黒猫 悠華 2016-07-27 20:46:22 |
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妹(六年)とマジカルバナナやった。
僕「マジカルバナナ!バナナといったら長い!」
妹「長いといったらち○こwwww」
僕「はぁっ??wwwwww」
妹が育ってるわ。うん。
んーわっかんね
もう何もわっかんねー
もうなにも何も何も
僕はだれー
僕はなにー
なんで生きてるのかなー
あーこーゆーのが僕だめなんだよなー
あーしーにたい!
「おい、黒猫人形!どーゆーことだよ!?」
〖えぇー?なんのことさー〗
「とぼけんな!!だって、あれは、あれは…」
俺の、育てた方の母親じゃないか。
そう言おうとした言葉を飲み込んだ。いわなかった。いいたくなかった。
〖……やっぱり気づいちゃうんだ、君は〗
「! やっぱりなにか知ってるんだな?!」
黒猫人形はソファーで立った。
そして手を口にあて、
〖僕の名前はルルア。ルルーって呼んでもいいよ!〗
自己紹介を始めた。
〖君も知っているとおり僕は今、ある方にお仕えしてるわけ?まぁ人間のときも、下僕?奴隷?として違う誰かに仕えてたんだけどねー。それでその方の命令で君たちをここに閉じこめてる訳なんだけど。僕に、ある方が本当にしたいことを教えてくれたんだ。それはこんな僕にでもわかるくらい残酷なことでさー〗
御託を並べる黒猫人形、ルルア。
あの方。人間。奴隷。そしてある命令。残酷。
頭が混乱する。口がぽかーんとあくほど。
なんでこいつはこんなことを急に話し出したんだ?
なんでこいつはあの方の命令の残酷さを俺に報告した?
なんでこいつは、ここにいる?
〖まぁまぁ、落ち着きなよ。そんな顔しないでってばー!…僕は君が今、すべきことを伝えにきたんだ〗
「……すべき、こと」
〖そう、それは━━〗
***
寝過ぎた。下の階から音が聞こえる。
昨日、あんなにユーヤ怒ってたのにまた怒らせちゃうかも。早く、ご飯、作らなきゃ。
そんなことを思い、急いで着替えて、下へ下りる。
キッチンには黒猫人形、リビングにはユーヤが座っていた。
「おはよう、ユウヤ。ごめんなさい、すぐにご飯を作るわ」
「あ、手伝おうか?」
「…え、あ、え…?」
やだ。なにこれ。なにこれ、なにこれ。そんなの間違い。
私の直感。ただの勘。
それは珍しく当たっているような気がしてたまらない。
君は、だれ?
「いや、手伝わなくて良いわ。さっと作ってしまうから」
私は無愛想にそう言って簡単にご飯炊いて、味噌汁作って、机に並べて、
「私、作ってるときに食べたから食べてて。食器は片付けてるだけでいいわ」
「え、うん…」
答えを聞いて、黒猫人形をきっ、と睨みつける。
「ちょっと来なさい。話があるわ」
えぇーとかなんでーとか言ってるけど無理矢理自分の部屋へ連れて行く。
自分の部屋にあった椅子に座らせ、私は黒猫人形に問うた。
「………あれは、だれ」
〖えぇー?なんのことー?〗
「ふざけないで。ちゃんと答えて。あれは、あれは…」
私の、お姉ちゃんじゃないか。
お姉ちゃんを言いたくなくて言葉を引っ込める。
〖…やっぱり、気づいちゃうんだ、君は〗
「! やっぱりなにか知ってるのね?!」
黒猫人形は椅子に立った。
そして口に手を当て、
〖僕の名前はルルア。ルルーって呼んでもいいよ!〗
自己紹介を始めた。
〖君も知っているとおり僕は今、ある方にお仕えしてるわけ?まぁ人間のときも下僕?奴隷?として違う誰かに仕えてたんだけどねー。それでその方の命令で君たちを閉じこめてる訳なんだけど。僕に、ある方がほんとうにしたいことを教えてくれたんだ。それはこんな僕にでもわかるくらい残酷なことでさー〗
思考が追いつかない。
なんでこんなことを急に話し始めたのかもわからない。
でもきっと重要なことだろうと考え、聞くことにした。
〖うん。でね、僕は今、君にすべきことを伝えに来たんだ〗
「…すべき、こと、ね。それは絶対事項?」
〖じゃないと君たちの目的は達成されないよ!話が早くて助かるよ、レーナ。
君たちが今、すべきことはねぇ━━〗
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