反対同士。 ／ 非募

いへぇよ、おもっへうっへの(：痛え、思ってるっての)(ムッとすればこちらも相手の頬をむにっと伸ばして)

ふは、マンマか！マンマな！...ふ、くくっ(いきなりのママ宣言に吹き出し、ツボったのか口元抑えながら笑いこらえ)

ちぎ！離してやるもんか( 一瞬驚いて小さな悲鳴をあげては強気に笑い )

何笑ってんだよ、だってそう言わないと信じてくれそうになかっただろ( 不満気に唇をつきだし小さな声で述べ。)

…。(さてどこまで耐えれるのだろうかと相手の頬をさらにむにむにと弄んで)

いやまあそうだけどよ、アイツの事好きって思われるのは嫌なのにマンマだってのはいいんだな(何とか笑いを抑えようと数回小さく深呼吸して)

…くっそ、あっちい！( 不快そうにしつつ手を早々に離し )

マンマみたいなもんだし、それに好きな人勘違いされたら困るし( ちらりとバレないように相手を盗み見て )

ケセセッ最初からさっさと離しときゃいんだよ(勝ち誇った笑み)

マンマってだけでもアイツなら泣いて喜びそうだな(容易に想像がつく、と)
そういうもんか？(その辺りはあまりよく分からず首をひねり)

うるっせ、暑くさえなければ離してなかったんだからな( 負け犬の遠吠え )

鬱陶しそうだから言わねえけどな( ふん )
チッ、そういうもんだよ。…お前は好きな人とか居ないのかよ( ぽそ、とほんのすこしの不安が滲み出た声で尋ね )

よしなら今度するときはクーラーガンガンでやろうぜ！(悪笑)

なら俺がこっそり伝えといてやるよ(ぐっ)
好きな奴位俺にもいるぞ(さも当たり前のように)

クーラーは環境に悪いから駄目だ( 顔が引きつり )

余計なお世話すんな、ちくしょーが( 嫌そうな顔をして )
…まじかよ。は、好かれた奴も可哀想だな( か細い声で一言口から洩らした後、鼻で笑い皮肉めいた言葉を言い )

アレ、お兄様そんなに環境問題に熱心だったか？(ニヨニヨとしながら顔覗き込み)

そうか？俺に好かれるとか最高じゃんよ
少なくともお兄様は嫌らしいけどな(なんてこと無いと気丈に振舞ってみせるが内心そのダメージは計り知れず)

当たり前だろ、地球温暖化とかでアクアアルタも起きるし( 目を泳がせ )

お前に好かれるんだったら地獄に堕ちた方がマシだね。どうせベッラなんだろ？お前には無理だって( ケッと嫌そうなフリをし、顔の前で手を左右に振って )

ふーん、アレ、でもそれは俺の記憶が正しけりゃフェリちゃんの方で起こるんじゃ...？(記憶が曖昧故首傾げ)

な、...そうだぜ！そりゃあもうすげえ美人で胸もでかくてだな！何より俺にもうメロメロって感じで(相手の言葉にぷつんと何かが吹っ切れそんなデタラメをぺらぺらと)

フェリの方だけどよ、俺はお兄ちゃんなんだから心配するのが普通だろ( ぐぬぬ )

なんでお前なんかがそんなベッラ捕まえてんだよ！ありえねー、どうせ嘘だろ？( 大声で相手の言うことに噛み付き、祈るように事実を確認しようとして。 )

成程弟思いなお兄様か、まあ分からなくもねえな(自分の弟を思い浮かべ)

ちょ、声でけえよ、俺が美人捕まえちゃ駄目かよ！少しくらい信じろっての、つか何でそんなに嘘にしたがんだ？(相手の大声に耳ふさぎながら。こんな状況で嘘だなんて言えば笑いものになるとそのまま突き通すことに)

な！可愛い弟のためだから、クーラーは駄目だ。( 後ろで小さくガッツポーズをし )


…そーかよ。別に、芋臭いお前がかっちょいい俺よりも先にベッラを捕まえたのが信じたくねえだけ( 声にならない声が出たあと、一気に冷静になり平坦な声で嘘を述べて肩を落とし、落ち込み。)

でもよ、こんな暑い中じゃフェリちゃんも厳しくねーか？

え、えぇ…俺そんなに下に見られてたのかよ…(落ち込む相手見て思わず真顔)
…ま、美人捕まえたってのは嘘だけど(最終的にさらりと述べて"ベッラでもない奴にまでフラれたしな"と小声でぼそり)

あー、それは、えっと、バカ弟は寒がりだから平気だ( もごもご )


嘘なのかよ、お前、ふざけんじゃねえぞ。吃驚したじゃねえか、本当、ばか…( 安堵の息を洩らし、ぽすっと相手の胸を軽く叩いては小声が聞き取れず｢あ？何か言ったか？｣と聞き返し。)

そうだったのか！？そりゃあ初耳だぜ(驚いたように)

ケセセッお兄様の驚きっぷり凄かったぞ！久しぶりに面白いもんが見れたな(笑いながらいつもの調子で。"いやなんでもねえよ、気にすんな"と頭くしゃりと撫でて)

はは、あいつ誰にも言ってねえならな…( 少しの罪悪感を覚え不自然に笑い )


こっちからしてみれば笑えない冗談だったんだからな。たっく…、罰としてジェラート奢ってほしいくらいだ( 今度は怒りを顕にし図々しくジェラートを求めて、｢ならいいけどよ｣と大人しく追及するのを止め。 )

そうだったのか…じゃあ遊びに来た時にはクーラー切ってやるか…否でも俺はクーラーが欲しい(勝手に葛藤始めて)

少しくらい笑えよ。なんだかなり安く済むじゃねーか(もっと難しいことかと思えばそんなことで。ジェラートくらいまた奢ってやるよ、と。それよりもあっさりと想いを伝えるまでもなく玉砕した俺のガラスのハートの修理費を何とかしてくれなんて考えながら)

いや、いい！てか遊びにくんな、芋臭いのがうつるから！( 首を大きく振り )


本当か？やった( 嬉しそうに笑うと今度は先程言い過ぎてしまったことを思い出し、少し居心地が悪く感じて｢…あのよ、さっきさ地獄に堕ちた方がマシとか言い過ぎた。悪い｣と小さな声で謝り )