。
善の副産物として、または善の引き立て役として生まれた悪。
悪は、被害者だ。
だって、正義のヒーローが正義のヒーローではなくなる瞬間。
それは悪が消えた時。
アンパンマンだって、いつもいつもパトロールしているだろう?
バイキンマンが現れたら、訳も聞かずに殴り飛ばすだろう?
アンパンマンこそ善と悪で成り立っているようなものだ。
アンパンマンは自分が無能になるのが怖いんだろう。
悪がいなきゃ、自分はただのあんぱんになってしまう。
人々が自分を呼ぶ声なんて、想像してご覧よ。
ぞくぞくするだろ?
みんながみんな自分を欲しているんだぞ?
最初は興奮するだろうさ。
でもあとから考えてみなって。
責任感と重圧の塊だぞ?
最初に善と悪の意味がわからないと言ったが、まぁでもその二つは世界と呼ばれる中には必要不可欠なものなのだろう。
いいか悪いかが分かるから今何をすればいいか分かる。
一人一人が自分の感性で動いてちゃ何も始まらないからな。
まぁ兎に角、この世を統べるものであるなら善と悪がなければならない。
自分を否定する者達を追い払えないからな。
統べるものでなくても必要であるが。
善の象徴として何があると思う?反対に悪の象徴は?
それは天使と悪魔。
天使を具現化するから悪魔がいる。
それは天国と地獄。
天国があるから地獄がいる。
それは勝者と敗者。
勝者が在るから敗者がいる。
それは幸福者と不幸者。
幸福者が在るから不幸者がいる。
しかし一番は神、だろう。
神は万国万能の絶対的な存在だ。
死ぬ前には神に懇願したりする人も少なくないだろう。
では神の反対はなんだろうか。
私は神であると思う。
神が在るから神がいる。
続きはまた今度。
僕は多分、人を好きになっちゃいけなくって。
ほんとに好きだって思ってしまったら、離れなきゃって。
だから、離れた。
僕は君のこと、ちゃんと好き。
だけどそれを越えちゃいけないって、思っちゃったんだ。
たくさんのものをくれた。
なにも返すことができずに、僕は離れた。
僕は君になにができるだろうか。
好きだ、ってちゃんと思える環境が整っているこの国に、
僕は生きてきてよかったって思う。
だけど、僕がそんな感情抱いちゃったら、
相手はふこうになるだろうから。
僕は黙ったまま、君と接し続けるよ。
僕は君のこと、好きだからね。
環境は整っても許してくれないことだってある。
だから、諦めた。
君を引き留めておくこと、やめた。
つもりになってただけ。
まだ僕は君から離れられてない気がする。
忘れられないんだ。
まだしていたいって思うんだ。
許してくれないとは思うけど。
ごめんよ。
おかしいよね。笑っちゃうよね。
自分でもそう思うよ。
唐突に始まるシンデレラ劇場。
あるところにシンデレラ、と呼ばれた少女がおりました。
本名はエリーゼ・グリタニーニ。街ではかわいいと評判の子でしたが、趣味は男遊びで、周りの人から煙たがれていました。
そんなエリーゼをシンデレラ、つまり灰のお姫様と呼び始めたのは、エリーゼの継母。この人は父親がこの世を去った後、連れ子二人と一緒にシンデレラを罵りこき使うことで、シンデレラをどうにか外に出させないよう縛り付けていました。この連れ子二人はとても不気味で、私はこの二人が好きではありませんでした。
シンデレラはこの生活に飽いておりました。心底飽いておりました。
毎日毎日同じことの繰り返し。スリルも満足感もなにもない日々、発散されない自分の欲とストレス、そしてなにより、愛に飢えていたのです。
そんなシンデレラはある日、滅多にない隙を見つけチャンスだと思い込み、計画もなしに洗濯物を巻き散らしながら家を飛び出してしまいました。
継母の子供達は口を開けたまま、シンデレラが出ていったあとをじっと見つめていました。追いかけずに、ただじっと。継母の方は口角を吊り上げ、人間的に嘲笑っていました。
シンデレラはというと、外を裸足で駆け回っておりました。街並は大して変わっておらず、逆に彼女の目には余計に光って見えました。
久しぶりに日光を浴びて、キラキラと自慢の金髪が煌めいていました。瞳も光を十二分に浴びて、まるで無邪気で純粋な子のように。
彼女はふと気が付きました。自分はろくな格好をしていないことに。はっと息を呑むと、自分の知っている道へまた駆け出しました。友達の所へ服を借りに行くのです。このままじゃ久しぶりのたくさんの楽しいことが台無しになるのを恐れた彼女は、扉の前に立つなり、大きく大きく扉を叩きました。
出てきたのは彼女が思っていた人とは違う人でした。
いえ、「違う人でした。」と言うのは正確ではありません。彼女が思っていた友達ではあったのですが、自分と同様に煌めいていたあの頃の友達がここにはいないのです。一緒に馬鹿騒ぎしてくれた友達が、ここにはいないのです。
しかし考えてみると、彼女はここにくるまでに目の死んだ人しか見ていないのです。目の生きた人には会うことがなかったのです。街中の人達みんな、継母の子供のようになるのかと思うとゾッとしました。
彼女は自分が煙たがれていることは知っていました。しかし、笑顔で接してくれているこの街のみんなのことが好きだったからです。
あーどーしよ
ねぇそういうさぁ、
僕がそういう話するからってさぁ
僕が誘ってる訳じゃないしさぁ
別にしようとも思ってないんだけどぉ、
自分ではダメって分かってる
何回も、何回も繰り返してる
こんな自分がほんといや
原因は分かってる
だけど面倒くさくて放置する
見て見ぬふりをする
楽な方を選ぶ
そろそろ潮時かな
楽な方ばっかじゃ、ダメだよなやっぱり
最初から分かってたんだ
四人か。
多いなぁ。
改めて思った。
多くない?
四人だよ?
今年十六の私、
もう四人と唇合わせてるよ。
馬鹿みたい。
断れないぼく、馬鹿だ。
変わったと思ったんだけどなぁ。
何一つ変わってなかったよ。あの日から。
出来ないんだ。
僕の一周まわった優しさは、
とてつもなく邪魔でしかない。
僕は優しくなんかない。
優しくないから、傷つけ傷つく。
痛い。
会いたいよ。
嘘つきは、断罪しなきゃね。
キャシーみたいな断罪人募集。
さぁ僕を裁いてよ。
ジャッジメントしてよ。
僕の全部を隅から隅まで見てよ。
トピック検索 |